【用語集】この国を再建へと導く【随時更新】

［反悪軍(ギルガ)］
政府公認の軍隊。

日本最大級とも言える組織で犯罪者の撲滅を目的として行動していた。
名前の由来はメソポタミア神話に登場する英雄王ギルガメッシュから。
財閥復活と同時期に誕生した。
帝国に本部を構え各富裕都市に支部が存在する。
戦闘技能の教育に特化された帝国高校出身の者が多い。

『終焉戦争』終結後、廃軍された。

［反乱軍(アザゼル)］
5年ほど前、貧困都市出身の者を中心に設立された反政府組織。

帝国の壊滅、貧困都市制度の廃止を目的として行動していた。
名前の由来は聖書に登場する堕天使アザゼルから。
少数精鋭型で学生が多いものの戦闘レベルは全体的に高く反悪軍にスパイとして潜り込んでいるメンバーもいた。(資金提供を行っている帝国民もいた)

『終焉戦争』終結後に自然消滅。

［終焉戦争］
反悪軍と反乱軍による国内紛争。
期間としては短かったがその被害は予想以上に大きかった。
紛争終結後には国内情勢が大きく変化した。

［帝国］
東京に位置する。

財閥や反悪軍の幹部などが住んでいる。

現在は廃地となっている。

［富裕都市］
大阪、名古屋、福岡、札幌に位置する。

帝国民には及ばないもののそれなりに裕福な生活をしている。
現在は平民都市と比較すると若干小綺麗だがかつてほどの裕福さはない。

また富裕層(帝国、富裕都市の住民)の人間にはいくつかの特権が与えられており年収３億超の人物、またその者の三等親以内の親族がそれに該当する。
・成人した者は国会に参加する権利を持つ
・多額の税を払えばある程度の犯罪は黙認される
・どんな犯罪だとしても最悪平民都市に移るだけで貧困都市には行かない

これらの特権も現在は廃止されている。

［貧困都市］
帝国の地下にある都市。
ここで暮らす国民の特徴は大きく分けて三つあり

・三等親以内の親族の誰かしらが犯罪者(重軽問わず)
・借金を1億円以上負う者(また、その人物の連帯保証人)
・ヤクザなどの裏組織の人間

移送されるとそう簡単には抜け出せない。
裏組織関係者はそもそも本拠地として使用しているため自由に行き来することが可能だが借金の場合は完全返済。
また、犯罪関係で送られた国民は特例(帝国や富裕都市の人間に連れ出される)でも無い限り脱出不可能。
この制度により軽犯罪の件数が圧倒的に減ったため国民からの不満はない。

『終焉戦争』終結後、この制度は廃止され犯罪者のみ刑務所に送られその他の住民は解放された。

［財閥］
西暦2250年に復活した。

これにより日本の不況は無くなったが富裕層と貧困層との経済格差が広がった。
本堂、雅、久我、龍門寺の４つの一族が"新四大財閥"として頂点に君臨している。

『終焉戦争』終結後、再び廃止された。

［帝国高校］
卒業生の多くは反悪軍に所属する元戦闘学校。

通常の授業だけでなく剣術や体術といった戦闘技術なども学ぶ。
反乱軍のメンバーもここに潜り込んでいた。
また、下から順にE・D・C・B・A・Sのレベルに別れている。(レベル分けは防衛軍にも引き継がれている)

『終焉戦争』終結後は極々普通の公立高校であり戦闘技能はあくまで自己防衛レベルしか教えていない。

［新四大財閥］
本堂家、雅家、久我家、龍門寺家を総称した呼び方。
財閥の中でも上位の四つ。

［吉原家］
これまでの日本を作った立役者。

一族の大半が政治家で『平和党』という政党に入っていた。
何百年もの間、平和党が与党になっていた。他の政党も平和党の配下のため実質独裁国家。
また、いくつもの銀行を経営していた。

現在は吉原響を除きほぼ全滅。
尚、吉原響は心を壊しており旧帝国軍の象徴となっているものの、かつてのような姿とは程遠い。