東方幻想記録物語、テンプレート【アリス・ハノーヴァー】

【名前】
　Alice(アリス) Hanover(ハノーヴァー)

【性別】
　女

【年齢】
　14歳

【性格】
　寡黙で冷静沈着、冷酷な仕事人。任された仕事（特に主人であるヴィクトリアの命令）は忠実にこなし、元軍人であるためかプロ意識が高い。命令の為ならば、どんな残虐な行為でも、どんな汚れ仕事でも、どんな卑怯な作戦でも遂行する。正義は戦場に置いてきた。発想力に非常に長けており、相手の意表をついた作戦や革新的な戦略を無限に思いつく。戦略も一流、戦闘も一流、心構えも一流の、超一流の軍人。
　仕事モードとプライベートの切り替えはきちんとしており、プライベートでは穏やかで義理堅く面倒見が良い。公私共に表情の変化が少なく、時に冷たく無愛想と取られてしまうが、実際のところは少し天然と常識知らずが入っているだけの14歳である。

【容姿】こあくまめーかー2ndさんをお借りしました！

　時折「人形」とも（単純に顔の良さだけでなく、表情の乏しさや在り方など全て含めて）形容され、容姿の良さはモデル並み。身長180cm。身体能力がズバ抜けており、歩く走る翔ぶ殴る蹴る投げる撃つ等々なんでもござれな戦闘行為のプロフェッショナル。
　ツインハーフアップにした赤い髪に青い右眼を持ち、画像では青だが左眼だけが灰色。実は昔に経験した出来事によって左眼を失明している。右眼の視力もかなり落ちており、眼鏡をかけている。
　服装はフリルたっぷりのミニスカメイド服。ホワイトブリムは付けておらず、ニーハイとローファーを履いている。なぜ着ているかといえば、主人の趣味である。

【能力】
・爆発させる程度の能力
　物理的な爆発のみならず、魔力をはじめとしたアビリティの性能を爆発的に強化する事ができる。異能を抜きにした素の能力が高い彼女にはぴったりの能力である。

・主に戦闘時は狙撃をメインに据えている。弾幕も鈴仙のような形をしており、狙撃をテーマにしたものが多いのが特徴。しかし、容姿の項でも書いたように戦闘能力が神懸かっている為、長距離戦闘から超至近距離戦闘までなんでも対応できる。

【好きなもの】
　主人、狙撃、食事

【嫌いなもの】
　飢餓

【特技】
　大体の事

【苦手】
　なし

【セリフ系】
　一人称は「小官」、二人称は「貴公」。軍人のようなお堅い口調で喋る。
「小官の名前か。名前はアリスだ。アリス・ハノーヴァー。……うむ、では貴公の名を聞こう」
「ん……この服は小官の趣味か、とな？ふむ、残念だが小官の趣味ではない。ヴィーシャ……ヴィクトリア様が着ろと言っていたものでな。どうだ、『カワイイ』のではないか？」
「む、この食事……なかなかに美味だな。戦場ではろくな食事も取れなかったのでな、実は小官は食事を取るのが好きなのだ。逆に、飢餓には嫌な思い出があるから嫌いだ」
「……貴公は、『地獄』を知っているか？幻想郷で馴染み深いそれではない。黴びた支給品に錆びた武器、凍てつくような寒気に晒されて壊死した指先。前日まで馬鹿話をした戦友が、夜が明けると欠片も残っていない。そんな場所だ。小官の存在意義はそこで黙って戦果を挙げる事だった。───何ともまあ、虚しいものだったな」

【過去】
　種族の欄にある通り、軍事用として作られた人造人間。アリスの他にも軍用の人造人間は居たが、アリスはその中で最高傑作と呼ばれ、大戦期に狙撃手として活躍した。百発百中の精密射撃と無限に等しい手練手管を以て敵軍を片端から屠る鬼神の如き活躍により、「烈火の殺人姫」と讃えられ恐れられた。
　しかし、アリスは『あまりにも強過ぎた』。アリスが敵軍に寝返ったり反逆したりする事を恐れた上層部は、アリスを、所属していた狙撃手小隊ごと処分したのだ。仲間の助力を得て命からがら逃げ延びたアリスだったが、国を敵にした逃避行は長く続かない。国の特殊部隊に追い詰められ、ここまでかと覚悟したその瞬間───たまたま居合わせたヴィクトリアが降り立ち、特殊部隊を一蹴した。そしてヴィクトリアはアリスを何故か気に入り、自分の右腕として生きる道をアリスに与えた。
　要はヴィクトリアはアリスの命の恩人であり、新しく生きる意味を与えてくれた存在なのである。

【その他】
　種族：人造人間
　危険度：高
　人間友好度：高
　主な活動場所：ヴィクトリアの側

【関係】
・ヴィクトリア・アレクサンドリナ
　ヴィーシャ、ヴィクトリア様⇄アリス
　主人にして友人。過去の項で書いたように、人生に関わる恩人でもある。ヴィクトリアには主従関係や友人関係には収まりきらないクソデカ感情を抱いており、命を捨てても彼女を守ると誓っている。要約すると百合。

【作者】
　モルガン・ル・フェ