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2月24日。
北山と、北山の彼女のまりあちゃんと３人で行きつけの焼鳥屋に飲みに来た。
まりあ ｢広報って、イケメンだらけでしたよね？それこそ、企画女子と広報男子で合コンしたとか聞いたけど。｣
北山 ｢はあ？知らなかったわ。｣
まりあ ｢藤ヶ谷さん、みっつの後輩でしょ？｣
北山 ｢うん。お前、何か詳しいな。｣
まりあ ｢受付だからね。藤ヶ谷さん狙ってる人多いからね。まあ、私も狙ってた時期あったし。｣
北山 ｢はあー？！そういうこと、ツラッと言うか？｣
｢あんたの方が妬いてんじゃん。｣
あたしが笑うと、まりあちゃんがキョトンとした。
まりあ ｢何ですか？｣
｢人事部長に呼ばれた日にね、あたしに北山と離れて淋しくなるって泣かないでよ言うから、淋しくて泣くのあんたでしょ？言ったら、泣いたらハニーのまりあが妬いちゃうからって言ってたけど、まりあちゃんに妬かされてんじゃん。｣
北山 ｢藤ヶ谷狙ってたとか言うからさ。｣
まりあ ｢ごめん。みっつと付き合う前の話だし許して。｣
北山 ｢しゃあねえな。｣
なんだかんだ、まりあちゃんに甘いのはこいつ。
まあ、本人も自覚してるけど。
まりあ ｢玉森さんも人気高いけど。｣
｢ホント、詳しいんだね。｣
北山が少しムッとしながら、つくね串食べてるし。子供かよ。
そんな北山をよそ目にまりあちゃんは話続ける。
まりあ ｢玉森さんは、みちこさん好みかも。｣
｢えっ？！｣予想外の言葉に、あたしの砂肝が口から出そうになった。
まりあ ｢翔くんみたいな、甘い感じだから。｣
なるほど…。いやいや、何感心してんだ、あたし。
北山 ｢あいつ、天然だから、みちこさん好みじゃないんじゃないか。｣
まりあ ｢顔は、絶対みちこさん好みだよ。｣
二人は玉森さんとやらを解ってるだろうけど、あたしは玉森さんが解らん(-_-)
｢二人で決めつけんの止めてよ。あたし抜きで。｣
北山 ｢やっぱ、藤ヶ谷に話してみるかな。で、玉も連れてきてもらうかな。｣
｢良いって。向こうだって、欠員出て忙しいんだし。あたしから、来月頭に挨拶行くつもりだしさ。｣
まりあ ｢良いなあ。私も広報行きたいな。｣
北山 ｢まだ言うか！お前は、企画だろ。｣
まりあ ｢だって、企画、女子ばっかだし。｣
あんたたち…。
３月６日。
部のみんなに、来月から、北山があたしの後任で部長になること、あたしが広報に異動になることを伝えた。
朝からこんな話したもんだから、流石にざわめいてしまった…。
まあ、いずれバレる事だからね…。
17時。
ドアをノックする音が。
｢はい。｣
?｢失礼します。｣誰だろう。
中に入ってきたのは、男子二人。
うちの女子どもが朝とは違うざわめきが…。
北山 ｢おー！来た来た！｣
まさか…！
北山 ｢みちこさん、広報の部長と、リーダー。｣
やっぱり…。
言うな言うたのにバカ!しかも、うちに来てもらうなんて！
軽く北山を睨んだ。
北山 ｢後輩だから、呼んだらすぐ来てくれるから。｣
あたしの睨みを解ってドヤ顔をした。
後で説教だからねとまた睨んだ。
二人の顔を見た。
あたしの右前にいる彼タイプ❤ドストライクや❤
ていうことは、彼が玉森さんとやら？！
｢お疲れ様です。｣
二人 ｢お疲れ様です。｣
｢初めまして。来月からお世話になる紺野みちこです。わざわざ来てもらってすみません。近い内にお伺いするつもりでいたんですが。｣
この隣にいるバカのせいで💢
お二人に名刺を渡した。
｢初めまして。広報部部長の藤ヶ谷です。｣
やっぱ、左前にいたのが、藤ヶ谷さん。
ということは🎵
｢初めまして。広報部リーダーの玉森です。｣
やっぱり❤
確かに、まりあちゃんの言う通り、甘い感じ❤
来月から、この甘い感じを見ながら仕事出来るなら、悪くないかも❤
でも、かなり若いよね…。
まあ、目の保養だし🎵
藤ヶ谷 ｢ 来月から宜しくお願いします。｣
｢はい。宜しくお願いします。｣
藤ヶ谷 ｢北山さんから、凄い仕事出来るから、下手に新人扱いしないように言われたんで、期待してます。｣
｢いいえ。本当に、北山が偉そうにすみません。｣
そう言うと、二人が笑った。あたし、イケメン二人笑わせた🎵
北山 ｢偉そうにって何だよ。みちこさんのために言ったんだよ。｣
｢それが偉そうだと言うの。｣
藤ヶ谷 ｢では、来月からお待ちしてますので。｣
｢わざわざありがとうございました。近い内に、広報にお伺いしますね。｣
藤ヶ谷 ｢はい。｣
二人 ｢失礼しました。｣
玉森さん、あんま話してくれなかったな…。と内心、ガッカリしてたら、ドアを閉めるときに、あたしにニコッと笑って頭を軽く下げてくれた❤
ヤバい❤キュンキュンだあ❤
何年ぶりだろ。キュンキュンしたの。
来月、キュン死にしちゃうんじゃない？あたし。
北山 ｢やっぱ、玉、タイプ?｣
北山がニヤニヤしながら、あたしを見ていた。
ヤバい💦完全に顔緩んでた💦
｢バカ!良いって言ったのに、呼びつけて。異動すんのあたしなんだからね。｣
まだ、あたし、仮にも部長。しっかりしないと！
北山 ｢まあまあ。｣
｢ったく。｣
｢良いなあ。私も広報行きたいです。｣
｢私も。藤ヶ谷さん部長とか、毎日ヤバい❤｣
北山 ｢俺いるじゃん！｣｢えー？｣
北山 ｢えー？じゃねえよ。｣
北山がやらかしたせいで、部内軽くパニック状態。
女子達、二人のイケメン振りにやられてる。
まあ、あたしも同じか。
ふと、名刺を見た。
玉森裕太。
早く４月になんないかな❤
と、内心にやけながら、｢はいはい!定時だよ！帰るよー！｣
みんな｢はーい。｣
あのニコペコまた拝めないかな❤
北山と、北山の彼女のまりあちゃんと３人で行きつけの焼鳥屋に飲みに来た。
まりあ ｢広報って、イケメンだらけでしたよね？それこそ、企画女子と広報男子で合コンしたとか聞いたけど。｣
北山 ｢はあ？知らなかったわ。｣
まりあ ｢藤ヶ谷さん、みっつの後輩でしょ？｣
北山 ｢うん。お前、何か詳しいな。｣
まりあ ｢受付だからね。藤ヶ谷さん狙ってる人多いからね。まあ、私も狙ってた時期あったし。｣
北山 ｢はあー？！そういうこと、ツラッと言うか？｣
｢あんたの方が妬いてんじゃん。｣
あたしが笑うと、まりあちゃんがキョトンとした。
まりあ ｢何ですか？｣
｢人事部長に呼ばれた日にね、あたしに北山と離れて淋しくなるって泣かないでよ言うから、淋しくて泣くのあんたでしょ？言ったら、泣いたらハニーのまりあが妬いちゃうからって言ってたけど、まりあちゃんに妬かされてんじゃん。｣
北山 ｢藤ヶ谷狙ってたとか言うからさ。｣
まりあ ｢ごめん。みっつと付き合う前の話だし許して。｣
北山 ｢しゃあねえな。｣
なんだかんだ、まりあちゃんに甘いのはこいつ。
まあ、本人も自覚してるけど。
まりあ ｢玉森さんも人気高いけど。｣
｢ホント、詳しいんだね。｣
北山が少しムッとしながら、つくね串食べてるし。子供かよ。
そんな北山をよそ目にまりあちゃんは話続ける。
まりあ ｢玉森さんは、みちこさん好みかも。｣
｢えっ？！｣予想外の言葉に、あたしの砂肝が口から出そうになった。
まりあ ｢翔くんみたいな、甘い感じだから。｣
なるほど…。いやいや、何感心してんだ、あたし。
北山 ｢あいつ、天然だから、みちこさん好みじゃないんじゃないか。｣
まりあ ｢顔は、絶対みちこさん好みだよ。｣
二人は玉森さんとやらを解ってるだろうけど、あたしは玉森さんが解らん(-_-)
｢二人で決めつけんの止めてよ。あたし抜きで。｣
北山 ｢やっぱ、藤ヶ谷に話してみるかな。で、玉も連れてきてもらうかな。｣
｢良いって。向こうだって、欠員出て忙しいんだし。あたしから、来月頭に挨拶行くつもりだしさ。｣
まりあ ｢良いなあ。私も広報行きたいな。｣
北山 ｢まだ言うか！お前は、企画だろ。｣
まりあ ｢だって、企画、女子ばっかだし。｣
あんたたち…。
３月６日。
部のみんなに、来月から、北山があたしの後任で部長になること、あたしが広報に異動になることを伝えた。
朝からこんな話したもんだから、流石にざわめいてしまった…。
まあ、いずれバレる事だからね…。
17時。
ドアをノックする音が。
｢はい。｣
?｢失礼します。｣誰だろう。
中に入ってきたのは、男子二人。
うちの女子どもが朝とは違うざわめきが…。
北山 ｢おー！来た来た！｣
まさか…！
北山 ｢みちこさん、広報の部長と、リーダー。｣
やっぱり…。
言うな言うたのにバカ!しかも、うちに来てもらうなんて！
軽く北山を睨んだ。
北山 ｢後輩だから、呼んだらすぐ来てくれるから。｣
あたしの睨みを解ってドヤ顔をした。
後で説教だからねとまた睨んだ。
二人の顔を見た。
あたしの右前にいる彼タイプ❤ドストライクや❤
ていうことは、彼が玉森さんとやら？！
｢お疲れ様です。｣
二人 ｢お疲れ様です。｣
｢初めまして。来月からお世話になる紺野みちこです。わざわざ来てもらってすみません。近い内にお伺いするつもりでいたんですが。｣
この隣にいるバカのせいで💢
お二人に名刺を渡した。
｢初めまして。広報部部長の藤ヶ谷です。｣
やっぱ、左前にいたのが、藤ヶ谷さん。
ということは🎵
｢初めまして。広報部リーダーの玉森です。｣
やっぱり❤
確かに、まりあちゃんの言う通り、甘い感じ❤
来月から、この甘い感じを見ながら仕事出来るなら、悪くないかも❤
でも、かなり若いよね…。
まあ、目の保養だし🎵
藤ヶ谷 ｢ 来月から宜しくお願いします。｣
｢はい。宜しくお願いします。｣
藤ヶ谷 ｢北山さんから、凄い仕事出来るから、下手に新人扱いしないように言われたんで、期待してます。｣
｢いいえ。本当に、北山が偉そうにすみません。｣
そう言うと、二人が笑った。あたし、イケメン二人笑わせた🎵
北山 ｢偉そうにって何だよ。みちこさんのために言ったんだよ。｣
｢それが偉そうだと言うの。｣
藤ヶ谷 ｢では、来月からお待ちしてますので。｣
｢わざわざありがとうございました。近い内に、広報にお伺いしますね。｣
藤ヶ谷 ｢はい。｣
二人 ｢失礼しました。｣
玉森さん、あんま話してくれなかったな…。と内心、ガッカリしてたら、ドアを閉めるときに、あたしにニコッと笑って頭を軽く下げてくれた❤
ヤバい❤キュンキュンだあ❤
何年ぶりだろ。キュンキュンしたの。
来月、キュン死にしちゃうんじゃない？あたし。
北山 ｢やっぱ、玉、タイプ?｣
北山がニヤニヤしながら、あたしを見ていた。
ヤバい💦完全に顔緩んでた💦
｢バカ!良いって言ったのに、呼びつけて。異動すんのあたしなんだからね。｣
まだ、あたし、仮にも部長。しっかりしないと！
北山 ｢まあまあ。｣
｢ったく。｣
｢良いなあ。私も広報行きたいです。｣
｢私も。藤ヶ谷さん部長とか、毎日ヤバい❤｣
北山 ｢俺いるじゃん！｣｢えー？｣
北山 ｢えー？じゃねえよ。｣
北山がやらかしたせいで、部内軽くパニック状態。
女子達、二人のイケメン振りにやられてる。
まあ、あたしも同じか。
ふと、名刺を見た。
玉森裕太。
早く４月になんないかな❤
と、内心にやけながら、｢はいはい!定時だよ！帰るよー！｣
みんな｢はーい。｣
あのニコペコまた拝めないかな❤
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作者名：みちこ | 作成日時：2017年3月12日 0時
