【FRIEND‐トモダチ日記】

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はじめまして！めーぷるです。
今回初めて小説を投稿させていただきます！
文才も語彙力もない未熟者ですがこれからよろしくお願いします！

この作品は孤独な女の子を主人公にした物語です。

評価がよければ長く続くものにしたいと思います。

トモダチとは、軽薄で勝手気ままな存在であり、そういう繋がりである。

FRIEND。トモダチ。
この英単語のスペルを覚えるときに
「フリエンド」
という覚え方をした人が大多数だろう。

FRIEND。フリエンド。
そう、トモダチのフリしてエンド。
またはフリーエンド。
勝手にエンド。

《4月‐April》

*first*

初めての投稿日
初めての制服
初めての学年
初めてのクラス
初めての先生
初めての

そう、何もかも初めての入学式。

根本的な理由もなく浮ついた気持ちとは裏腹にトモダチができるかという不安を抱えて入った教室はなんだか少しパリッとした空気が立ち込めていて。

教室内ではこの学校では数少ない女子が輪を作って、まさに緊張というものを連想させる強ばった笑みを仮面のように貼り付けていた。

おそらくこのクラスの全員であろう女子グループは早速、出席番号を確認し終え席についたばかりの私に声をかけ、半ば強引に引きずられ他の子が待つ教室の隅へと移動した。

自分では冷静でいたつもりがどういうことか極度に緊張していたらしく、最初に何と話しかけられたか、そして女子全員と話した内容を全て忘れてしまった。

ぱっと見たところ、悪印象を持つ女生徒は居なかった。
なんとかやっていけそうかな。

【１日目‐終】

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