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俺の大切なネッ友&リア友に捧げます。
*
ログインしている人はできれば俺のボードを覗くだけでもいいんで見てください。
そこに伝えたいことは全て書きました。
前書きあとがきとかごちゃごちゃ言っててもしょーがないと思うので、
伝えたいことを単刀直入に言います。
受験勉強に集中したいので、占ツクの一切の更新を3月下旬ぐらいまで停止したいと思います。
こみゅ〜の返信に関しては、ボードを見てくれればいいかなって。
俺の小説はあんまり人気無いかもしれないけど、
それでも読んでくれる大切な人が居るので、俺はその人の為に
読んでくれる人が少なくても更新を続けたい。
だけど、それをやるのは今じゃないと思うんで。
今は、しっかり受験勉強に専念したいと思います。
結局ごちゃごちゃ言っちゃいましたね…すいません。
上のは、綺麗事言ってんじゃねー程度に聞き流してください。
それでは、ありがとうございました。紫陽花でした。良いお年を。
俺の大切なネッ友&リア友に捧げます。*
ログインしている人はできれば俺のボードを覗くだけでもいいんで見てください。
そこに伝えたいことは全て書きました。
前書きあとがきとかごちゃごちゃ言っててもしょーがないと思うので、
伝えたいことを単刀直入に言います。
受験勉強に集中したいので、占ツクの一切の更新を3月下旬ぐらいまで停止したいと思います。
こみゅ〜の返信に関しては、ボードを見てくれればいいかなって。
俺の小説はあんまり人気無いかもしれないけど、
それでも読んでくれる大切な人が居るので、俺はその人の為に
読んでくれる人が少なくても更新を続けたい。
だけど、それをやるのは今じゃないと思うんで。
今は、しっかり受験勉強に専念したいと思います。
結局ごちゃごちゃ言っちゃいましたね…すいません。
上のは、綺麗事言ってんじゃねー程度に聞き流してください。
それでは、ありがとうございました。紫陽花でした。良いお年を。
12月22日(金) 放課後 :烏野高校 男子バレーボール部 部室
.
「…ちわっス!」
―そう、何時も通りに挨拶をして烏野高校1年生の影山飛雄は部室に入っていった。
入り口が自身の身長よりも小さいので、少しだけ頭をもたげる。
そして、中に同輩の一年生が居るのを確認すると、軽い挨拶をして着替え始めた。
1年生の中で一番小さい日向が、挨拶を返した時に口元が緩みまくっていたのは
気のせいだろうか。
「…なぁ、影山〜」「何だよ」「今日、何の日か知ってるか〜?」「…。」
…本人に訊いてどうするんだよ。影山は無視して学ランを脱ぎ始める。
それでもなお、日向はしつこくひっついてくる。
つか、今日はいつもに増してひっついてくる。正直しつこい。
「…自分で答えなくちゃダメかよ」「うん」「日向お前そんなSだったか?」「うん」
何で部活前にこんなにイライラさせられなくちゃならないのか。
そりゃ、2学期も終わって課題が多くて気が重いのは自覚しているけど。
その上、春高の予選も決勝であと一歩というところで敗退してしまい、
先輩が引退して…あの人が居なくなって…。
「…今日は、」
乗り気でないけれど、答えないで余計に引っ付かれるのも嫌だ。
さっさと答えて体育館に行かなければ。
「今日は、俺の「影山!!お誕生日おめでとう!!」…は?」
ﾊﾟﾝ!
…煙たい。頭のすぐ後ろで聞こえた破裂音は、もしかしてクラッカーだろうか。
日向の方を向いていたので、突如として背後から掛けられた声が日向のものでは無い事
ぐらい、影山にだって容易にわかった。
声の主を知りたくて、くいと首だけを後ろに向けてみる。
そこには…。
「よっ、影山。2ヶ月ぶりぐらい?(笑」
先月部活を引退した、3年生が一人。
*
「…。」
あまりに突然すぎるサプライズに呆然とする影山に、
ほっぺゆるゆるの日向が笑いかける。
「影山吃驚したー?誕生日なんですよって言ったら、来てくれたんだよ!!」
それに呼応するように、3年生が影山に向かって微笑む。
「日向とか月島は、俺らが引退する前に祝っただろ?
影山だけ祝ってやれないのも、可哀想だなと思って。あ、大地たちもすぐ来ると思う。
ほら、お前達どうしてるかなーって様子見にもなるしな!」
「…あ、はい、そうですか…」
「影山反応薄っ!!?」
―いや、本当に突然の事で驚いてしまって言葉が出ないだけなのだ。
それを説明する言葉も出てこないので、こんなベターな反応を返すほかない。
「なんだよー、折角サプライズ!って思ったのに〜」
ジャージに着替え終わった日向が、3年生にすかさず飛びついた。
飛びつかれた3年生は、困ったような笑みを浮かべながらも日向の髪を優しく撫でる。
入部当初、素人同然であった日向は、この3年生によく指導を受けていた。
その結果、→懐いた…と。
「日向身長伸びた〜?」「はいっ!!5mmですけど!!」「それ伸びたって言うの〜?ww」
「言いますよ!立派な成長です!!」
先ほどまで影山の誕生日のサプライズがどうとか騒いでいたくせに、
3年生が来るとすぐこうやって犬見たいに飛びつくから困ったものだ。
まあそこも、愛嬌として捉えている影山は自分の事を偉いと思わずには居られない。
.
日「スガさんスガさん!!体育館行きましょ!俺、サーブ上達したんですよ!」
「お、そうなの?ちょっと見せて貰いたいな、」
影山もジャージに着替え終わったところで、日向は3年生の腕をぐいぐいと
引っ張り早速体育館へと連れて行こうとする。
すると3年生は、「でもちょっと待って」とやんわりと日向から離れ、
影山のほうに近づいてきた。
そしてじっと影山の事を見つめてくる。
「…?俺、何かついてますか?」
「いや?なんか、ちょっと逢わなかっただけで顔立ち大人っぽくなったなって思ってさ」
「…」
何か俺影山のお母さんになったみたいだな、と笑う3年生に、
つられて笑みを零す。
「…あ、そうそう。今日はこれを渡しに来たんだった!」
突然思い出したかのように3年生はポン、と両手を叩いた。
そして鞄の中を漁り始める。一体何を始めるつもりなのか。
日向の方をふと見てみると、何が起こるのか知っているのか
「あー、アレですか?」なんて言っている。「そうだよー」
…お前ら、そこまで仲良くなってた訳?
それにはちょっと、羨望みたいな何かを感じる。
先輩が特定の後輩とばかり仲良くすることには別に抵抗は感じない。
しかし、それがこの先輩となると話は別だった。
どうしてか?……そう聞かれたら、具体的な言葉で説明するのは難しいかもしれないけど。
「…はい!」「あ、…あざっす」「わ!影山俺と色違うー!!」
3年生が鞄から取り出したものは、バレーボールを象ったストラップだった。
そのストラップには、見覚えがある。
実は、影山よりも先に誕生日を迎えていた日向、他1年2人にも同じようなストラップを
渡しているところを見たことがあるのだ。
その3人の様子を見ていて、12月になったら自分も貰うのだろうか、と思っていたが
やはりそうだった。
しかし、影山が貰ったストラップは日向とは違い、青と黄色をしたボールだった。
日向は、緑と赤と白。他の一年生は確か、もっと違う色…
ともかく、青と黄色ではなかったはず。
渡されたときに触れた3年生の指は、2ヶ月部活をしていないからか、
以前より随分と細く見えた。肌も、何だか少しだけ白く見える。
「…あの、大丈夫ですか?」「ぇ?何がー?」「あ、いや…体調とか」
「ん?全然平気だよ?」「ならいいんすけど…。」「??」
早速、受け取ったストラップを鞄につけてみる。
よくよく思い出せば、
今は学級活動中でまだ来ていないのだが月島らも鞄につけていたはず。
日向は携帯だったはずだ。
つけ終わったストラップをじっと見つめてみる。鞄に対してちょうどいいサイズだし、
この人、やっぱセンスある。
ふと気がついて辺りを見渡してみると、日向がいつの間にかこの場から忽然と
姿を消していた。あいつのことだ、もう体育館に向かってしまったのかもしれない。
いつも一番は俺なのに、そう思って影山は日向の後を追うために駆け出そうとする。
すると、3年生に腕をつかまれた。
「―ねぇ、影山」「…何すか」「あのね、
このストラップ、実は最後の一個でさ。」「!そうなんすか?」
「うん。…ほら、俺部活にまだ居た頃、日向にばっか構ってて、
影山に全然教えてやれなかっただろ?まあ、お前は教えなくても
自分で喰らいついていくタイプだったから、平気かななんて思っちゃって…
…ごめん、これただの言い訳だ」…何もいえない。
「だから、こうして最後の一個を選んだのにもちょっと意味があってさ。
…影山も、大切な後輩で、それでいて同じ、セッターってポジションだから。
正直、影山にスタメン取られたの、ちょっぴり悔しかった。
でも、烏野が勝つために影山が必要なら、それでいいんじゃないかなって、
思っちゃったんだよな。…でも、そのおかげで俺もいっぱい学ぶことあったし。
今更だけど、影山は俺の中でも"特別な"後輩でした。
……最後の試合の日、言えなかったこと今言っとくよ。
一回しか言わないからよく聞いといてね。
.
…今までありがとう。影山…俺と同じポジションで居てくれてありがとう。」
…暖かくて、優しい感触が影山の全身を包んだ。
その温もりは、他の誰でもない、その3年生のものだった。
影山は抱き寄せられていたのだ。
知らず知らずのうちに、影山は彼の背中に手を回していた。
どうしてだろう、眠いわけでも無いのに視界が歪んでいく。
「あー、後一回で良いから影山と同じコートに立ってみたかったな。
6人制だから、セッターって大体一人じゃん?うちも、そういう方式採用してるし。」
「…立ちましょう、××さん」
「え?」「…我侭承知の上でお願いします。
放課後、AB戦付き合ってください!」「へっ!?いいの?縁下とかに許可とんないと…」
「許可は俺が取ります。俺も、××さんと同じコートに一度でいい、立ってみたい」
―それが、引退した後でも。
影山の意思が固いことに気づいたその3年生は、少し目尻を下げて笑った。
そうだ。影山飛雄って、こういうやつだったよな、確か。
我侭で、自己中で、コート上の王様なんて呼ばれてた。
でも今は、「孤独」の王様じゃない。
日向や、月島や、先輩達が居る。
もう大丈夫だ。影山は、俺が居なくても…いや、
元から居なくても平気だったのかもしれないけど、
影山飛雄から学んだことって、少ないようで多いのかもしれない。
「…じゃあ、体育館行くべ!」「あス!!」
3年生の声に反応した影山が、いつもと変わらない元気な声を上げる。
怒鳴っているように聞こえなくなったのも、やっぱり気のせいだったりして?
「―あ、そうそう影山!」「今度はどうしたんですか?」
「
生まれてきてくれて、ありがとう」
ほら、影山。
そんな目で体育館言ったら、日向が俺が泣かせたって勘違いされちゃうでしょ?
だけどもう手遅れ。
俺のこの一言が引き金になったらしくって、
影山はまた、泣き出してしまった。
*
〜おまけ〜
「…飛雄ーーーーーーーーー!!!16歳おめでとうーーーー!!
わざわざ受験勉強サボって及川が会いに来てあげたy」
「受験勉強放って何してるんですか及川さん帰ってください」
「なにそれ爽やかくんとの温度差!!!」
*
〜まとめ〜
・飛雄お誕生日おめでとう。30分遅刻した許してくれ。
・ゆうちゃん…30分遅れた。ごめんマジごめん。
クロ川チェンジ面白かった!続き期待w
俺も日研#5頑張って書くからw そんじゃー良いお年を!
折角冬至に生まれたんだから、かぼちゃとかゆず湯とかも絡めたかったけど
高校生でそれはおばあちゃんくさいかなと断念。
旭さんだったら絶対やってた。うん。
.
「…ちわっス!」
―そう、何時も通りに挨拶をして烏野高校1年生の影山飛雄は部室に入っていった。
入り口が自身の身長よりも小さいので、少しだけ頭をもたげる。
そして、中に同輩の一年生が居るのを確認すると、軽い挨拶をして着替え始めた。
1年生の中で一番小さい日向が、挨拶を返した時に口元が緩みまくっていたのは
気のせいだろうか。
「…なぁ、影山〜」「何だよ」「今日、何の日か知ってるか〜?」「…。」
…本人に訊いてどうするんだよ。影山は無視して学ランを脱ぎ始める。
それでもなお、日向はしつこくひっついてくる。
つか、今日はいつもに増してひっついてくる。正直しつこい。
「…自分で答えなくちゃダメかよ」「うん」「日向お前そんなSだったか?」「うん」
何で部活前にこんなにイライラさせられなくちゃならないのか。
そりゃ、2学期も終わって課題が多くて気が重いのは自覚しているけど。
その上、春高の予選も決勝であと一歩というところで敗退してしまい、
先輩が引退して…あの人が居なくなって…。
「…今日は、」
乗り気でないけれど、答えないで余計に引っ付かれるのも嫌だ。
さっさと答えて体育館に行かなければ。
「今日は、俺の「影山!!お誕生日おめでとう!!」…は?」
ﾊﾟﾝ!
…煙たい。頭のすぐ後ろで聞こえた破裂音は、もしかしてクラッカーだろうか。
日向の方を向いていたので、突如として背後から掛けられた声が日向のものでは無い事
ぐらい、影山にだって容易にわかった。
声の主を知りたくて、くいと首だけを後ろに向けてみる。
そこには…。
「よっ、影山。2ヶ月ぶりぐらい?(笑」
先月部活を引退した、3年生が一人。
*
「…。」
あまりに突然すぎるサプライズに呆然とする影山に、
ほっぺゆるゆるの日向が笑いかける。
「影山吃驚したー?誕生日なんですよって言ったら、来てくれたんだよ!!」
それに呼応するように、3年生が影山に向かって微笑む。
「日向とか月島は、俺らが引退する前に祝っただろ?
影山だけ祝ってやれないのも、可哀想だなと思って。あ、大地たちもすぐ来ると思う。
ほら、お前達どうしてるかなーって様子見にもなるしな!」
「…あ、はい、そうですか…」
「影山反応薄っ!!?」
―いや、本当に突然の事で驚いてしまって言葉が出ないだけなのだ。
それを説明する言葉も出てこないので、こんなベターな反応を返すほかない。
「なんだよー、折角サプライズ!って思ったのに〜」
ジャージに着替え終わった日向が、3年生にすかさず飛びついた。
飛びつかれた3年生は、困ったような笑みを浮かべながらも日向の髪を優しく撫でる。
入部当初、素人同然であった日向は、この3年生によく指導を受けていた。
その結果、→懐いた…と。
「日向身長伸びた〜?」「はいっ!!5mmですけど!!」「それ伸びたって言うの〜?ww」
「言いますよ!立派な成長です!!」
先ほどまで影山の誕生日のサプライズがどうとか騒いでいたくせに、
3年生が来るとすぐこうやって犬見たいに飛びつくから困ったものだ。
まあそこも、愛嬌として捉えている影山は自分の事を偉いと思わずには居られない。
.
日「スガさんスガさん!!体育館行きましょ!俺、サーブ上達したんですよ!」
「お、そうなの?ちょっと見せて貰いたいな、」
影山もジャージに着替え終わったところで、日向は3年生の腕をぐいぐいと
引っ張り早速体育館へと連れて行こうとする。
すると3年生は、「でもちょっと待って」とやんわりと日向から離れ、
影山のほうに近づいてきた。
そしてじっと影山の事を見つめてくる。
「…?俺、何かついてますか?」
「いや?なんか、ちょっと逢わなかっただけで顔立ち大人っぽくなったなって思ってさ」
「…」
何か俺影山のお母さんになったみたいだな、と笑う3年生に、
つられて笑みを零す。
「…あ、そうそう。今日はこれを渡しに来たんだった!」
突然思い出したかのように3年生はポン、と両手を叩いた。
そして鞄の中を漁り始める。一体何を始めるつもりなのか。
日向の方をふと見てみると、何が起こるのか知っているのか
「あー、アレですか?」なんて言っている。「そうだよー」
…お前ら、そこまで仲良くなってた訳?
それにはちょっと、羨望みたいな何かを感じる。
先輩が特定の後輩とばかり仲良くすることには別に抵抗は感じない。
しかし、それがこの先輩となると話は別だった。
どうしてか?……そう聞かれたら、具体的な言葉で説明するのは難しいかもしれないけど。
「…はい!」「あ、…あざっす」「わ!影山俺と色違うー!!」
3年生が鞄から取り出したものは、バレーボールを象ったストラップだった。
そのストラップには、見覚えがある。
実は、影山よりも先に誕生日を迎えていた日向、他1年2人にも同じようなストラップを
渡しているところを見たことがあるのだ。
その3人の様子を見ていて、12月になったら自分も貰うのだろうか、と思っていたが
やはりそうだった。
しかし、影山が貰ったストラップは日向とは違い、青と黄色をしたボールだった。
日向は、緑と赤と白。他の一年生は確か、もっと違う色…
ともかく、青と黄色ではなかったはず。
渡されたときに触れた3年生の指は、2ヶ月部活をしていないからか、
以前より随分と細く見えた。肌も、何だか少しだけ白く見える。
「…あの、大丈夫ですか?」「ぇ?何がー?」「あ、いや…体調とか」
「ん?全然平気だよ?」「ならいいんすけど…。」「??」
早速、受け取ったストラップを鞄につけてみる。
よくよく思い出せば、
今は学級活動中でまだ来ていないのだが月島らも鞄につけていたはず。
日向は携帯だったはずだ。
つけ終わったストラップをじっと見つめてみる。鞄に対してちょうどいいサイズだし、
この人、やっぱセンスある。
ふと気がついて辺りを見渡してみると、日向がいつの間にかこの場から忽然と
姿を消していた。あいつのことだ、もう体育館に向かってしまったのかもしれない。
いつも一番は俺なのに、そう思って影山は日向の後を追うために駆け出そうとする。
すると、3年生に腕をつかまれた。
「―ねぇ、影山」「…何すか」「あのね、
このストラップ、実は最後の一個でさ。」「!そうなんすか?」
「うん。…ほら、俺部活にまだ居た頃、日向にばっか構ってて、
影山に全然教えてやれなかっただろ?まあ、お前は教えなくても
自分で喰らいついていくタイプだったから、平気かななんて思っちゃって…
…ごめん、これただの言い訳だ」…何もいえない。
「だから、こうして最後の一個を選んだのにもちょっと意味があってさ。
…影山も、大切な後輩で、それでいて同じ、セッターってポジションだから。
正直、影山にスタメン取られたの、ちょっぴり悔しかった。
でも、烏野が勝つために影山が必要なら、それでいいんじゃないかなって、
思っちゃったんだよな。…でも、そのおかげで俺もいっぱい学ぶことあったし。
今更だけど、影山は俺の中でも"特別な"後輩でした。
……最後の試合の日、言えなかったこと今言っとくよ。
一回しか言わないからよく聞いといてね。
.
…今までありがとう。影山…俺と同じポジションで居てくれてありがとう。」
…暖かくて、優しい感触が影山の全身を包んだ。
その温もりは、他の誰でもない、その3年生のものだった。
影山は抱き寄せられていたのだ。
知らず知らずのうちに、影山は彼の背中に手を回していた。
どうしてだろう、眠いわけでも無いのに視界が歪んでいく。
「あー、後一回で良いから影山と同じコートに立ってみたかったな。
6人制だから、セッターって大体一人じゃん?うちも、そういう方式採用してるし。」
「…立ちましょう、××さん」
「え?」「…我侭承知の上でお願いします。
放課後、AB戦付き合ってください!」「へっ!?いいの?縁下とかに許可とんないと…」
「許可は俺が取ります。俺も、××さんと同じコートに一度でいい、立ってみたい」
―それが、引退した後でも。
影山の意思が固いことに気づいたその3年生は、少し目尻を下げて笑った。
そうだ。影山飛雄って、こういうやつだったよな、確か。
我侭で、自己中で、コート上の王様なんて呼ばれてた。
でも今は、「孤独」の王様じゃない。
日向や、月島や、先輩達が居る。
もう大丈夫だ。影山は、俺が居なくても…いや、
元から居なくても平気だったのかもしれないけど、
影山飛雄から学んだことって、少ないようで多いのかもしれない。
「…じゃあ、体育館行くべ!」「あス!!」
3年生の声に反応した影山が、いつもと変わらない元気な声を上げる。
怒鳴っているように聞こえなくなったのも、やっぱり気のせいだったりして?
「―あ、そうそう影山!」「今度はどうしたんですか?」
「
生まれてきてくれて、ありがとう」
ほら、影山。
そんな目で体育館言ったら、日向が俺が泣かせたって勘違いされちゃうでしょ?
だけどもう手遅れ。
俺のこの一言が引き金になったらしくって、
影山はまた、泣き出してしまった。
*
〜おまけ〜
「…飛雄ーーーーーーーーー!!!16歳おめでとうーーーー!!
わざわざ受験勉強サボって及川が会いに来てあげたy」
「受験勉強放って何してるんですか及川さん帰ってください」
「なにそれ爽やかくんとの温度差!!!」
*
〜まとめ〜
・飛雄お誕生日おめでとう。30分遅刻した許してくれ。
・ゆうちゃん…30分遅れた。ごめんマジごめん。
クロ川チェンジ面白かった!続き期待w
俺も日研#5頑張って書くからw そんじゃー良いお年を!
折角冬至に生まれたんだから、かぼちゃとかゆず湯とかも絡めたかったけど
高校生でそれはおばあちゃんくさいかなと断念。
旭さんだったら絶対やってた。うん。
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紫陽花*黒研/祝ハマトラ映画化(プロフ) - あすぱらさん» 久しぶり！←高校生になりましたwwwあすぱら元気ー？ww (2015年5月23日 14時) (
レス) id: 773a304b20 (このIDを非表示/違反報告)
あすぱら(プロフ) - 紫陽花*ひな/ボード見てさん» あけおめことよろ！(°▽°*)私も正直ここに来るの難しくなるw今年も宜しくね(*´ω`)ノ (2015年1月4日 10時) (レス) id: 30be045bc5 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花*ひな/ボード見て(プロフ) - あすぱらさん» あけおめー♪今年は…3月末まであんま絡めないと思うけど;;よろしくなっwお互い頑張ろうなー!! (2015年1月4日 7時) (レス) id: 2f62fa648a (このIDを非表示/違反報告)
あすぱら(プロフ) - 紫陽花*ひなさん» 大丈夫よ、私も勉強詰めで干からびると思うからd(`・ω・´)← 良いお年をー(´∀`*) (2014年12月28日 10時) (レス) id: 30be045bc5 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花*ひな(プロフ) - あすぱらさん» 久しぶりー!!!元気だった?んー、勉強もあるし見にいけるかわからないけど…時間あったら見に行く!遅くなってごめん、メリクリ!&よいお年を〜!！ (2014年12月28日 2時) (レス) id: 2f62fa648a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫陽花*ひな | 作成日時：2014年12月23日 0時
