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どうも皆さん、鼬まるです。
今回は、僕が泣きそうになったエピソードを、ずらーっと書くだけです。

あ、これ実話です。
僕の家には、猫が二匹います。が、今回出てくるのは、僕が小学六年の時に拾って来た、黒猫です。

今でも覚えてます。その黒猫を拾った時のこと。
まあ、その時は二匹いたのですが、もう一匹は、ある人に引き取っていただきました。

話を戻します。
拾った場所は、学校の校門のとこにある、何か木がいっぱいあるところでした。

その日は、いつも通りその何かのところを掃除しようとしていたのですが、岩の下に、猫がいる、ってことが何かよく分からないけれど知って、保護(?)しました。
でも、僕の家にいる方が、逃げて木の下に潜り込んでしまい、捕まえられなかった。その時に、僕がその猫を引き摺り出したんですが、ずっと鳴いていたのを覚えてます。

その後、学校の中に連れて行ったんですが、二匹は凄く鳴いてて、廊下やら階段やら、かなり響いてました。
その大きな鳴き声を聴いて、何故だか凄く寂しくなり、泣いてしまっていたと思います。
寂しくなったのは覚えているんですが、泣いたかどうかは全く覚えていません。

その後の学活の時間、ずっと気になって仕方ありませんでした。

その猫たちをどうするのか、ということになり、僕は思わず「連れて帰る」と言ってしまい、段ボールに入れて、皆が帰って行った頃を見て、連れて帰りました。

家に帰り、母にそのことを言ったら、怒られてしまいました。
確か、「責任も取れないのに」と言われた気がします。
でも結局、預かることになって、その夜、猫たちを僕の部屋へ連れて来て、そのまま寝ようとしたのですが、うるさくて、うるさくて。次の日、母から電話があったことを忘れる程、爆睡しました。
そのことがあって、リビングに降ろされたのですが、やはりうるさかったらしいです。

話は飛びますが、今。すっかり大きくなりました。
大きくなった、とは言っても、他の猫と比べると、小さいのですが、大きくなりました。

これを書いている間、僕の膝の上に乗っていたり、勉強机の椅子の上で毛繕いしたり。今は寝ています。

遅くなりましたが、猫の紹介をさせてください。

名前は、クロコ。由来は黒猫だから、という理由と、女の子だから。
黒猫で、目は金、尻尾は鍵しっぽ。
とかの猫と比べて、やや小柄。
日の光のせいか、たまにチョコレート色のような、黒の強い茶色に見える。
酷い人見知りで、知らない人が来たり、車の音がすると、素早くベッドの下に隠れたりして、出てくることがない。
極度のビビリ。人が動いただけで驚いて逃げたり、掃除機を見て直ぐに逃げる。

ざっとこんなもんです。

母から聴いた話ですが、僕が学校に行ったり、出かけたりした後、ずっと鳴いているそうです。それに、僕の部屋にずっといて、帰って来ると、たまにカーペットの下に潜り込んでいたりしています。

これはきっと、僕にしか分からないだろうけど、そういうのを聞くと、とても嬉しいし、逆にとても悲しいです。

鳴いて鳴いて、ずっと鳴いて、声が返って来ないことを思い知る。それから、ずっと帰りを待っている。もう、捨てられたりするのは嫌だから。

拾った時の、あの匂い、感触は今でも思い出せる。
野良猫ならば、あんなに良い匂いはし無い。あんなに綺麗な毛をしていない。もしかしたら、仔猫だからかもしれないけれど、人間の手によってそうなったと言える、仔猫たち。

僕は、家を出ることが怖い。もしも、何かの災害があった時、僕の知らないところで、いつの間にか死んでいたら。
きっとその時、僕は後悔する。

僕が考えていることは、自己防衛、自己満足でしかない。でも、怖い。怖くて怖くて怖くて仕方がない。

助けを待ちながら、その助けが来なくて、恨んで、悲しんで、何で来てくれないの?
もしかしたら、いつか帰って来ると信じ続け、待ちながら死んで行くのかもしれない。
もしかしたら、どうも思わず、あの時のこと全てを忘れてるかもしれない。

話はこれで最後です。
ここまで、この拙い文章を読んでくれて、ありがとう。

書き落としたことが幾つかあるだろうから、ここにあることが全てではありません。
僕のこの時の必死さ、悲しみ、喜び、安堵、考えていること全てを書いてはいません。書き切れないだろうから。
でも、少しでも分かってもらえたなら、僕はとても嬉しい。

これを読んで、どう思うのも勝手だから、好きなように捉えて、好きなように言えば良い。僕には、読んだ後のことなんか関係ない。

それじゃあ、最後に一言。
ありがとう。

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作者名:鼬まる | 作成日時:2015年7月18日 17時

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