今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:233 hit
小｜中｜大｜
❉
便乗してテンプレをお借りしました。天ぷらではありません。テンプレです。
小説更新どころか自分の作品ページすら開けない毎日。文はちまちま書き溜めてます。土下座。
載せる機会を完全に逃していた短編をこの機に載せるので許してください。果たして需要はあるのだろうか、そう騒いでいたら読みたいって言われたのでとりあえず書きます。読むのは自己責任。
暇つぶしになれるよう頑張ります！よろしくお願いします。
❉便乗してテンプレをお借りしました。天ぷらではありません。テンプレです。
小説更新どころか自分の作品ページすら開けない毎日。文はちまちま書き溜めてます。土下座。
載せる機会を完全に逃していた短編をこの機に載せるので許してください。果たして需要はあるのだろうか、そう騒いでいたら読みたいって言われたのでとりあえず書きます。読むのは自己責任。
暇つぶしになれるよう頑張ります！よろしくお願いします。
Ｑ.1 作者名をどうぞ！
Ａ.シルビアです。某ラノベの敵キャラの名前からお借りしました。お気に入り。
Ｑ.2 年齢は？(だいたいでもok)
Ａ.2桁
Ｑ.3 性別は？
Ａ.女です
Ｑ,4 趣味は？
Ａ.音楽とかイラストとか。たまに小説。実はそっちのけでTwitterに入り浸ってるのは内緒。
Ｑ.5 どこに住んでる？(だいたいでok)
Ａ.日本！！！
Ｑ.6 初めて書いた小説名は？
Ａ.小学生の頃から書くには書いてました…題名は知らぬ…覚えてない…。思えばこの頃から夢女子への英才教育を受けていたのではと思ってる。タイトルセンスは皆無。オラにセンスを分けてくれ！！
Ｑ.7 今､いくつ掛け持ちしてる？
Ａ.スマホのメモ欄にアイデア書きなぐってるだけのやつも含めて30くらい？それだけじゃ済まないかもしれない。恐ろしや。
Ｑ,8 自分の作品の中で一番のお気に入りは？
Ａ.月下恋譚の26話。個人的にめちゃくちゃ好みだと思ってる。読者様の反応が何1つわからないので遠慮なくコメントとか欲しいです。モチベ源なのでほんとに暇つぶしにでも(懇願)
Ｑ.9 得意ジャンルは？(恋愛､ギャグ､シリアスなど)
Ａ,恋愛。現実で得意とは言ってない。悲しきかな。
いつも現実逃避のために甘々ばっかり書いてますがどん底も切ないやつも書けます。
Ｑ.10 オリジナルか二次創作どっちが多い？
Ａ.むしろ二次創作しかない
Ｑ.11 更新速度は速い？遅い？
Ａ.遅い。遅すぎる。
Ｑ.12 100以上の評価をもらったことは？
Ａ.めちゃめちゃ頂いてます…ありがたや…
更新話数が多かったり続編がある作品は大体一作目がお陰様で殿堂入りしています。つまりそういうことです。感謝しかないです。
Ｑ.13 具体的にどういう小説をよく書く？
Ａ.夢。どっぷり沼らないと書けないのでかなり少なめ。今まででコラボ以外で書いたのは3人くらいかな。
Ｑ.14 小説を書くときに気を付けている事は？
Ａ.漢字の使い分けと仮名遣い。単純に間違ってる作品を読むと興ざめするからです。
Ｑ.15 誰かからお気に入り作者に登録されてる？
Ａ.188人？かな。本当にありがとうございます。
期待に応えられるよう頑張ります。
Ｑ.16 よく他の人の作品を読む？
Ａ.基本読みません。影響されて自分の作品に引っ張ってしまうと困るし面倒なので。
占ツクで常に作品を読むのは3人くらいかな。たまにランキングの新着も読んでる。
Ｑ.17 よく他の人の作品に評価する？
Ａ.します。低評価入れるのは辛いので面白い作品に満点を入れるだけですが。
Ｑ.18 よく他の人の作品にコメントする？
Ａ.しません。
Ｑ.19 占ツク内に友達は何人居る？
Ａ.よく絡むのは4人かな。
Ｑ.20 ぶっちゃけ､「この人､文才無いな」とか
思っちゃったことある？
Ａ.基本無いです。何度も言いますが特定の作者様の作品しか読まないので…。いつも供給ありがとうございます。生きる糧です。ありがてぇ。
Ｑ.21 「この人マジ神！」って作者さんは何人？
Ａ.占ツクだと2〜3人
Ｑ.22 コメントと評価､どっちが嬉しい？
Ａ.どちらも嬉しいです。でも作者としては読者様の感想も少し聞きたいな…コメント欄が寂しい。とって食ったりしないのでぜひ。
Ｑ.23 小説を書いていて､嬉しかったことは？
Ａ.感想をもらえたときかな。共感してくださる方がいるとそれだけで嬉しくなる。
Ｑ.24 逆に､悲しかったことは？
Ａ.盗作されたことかなぁ。
Ｑ.25 今から学園恋愛小説を書きます。
５秒でタイトル考えてください。
Ａ.中庭のエトランゼ
Ｑ.26 質問が半分終わりました｡感想は？←
Ａ.長い。けど楽しい。なんだこれ。
Ｑ.27 占ツクを知ったきっかけは？
Ａ.ネットサーフィンで偶然。今思えばあそこで開けてはいけない扉を開けてしまった。
Ｑ.28 初めて小説を書いたのは何歳の時？
Ａ.小学生のとき。
Ｑ.29 小説の他に､検定や日替わりなどは作った？
Ａ.作りました…つい最近開いたら778票も入ってて変な声出ました。占ツクに黒羽の女がたくさんいることがわかってシルビアにっこり。
Ｑ.30 コメ荒らしへの対処法は？
A.通報と削除かなー
Ｑ.31 自分の作品のアピールをどうぞ！
Ａ.私が書きました！私が！！！！書きました！！！！！！！！！！
Ｑ.32 作品が続編へ行ったことはある？
Ａ.あります。
Ｑ.33 イラスト集は作ったことある？
(ある場合はできればタイトルも！)
Ａ.ないと思う。設定集は作った。
Ｑ.34 「わ･･･私･･･貴方が好きです！////」
この子を傷つけずに振ってください。
(貴方は男です)
Ａ.彼女が居るから。
Ｑ.35 現実世界での恋愛経験は豊富？
Ａ.今文字打ちながら咽び泣いてます
Ｑ.36 占ツクで活動していて､傷ついたことは？
Ａ.盗作。皆それぞれの世界観があることが素敵なんだから他人の真似だけはやめようね。創作欲は満たされないよ。
Ｑ.37 挑戦してみたい小説のジャンルは？
Ａ.特には。そのとき書きたいものを書く。
Ｑ.38 いつ退会するか決まってる？
Ａ.決まってないです。
Ｑ.39 占ツクをどう思う？
Ａ.黒歴史の共有の場。憩いの場でもある。
Ｑ.40 もう４０まで答えましたね！
Ａ.わーい！
Ｑ.41 高評価もらえると､やっぱり嬉しい？
Ａ.嬉しいです！評価は共感だと思ってるので。
Ｑ.42 他の小説作者さんに一言どうぞ。
Ａ.私の屍を踏み越えてくれ。
Ｑ.43 作者ランキングにランクインしたことは？
Ａ.お陰様で。
Ｑ.44 どんなﾀﾋに方でﾀﾋにたい？←
Ａ.苦しみたくはないです
Ｑ.45 スマホについてどう思う？
Ａ.人生を狂わせた機械であり私の分身
Ｑ.46 こういう作者いるよね〜･･･って作者の
例を一つあげてください。
Ａ.作者とキャラと夢主の絡みを入れてくるやつ。占ツクといえばこれだと言っても過言ではない
Ｑ.47 あと３つ質問してもいいですか？
Ａ.どうぞ
Ｑ.48 自分の書いている小説のタイトルを
できるだけたくさん書いてください。
Ａ.月下恋譚、舞い散る薄氷、White thread of destiny、パレットシリーズ、硝子の向こうのエトランゼ、非日常シリーズ、仔狐、文字数
Ｑ.49 この質問を見ている皆さんに
１つヒミツを暴露してください。
小さいことでかまいません｡
Ａ.実はFriskさんの犬です
Ｑ.50 ご回答お疲れ様でした。
では､最後にコメントを。
Ａ.最後まで読んでくださりありがとうございました。これからも応援してくださると嬉しいです。
おまけ。過去作。拙さはご愛嬌。
❉
2月14日。
世間はバレンタインだの何だのと騒ぎ立て、色めきだった女子達が意中の男子に想いを伝えるためにチョコレートを渡す、一年に一度のビッグイベント。
もちろんここ江古田高校も例外では無い。誕生したばかりらしい初々しさを纏うカップルが手を繋いで帰る様を廊下の窓からちらりと覗き、私は深くため息を吐いていた。
「なんで日直代行になんて当たったんだろうなぁ……折角のバレンタインだってのに」
ドサリと音を立ててプリントを担任の机の上に置き、再びため息。もう何度目だ。
毎年骨折や病気などで学校に来れず渡すことができなかった彼も今年は学校に来ている。大チャンスだとは思ったけれど、予想の斜め上を行く競争率で近付けそうになかったので家に直接行って渡すしか無さそうだった。
「さっさと帰ろ」
何となく呟いてみたけれど反応は返ってこない。
すっかり人の居なくなった教室は、いつも活気に満ちていたのにどこか寂しげで不思議な感じがした。
"家寄るね"。たった4文字の文面でも送信ボタンを押すのを少し躊躇ってしまう。
一瞬で既読がついた。OKの可愛らしいスタンプが送られてきて頬が緩む。
快斗君、喜んでくれるといいな。
緊張できゅっと締まる心臓とは裏腹に、駅へと向かう足取りは軽いものへとなっていく。
綺麗なラッピングにメッセージまで添えたそれを喜んで受け取ってくれる彼を想像してしまい、慌てて両の手で熱くなった頬をぱちんと挟み込んだ。
＊
こんこん、と控えめにノックを送る。
いつもなら気が付いてすぐに出迎えてくれる彼だけれど今日は珍しく返事が無かった。
家に居るのは確かな筈なのに。
「開いてる……？」
そっと扉に手をかけるといとも簡単に開いてしまう。不用心だなぁ。
小さくお邪魔しますと呟いてから足音を忍ばせ、廊下を進む。恐ろしく静かだ。
リビングの扉の隙間から灯りが漏れているのを見つけ、ノブを下げる。
そこには2つの人影があった。1つはこの家の持ち主、快斗君のもので、もう1つは彼の幼馴染である中森さんのものだった。
「ーーぇ」
快斗君はこちらに背を向けて居たので表情が読めなかったが、向かい合った中森さんがきゅっと目を瞑って背伸びをしていた。
重なっている影を見れば何をしているのかは容易に想像がついて。
ぺたん、と座り込む。
ゆっくりと重なった影が離れる。
このままだと気付かれてしまう。力の入らない身体を奮い立たせて玄関へと走り、急いで靴を履いてその場をあとにする。
YOU、と呼ぶ声が聞こえた気がした。
＊
何処へ行くあても無く呆然としながら川沿いの道を歩く。貰い手の無くなったチョコレートをバッグから取り出し、ため息。
「食べちゃおうかな」
芝生の広がるところに腰を下ろし、丁寧な包装を破ってトリュフを1粒口に含む。レシピも徹底的に調べあげて熱心に作ったそれは憎らしい程に美味しくて。
間を空けずかかってくる着信は彼からだった。切っても切ってもまたかかってくる。
スマホの電源を落とし、ため息。
彼はおそらく私を探しているのだろう。
「言葉なら、なんとでも言えるから」
着信履歴は見ないふりをした。彼に何か言われたからといって私の記憶が消えるわけでもないし、顔を合わせたら泣いてしまうに違いなかったから。
それに向こうは悪くない。想いを寄せたのも私で、勝手に逃げ出したのも私。チョコレートを作ったのだって彼に喜んでもらって嬉しくなる自分に酔っていたからだろう。
「情けないよね、私。バカみたい」
快斗君の好みの女の子になりたかった。特別になりたかった。
今の容姿だって彼の発言がなければ無かった。私はよほど深く彼に溺れていたらしい。
才能に恵まれていると自負しながら生きてきた私はいつ消えてしまったのだろう。いつから自分を紛い物だと思っていたのだろうか。
頬を濡らす大粒の涙を制服の袖でごしごしと拭い、嗚咽を抑え込む。
スクールバッグに手を突っ込んで取り出した筆箱を開け、鋏の持ち手に指を通した。
風が優しくミルクブラウンの髪を撫でる。快斗君が好きだと言ってくれた髪。
手でそれを纏めて刃に添え、もう片方の手に思い切り力を込めた。ジャキッという歯切れの良い音が響く。
きっと今の私は今までに無いくらいに清々しい表情をしているーーと、そう信じてみることにした。
「YOU……？」
「……探」
背後から届いた声の主を呼べば、目を丸くした彼が私の手と髪を交互に見て絶句していた。
正気かと言いたげな表情に「大丈夫だよ」と微笑みかけると肩を竦めて苦笑する。
「話なら聴こうかい？」
「な、なんで……」
「ーー今日はバレンタインだろう？泣き跡があるし、君がいつも大切に手入れしていた髪をそんなにバッサリ切ってしまうなら、ね。女性にずけずけと訊くのは不躾だろう？」
「相変わらず探偵気取りなんだから……」
「気取ってはいないさ」
ふふっと笑みがこぼれた。
幼い頃からの付き合いの彼は本当に気が置けない。
「話したくないなら強要はしないけどね」
バッグを置いて隣に座り、甘い瞳で私の顔を覗き込んで意味深に微笑む。
今の御時世、これが世間の女子に知れたらネットで叩かれかねないだろう。
もちろん探自身も配慮してくれているから目立った行動はしないけれど、それでも私を気にかけてくれるのが嬉しかった。
「……私、失恋しちゃった」
改めて口にすると涙が出てきそうになった。
ぽつりぽつりと話を続けると、言葉が途絶えるまでずっとただ肯定するように静かに耳を傾けてくれる。
言葉が上手く繋がったかどうかすら覚えていないくらいに拙い話し方だったけれど、ひと通り聴き終えた探が「妬けるね」と零した。
Ａ.シルビアです。某ラノベの敵キャラの名前からお借りしました。お気に入り。
Ｑ.2 年齢は？(だいたいでもok)
Ａ.2桁
Ｑ.3 性別は？
Ａ.女です
Ｑ,4 趣味は？
Ａ.音楽とかイラストとか。たまに小説。実はそっちのけでTwitterに入り浸ってるのは内緒。
Ｑ.5 どこに住んでる？(だいたいでok)
Ａ.日本！！！
Ｑ.6 初めて書いた小説名は？
Ａ.小学生の頃から書くには書いてました…題名は知らぬ…覚えてない…。思えばこの頃から夢女子への英才教育を受けていたのではと思ってる。タイトルセンスは皆無。オラにセンスを分けてくれ！！
Ｑ.7 今､いくつ掛け持ちしてる？
Ａ.スマホのメモ欄にアイデア書きなぐってるだけのやつも含めて30くらい？それだけじゃ済まないかもしれない。恐ろしや。
Ｑ,8 自分の作品の中で一番のお気に入りは？
Ａ.月下恋譚の26話。個人的にめちゃくちゃ好みだと思ってる。読者様の反応が何1つわからないので遠慮なくコメントとか欲しいです。モチベ源なのでほんとに暇つぶしにでも(懇願)
Ｑ.9 得意ジャンルは？(恋愛､ギャグ､シリアスなど)
Ａ,恋愛。現実で得意とは言ってない。悲しきかな。
いつも現実逃避のために甘々ばっかり書いてますがどん底も切ないやつも書けます。
Ｑ.10 オリジナルか二次創作どっちが多い？
Ａ.むしろ二次創作しかない
Ｑ.11 更新速度は速い？遅い？
Ａ.遅い。遅すぎる。
Ｑ.12 100以上の評価をもらったことは？
Ａ.めちゃめちゃ頂いてます…ありがたや…
更新話数が多かったり続編がある作品は大体一作目がお陰様で殿堂入りしています。つまりそういうことです。感謝しかないです。
Ｑ.13 具体的にどういう小説をよく書く？
Ａ.夢。どっぷり沼らないと書けないのでかなり少なめ。今まででコラボ以外で書いたのは3人くらいかな。
Ｑ.14 小説を書くときに気を付けている事は？
Ａ.漢字の使い分けと仮名遣い。単純に間違ってる作品を読むと興ざめするからです。
Ｑ.15 誰かからお気に入り作者に登録されてる？
Ａ.188人？かな。本当にありがとうございます。
期待に応えられるよう頑張ります。
Ｑ.16 よく他の人の作品を読む？
Ａ.基本読みません。影響されて自分の作品に引っ張ってしまうと困るし面倒なので。
占ツクで常に作品を読むのは3人くらいかな。たまにランキングの新着も読んでる。
Ｑ.17 よく他の人の作品に評価する？
Ａ.します。低評価入れるのは辛いので面白い作品に満点を入れるだけですが。
Ｑ.18 よく他の人の作品にコメントする？
Ａ.しません。
Ｑ.19 占ツク内に友達は何人居る？
Ａ.よく絡むのは4人かな。
Ｑ.20 ぶっちゃけ､「この人､文才無いな」とか
思っちゃったことある？
Ａ.基本無いです。何度も言いますが特定の作者様の作品しか読まないので…。いつも供給ありがとうございます。生きる糧です。ありがてぇ。
Ｑ.21 「この人マジ神！」って作者さんは何人？
Ａ.占ツクだと2〜3人
Ｑ.22 コメントと評価､どっちが嬉しい？
Ａ.どちらも嬉しいです。でも作者としては読者様の感想も少し聞きたいな…コメント欄が寂しい。とって食ったりしないのでぜひ。
Ｑ.23 小説を書いていて､嬉しかったことは？
Ａ.感想をもらえたときかな。共感してくださる方がいるとそれだけで嬉しくなる。
Ｑ.24 逆に､悲しかったことは？
Ａ.盗作されたことかなぁ。
Ｑ.25 今から学園恋愛小説を書きます。
５秒でタイトル考えてください。
Ａ.中庭のエトランゼ
Ｑ.26 質問が半分終わりました｡感想は？←
Ａ.長い。けど楽しい。なんだこれ。
Ｑ.27 占ツクを知ったきっかけは？
Ａ.ネットサーフィンで偶然。今思えばあそこで開けてはいけない扉を開けてしまった。
Ｑ.28 初めて小説を書いたのは何歳の時？
Ａ.小学生のとき。
Ｑ.29 小説の他に､検定や日替わりなどは作った？
Ａ.作りました…つい最近開いたら778票も入ってて変な声出ました。占ツクに黒羽の女がたくさんいることがわかってシルビアにっこり。
Ｑ.30 コメ荒らしへの対処法は？
A.通報と削除かなー
Ｑ.31 自分の作品のアピールをどうぞ！
Ａ.私が書きました！私が！！！！書きました！！！！！！！！！！
Ｑ.32 作品が続編へ行ったことはある？
Ａ.あります。
Ｑ.33 イラスト集は作ったことある？
(ある場合はできればタイトルも！)
Ａ.ないと思う。設定集は作った。
Ｑ.34 「わ･･･私･･･貴方が好きです！////」
この子を傷つけずに振ってください。
(貴方は男です)
Ａ.彼女が居るから。
Ｑ.35 現実世界での恋愛経験は豊富？
Ａ.今文字打ちながら咽び泣いてます
Ｑ.36 占ツクで活動していて､傷ついたことは？
Ａ.盗作。皆それぞれの世界観があることが素敵なんだから他人の真似だけはやめようね。創作欲は満たされないよ。
Ｑ.37 挑戦してみたい小説のジャンルは？
Ａ.特には。そのとき書きたいものを書く。
Ｑ.38 いつ退会するか決まってる？
Ａ.決まってないです。
Ｑ.39 占ツクをどう思う？
Ａ.黒歴史の共有の場。憩いの場でもある。
Ｑ.40 もう４０まで答えましたね！
Ａ.わーい！
Ｑ.41 高評価もらえると､やっぱり嬉しい？
Ａ.嬉しいです！評価は共感だと思ってるので。
Ｑ.42 他の小説作者さんに一言どうぞ。
Ａ.私の屍を踏み越えてくれ。
Ｑ.43 作者ランキングにランクインしたことは？
Ａ.お陰様で。
Ｑ.44 どんなﾀﾋに方でﾀﾋにたい？←
Ａ.苦しみたくはないです
Ｑ.45 スマホについてどう思う？
Ａ.人生を狂わせた機械であり私の分身
Ｑ.46 こういう作者いるよね〜･･･って作者の
例を一つあげてください。
Ａ.作者とキャラと夢主の絡みを入れてくるやつ。占ツクといえばこれだと言っても過言ではない
Ｑ.47 あと３つ質問してもいいですか？
Ａ.どうぞ
Ｑ.48 自分の書いている小説のタイトルを
できるだけたくさん書いてください。
Ａ.月下恋譚、舞い散る薄氷、White thread of destiny、パレットシリーズ、硝子の向こうのエトランゼ、非日常シリーズ、仔狐、文字数
Ｑ.49 この質問を見ている皆さんに
１つヒミツを暴露してください。
小さいことでかまいません｡
Ａ.実はFriskさんの犬です
Ｑ.50 ご回答お疲れ様でした。
では､最後にコメントを。
Ａ.最後まで読んでくださりありがとうございました。これからも応援してくださると嬉しいです。
おまけ。過去作。拙さはご愛嬌。
❉
2月14日。
世間はバレンタインだの何だのと騒ぎ立て、色めきだった女子達が意中の男子に想いを伝えるためにチョコレートを渡す、一年に一度のビッグイベント。
もちろんここ江古田高校も例外では無い。誕生したばかりらしい初々しさを纏うカップルが手を繋いで帰る様を廊下の窓からちらりと覗き、私は深くため息を吐いていた。
「なんで日直代行になんて当たったんだろうなぁ……折角のバレンタインだってのに」
ドサリと音を立ててプリントを担任の机の上に置き、再びため息。もう何度目だ。
毎年骨折や病気などで学校に来れず渡すことができなかった彼も今年は学校に来ている。大チャンスだとは思ったけれど、予想の斜め上を行く競争率で近付けそうになかったので家に直接行って渡すしか無さそうだった。
「さっさと帰ろ」
何となく呟いてみたけれど反応は返ってこない。
すっかり人の居なくなった教室は、いつも活気に満ちていたのにどこか寂しげで不思議な感じがした。
"家寄るね"。たった4文字の文面でも送信ボタンを押すのを少し躊躇ってしまう。
一瞬で既読がついた。OKの可愛らしいスタンプが送られてきて頬が緩む。
快斗君、喜んでくれるといいな。
緊張できゅっと締まる心臓とは裏腹に、駅へと向かう足取りは軽いものへとなっていく。
綺麗なラッピングにメッセージまで添えたそれを喜んで受け取ってくれる彼を想像してしまい、慌てて両の手で熱くなった頬をぱちんと挟み込んだ。
＊
こんこん、と控えめにノックを送る。
いつもなら気が付いてすぐに出迎えてくれる彼だけれど今日は珍しく返事が無かった。
家に居るのは確かな筈なのに。
「開いてる……？」
そっと扉に手をかけるといとも簡単に開いてしまう。不用心だなぁ。
小さくお邪魔しますと呟いてから足音を忍ばせ、廊下を進む。恐ろしく静かだ。
リビングの扉の隙間から灯りが漏れているのを見つけ、ノブを下げる。
そこには2つの人影があった。1つはこの家の持ち主、快斗君のもので、もう1つは彼の幼馴染である中森さんのものだった。
「ーーぇ」
快斗君はこちらに背を向けて居たので表情が読めなかったが、向かい合った中森さんがきゅっと目を瞑って背伸びをしていた。
重なっている影を見れば何をしているのかは容易に想像がついて。
ぺたん、と座り込む。
ゆっくりと重なった影が離れる。
このままだと気付かれてしまう。力の入らない身体を奮い立たせて玄関へと走り、急いで靴を履いてその場をあとにする。
YOU、と呼ぶ声が聞こえた気がした。
＊
何処へ行くあても無く呆然としながら川沿いの道を歩く。貰い手の無くなったチョコレートをバッグから取り出し、ため息。
「食べちゃおうかな」
芝生の広がるところに腰を下ろし、丁寧な包装を破ってトリュフを1粒口に含む。レシピも徹底的に調べあげて熱心に作ったそれは憎らしい程に美味しくて。
間を空けずかかってくる着信は彼からだった。切っても切ってもまたかかってくる。
スマホの電源を落とし、ため息。
彼はおそらく私を探しているのだろう。
「言葉なら、なんとでも言えるから」
着信履歴は見ないふりをした。彼に何か言われたからといって私の記憶が消えるわけでもないし、顔を合わせたら泣いてしまうに違いなかったから。
それに向こうは悪くない。想いを寄せたのも私で、勝手に逃げ出したのも私。チョコレートを作ったのだって彼に喜んでもらって嬉しくなる自分に酔っていたからだろう。
「情けないよね、私。バカみたい」
快斗君の好みの女の子になりたかった。特別になりたかった。
今の容姿だって彼の発言がなければ無かった。私はよほど深く彼に溺れていたらしい。
才能に恵まれていると自負しながら生きてきた私はいつ消えてしまったのだろう。いつから自分を紛い物だと思っていたのだろうか。
頬を濡らす大粒の涙を制服の袖でごしごしと拭い、嗚咽を抑え込む。
スクールバッグに手を突っ込んで取り出した筆箱を開け、鋏の持ち手に指を通した。
風が優しくミルクブラウンの髪を撫でる。快斗君が好きだと言ってくれた髪。
手でそれを纏めて刃に添え、もう片方の手に思い切り力を込めた。ジャキッという歯切れの良い音が響く。
きっと今の私は今までに無いくらいに清々しい表情をしているーーと、そう信じてみることにした。
「YOU……？」
「……探」
背後から届いた声の主を呼べば、目を丸くした彼が私の手と髪を交互に見て絶句していた。
正気かと言いたげな表情に「大丈夫だよ」と微笑みかけると肩を竦めて苦笑する。
「話なら聴こうかい？」
「な、なんで……」
「ーー今日はバレンタインだろう？泣き跡があるし、君がいつも大切に手入れしていた髪をそんなにバッサリ切ってしまうなら、ね。女性にずけずけと訊くのは不躾だろう？」
「相変わらず探偵気取りなんだから……」
「気取ってはいないさ」
ふふっと笑みがこぼれた。
幼い頃からの付き合いの彼は本当に気が置けない。
「話したくないなら強要はしないけどね」
バッグを置いて隣に座り、甘い瞳で私の顔を覗き込んで意味深に微笑む。
今の御時世、これが世間の女子に知れたらネットで叩かれかねないだろう。
もちろん探自身も配慮してくれているから目立った行動はしないけれど、それでも私を気にかけてくれるのが嬉しかった。
「……私、失恋しちゃった」
改めて口にすると涙が出てきそうになった。
ぽつりぽつりと話を続けると、言葉が途絶えるまでずっとただ肯定するように静かに耳を傾けてくれる。
言葉が上手く繋がったかどうかすら覚えていないくらいに拙い話し方だったけれど、ひと通り聴き終えた探が「妬けるね」と零した。
このホムペをお気に入り追加
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
この作品の元となった作品：小説作者に５０の質問！！ ver.○○
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シルビア-Silvia-(プロフ) - Friskさん» これからだんだん私の性癖に走り始めるからぜひぜひぜひ生温い目で見てあげてくれ…もう既に過去作品見返すのが怖すぎてウィンドウ閉じるから先に進まない現象が何度も起きててシルビア咽び泣いてるよ…キツすぎ…？？？キツ…なんでもないです (2020年10月1日 22時) (
レス) id: 1b30589c5a (このIDを非表示/違反報告)
Frisk(プロフ) - シルビア-Silvia-さん» エトランゼはまじでよかったすぎて有料でいいと思う課金させて欲しい。他作品見るってことは過去と向き合わなきゃいけないってことですぜ？キツすぎではアニキ私は無理過去は振り返れないぴぇ (2020年10月1日 22時) (レス) id: 3a63293fa6 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア-Silvia-(プロフ) - Friskさん» ひん…忠犬なのでエトランゼは書いてる、他の作品はもう一度口調とか勉強しなおさんとやばいかもしれない割とマジで (2020年10月1日 20時) (レス) id: 1b30589c5a (このIDを非表示/違反報告)
Frisk(プロフ) - シルビア-Silvia-さん» 忠犬に命令します。今すぐ黒羽の夢小説をかけ (2020年10月1日 19時) (レス) id: 3a63293fa6 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア-Silvia-(プロフ) - Friskさん» シルビア言ったことはちゃんと実行する忠犬だから…ｸｩﾝ (2020年10月1日 7時) (レス) id: 1b30589c5a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような占いを簡単に作れます → 作成
作者名：Silvia | 作成日時：2020年9月29日 0時
