【ミニ小説】恋を失い見守る少女

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「私は一人、見守るの、邪魔なんてしちゃ行けないから」

「愛してたよ…ありがとうね！」

「春はいつかの日を得て散りゆく、それが、早かったんだよ」

私は幼馴染に恋をした

だけどそれは叶わない

何故ならもう一人の幼馴染に恋をしていたから

私は恋を心の奥に締め付けて、あのこ達の前では、偽りを作る

────今は冬

中学3年生の私は幼馴染のカップルと、同じ場所には行かない、誘われてたけどね

驚くかな、高校に私がいなかったら、

イヤ、驚いて欲しい…な

中学冬の授業はいつものように、音楽を聞いて過ごしていく…

「愛に雨がふった、愛は雨で壊れちゃった」

そんな曲のフレーズを聞いて私はいつもと変わらない、窓のそとを覗く、

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

チャイムが鳴った

それと同時にみんなお昼ご飯を食べる場所に行く

いいないいな、

昔はあんな感じだったけど、あの二人はいつも二人で過ごしている

まぁ、私は弁当なんて食べないけどね、何故って？そんなのは、

私が軽い断食をする体質なんだ

お昼限定だけどね

家に帰ってきた、私は何故か、部屋の掃除をしていた

するとある紙が落ちてきた

「二人がいつも幸せに」

紙を見ていたら

ﾂｩと涙がこぼれる、

私は小さい頃のアルバムを出してきた

あぁ、懐かしいな、懐かしいな、

見ていくと、私がバイオリンを弾いている写真があった

「バイオ…リン？」

それにここは、ここは…

「ノルスタリアドーム…？」

私は気になって気になって仕方がなくなった

ノルスタリアドームは色んな人が使える、だが

この写真に乗っているのは

VIPの所だ

「なんで私がここに……？」

────

決めた、明日学校を休もう、ノルスタリアドームに…………行こう

私は部屋を綺麗に整頓して晩御飯を食べて、眠った

清楚な服に着替えて、私は駅に向かった

電車がついた、乗った

電車がガタンごとん揺れている

私の心みたいに

キィーーと、音がなった、ついたんだ、ノルスタリアドームに

私は入館料を払って館内を見ていた

暫く、奥に進んでいた、そうすると、

「ノルスタリア」

と、記された扉があった

なんだろう…と、扉を開けてみると……

大きな会場にステージには一つのバイオリンが置いてあった

………………！

思い出した！

あの日、三人で此処に来ていたけど迷子になったんだ

そうするとあったのは此処の扉

開いたら、この光景があったんだ……！

ステージまで進んで

見つけたのは

メヌエットの楽譜

気がついたら、演奏をしていた

────────

踊るように響け、旋律よ

─────

目を開けると、そこには、色んな花が咲いていた、

扉が開いた

「君は───君が演奏をしていたのかい？」

私は慌てて

「あ、はい…ｯｯ!」

すると、その人は

「凄いねぇ、ここは不思議な花があるんだ

演奏を聞かせると花が開くんだ、君は、昔、ここで演奏をして花を咲かせたんだよ？」

そうだ、私が音楽に優れた高校に行くのはこれだったんだ！

「さて、ここから出ようか、君は、来た理由を全部わかったんでしょ？」

「……ハイッ！」

と、走って、駅について、電車に乗って、駅について、家に帰ってきた、

お風呂に入ると

眠くなってしまって

寝てしまった

次の朝、

私はいつも道理登校していった、

だけど、もう、卒業式だ

卒業式が終わったあと、私は三人で集まって、写真を撮った

幸せそう、良かった、

「バイバイ、サヨナラ」

と、私は行って、二人が私を見失うように人混みに紛れた

「愛してたよ、サヨナラ」

私は髪にスミレを飾った

高校は寮だし、会う時間なんて無いから

私は前より自信を持った目で前を向いて堂々と歩いた────

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