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本当は、ある作品のあとがきで書こうと思っていたことなのですが、自分が自分に言いたいことなので、ホームページを作ることにしました。
自分宛に書いておりますので、上から目線な物言いになります。申し訳ありません。

少しでも共感して頂ける方がいらっしゃれば、嬉しく思います。
覚えていますか。

あなたが最初に作った作品のこと。

人気作者様に憧れて作ったのに、思うように伸びなくて、悔しい思いをしましたよね。

なんであの作者様の作品は一日に何万人もの方が見るのに、私のは誰も見てくれないんだろう。

そうだ。ここだけの話、自分でお星様押したこともありますよね。

思い出しましたか?

その作品、今読み返したら、笑っちゃいますよね。

少ない語彙、下手くそな文章、異常なまでに高いテンション。

自分だって読みたいとは思いません。

でも、あの頃、すごく楽しかった。

ただただ、好きだって気持ちだけで書いてた。

学校から帰ったら、必ず占いツクールを開いて、二桁に乗らない一日の閲覧数と、自分で入れた一票だけの評価と、ゼロから増えないお気に入り登録者様の数、それから綺麗なコメント欄にちょっと落ち込んで、それでもめげずに更新して。

その繰り返しだった。

だから、初めて一日の閲覧数が二桁に乗ったとき、初めて自分以外の評価が入ったとき、初めてお気に入り登録者様ができたとき、初めてコメントを頂いたとき、どれも飛び上がるほど嬉しかった。


覚えてますか?

あのときのきもち。


今でも私の語彙は豊富とは言えないし、文章も、やっと読めるものが書けるようになったところです。テンションは……変わりません。

とあるとき、偶然にも、一日に何千人もの方に読んでいただける作品を作ったあなたは、それをきっかけに、人気がないとダメだ、と思うようになっていませんか。


三桁に乗らない一日の閲覧数に落ち込んでいる今、読んでくださる方への感謝のきもちが薄れているとは言えませんか。

自分で入れることは無くなったけれど、やっぱり少ないままの評価にため息を吐く今、評価してくださることの有り難さ、忘れているとは言えませんか。

お気に入り登録者様が増えないことに肩を落とす今、お気に入りに登録してくださった方々のことを考えていないとは言えませんか。

あのときのように、程度の低い作品を作れと言いたいのではありません。

あのときのように、自分の“好き”を形にした作品が、誰かに届くことを、もっと喜んでほしいのです。


たくさんの創作作品が飛び交うなかで、自分の作品と巡り会う方がいてくれることを、奇跡と呼ばずしてなんと呼ぶのでしょうか。


ああ、この作品人気出ないな。たったの十人しか見てない。

“たったの”十人?

違いますよね。

十人“も”の方が見てくださっているのです。


さあ、今日も書こうじゃありませんか。

たとえ一人にだっていい。

私の“好き”を届けられるのなら。



____初心は、忘れたくないものですね。

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みん - 感動しました。 (2020年3月19日 16時) (レス) id: add305be09 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まるぱんだ。 | 作成日時:2018年3月1日 2時

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