【派生作品】僕らの質疑応答【桐ケ谷紫音】

『自己紹介をどうぞ』
「えっと、二年二組の桐ケ谷紫音です！好きなことは楽器演奏です…って、あ、知ってた？」

『２年２組への印象は？』
「みんな優しそうで居心地良さそうかな…？ただ、たまにみんなの闇が垣間見えてる気がして、少し怖いかも」

『クラスメイトへの印象は？』
「個性的集団かな？それぞれがそれぞれの色を持っているカンジ。まさに十人十色ですな」

『クラスでの自分の立場って？』
「えっと…？どちらかというと、みんなについて行くタイプだと思う。みんなの意見を聞いて、それに従ったりとか。というか、立場について考えること自体面倒くさいなぁ。みんなが良いならそれでいいし」

『５月になったけど、今後このクラスでうまくやっていけそう？』
「あぁ。知り合いもいるし、大体がいい人だから気楽にやっていけそう！」



『キャンプ前日はよく眠れた？』
「うん、ぐっすり！てか、逆にこういう時のほうがよく眠れるかも」

『キャンプの経験は？』
「全然ない。小さい頃から、屋外より室内にいたからさ」

『クラスメイトと作ったカレーの感想は？』
「意外と美味しかった！女子も男子もうちのクラスは器用な人が多いからね」

『初日の感想は？』
「いや…色々目まぐるしくて感想が浮かばないな。ただ、少し疲れちゃったかな」



『今回の事件についてどう思う？』
「ただ驚きだな。こんなことあるんだ…っていう」

『黒幕についてどう思う？』
「いんや、なんとも思ってない。ただ、よくもまぁこんなことをしでかしてくれたなぁ、という思いはあるねぇ。まだ五月なのに、そんなにこのクラスで嫌なコトあったのかな」

『宮武先生のことどう思う？』
「おっそろしいね！まさか先生までグルだったなんて！」

『黒幕が誰か目星はついてる？』
「まったく。というか…僕は無気力系人間なんだ、正直生きられればどうでもいい」

『逆に信頼できる人はいる？』
「信頼…？いる、のかな。この僕に」

『黒幕はあなた？』
「疑ってもいいけど、あとで間違いに気づくだろうね」

『もし自分が狙われたらどうする？』
「どうするんだろうね、その時になってみないと分からないや」

『もし自分がクラスメイトに疑われたらどうする？』
「怖いよ、そりゃあ怖いけどさ…どうせ本当のコト言っても嘘だって決めつけられるんだろ？自分は犯人じゃないって言っても信じてもらえないんだったら…みんなの意見に従うしかないよね。まぁ、あとで判断を間違ったって悔やむだろうけど！」

『配られたナイフはどう扱う？』
「どうも扱えないよ！料理だってままならないのに！！」

『今後の方針は？』
「とりあえず、ひっそりとみんなの意見に耳を傾けるよ。てか、誰かに抱き着いていないと体の震えとかヤバいから自分一人ではなにもできないかな…」

『生き残れると思う？』
「どうなんでしょうねえー」

『黒幕が見つかったら何したい？』
「なにもしないよ。今の現状が、お互いの無関心さの結果だから」


『最後にクラスメイトに向けて一言』
「えっと、とりあえず、僕は黒幕じゃないから…平和に行こう？」