願い事の夢、学生証【禪院棗】

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CSS 【願い事の夢】

上の企画のテンプレです。

CSSはem7様のこちらから

【まだ、骨は腐ってねぇだろ】

参加者様以外のご使用はお辞め下さい。

【名前】
禪院棗ぜんいんなつめ

【代償】
なし

【学年】
1年生

【性別】
男

【年齢】
16

【等級】
1年生

【特別枠】
被呪者

【身長】
173cm

【体重】
55.8kg

【好きな物・得意な事】
写真撮影、柑橘系の果物(特にみかん)、運動・筋トレ

【嫌いな物・苦手な事】
禪院家、酒、ピーマン・本を読むこと、人の気持ちを察すること

【入学動機】
禪院家全体への復讐

【容姿】

長髪のおにいさんメーカー様より

血管が透く様な白い肌と女性の様な華奢な四肢に、夜が溶けた様な真っ黒の髪を1つに縛っており、早朝の青空の様な瑞々しい青い瞳を持って生まれた薄幸の端正な容姿の少年。
どことなくツンと澄ましており呪術師と言う険しい道よりもっと華やかな職業が似合うと誰もが口にし、白薔薇の様な濡れた妖艶さを纏い、どことなく虚ろな瞳であまりにも無抵抗な美しさを持っている。
「呪術高専」では黒のニットスタイルで少しブカっとしている。下は伏黒恵となんら変わりない。
着痩せするタイプであり、服を脱ぐと綺麗に鍛え上げられた筋肉が見える。
右目に眼帯をしていても損なわれない美しさを持ち、立ち姿は凛とした高貴な立ち姿をしている。
切なくなるほど静かな声をしており、淡々と続けるその顔は基本的に変化はしない。
女性的な顔立ちの為禪院家の美形の人物らと顔が酷似しており、髪型や服装さえ変えれば真依や真希と間違えられるほど似ている。

【性格】

端的に言うと無口で短気。
人見知りかつ無愛想で自分から話しかけることはなく、しかし喧嘩を売られるとすぐに買う脳筋で単純な面がある。
かなりのツンデレでありなんだかんだ言って一年ズとの関係は良好。
伏黒恵を酷く嫌悪しているものの、気が合うのかお互いに(一方的に)喧嘩しながらもつるんでいる。
禪院家では当主の禪院直毘人の息子として扱われているものの、次期当主と噂されたことはない。
自己肯定感が低く自尊心を捨てている。「認められる」ことに大きな執着をしており、休日は筋トレをしている。
頭の良さそうでクールそうな見た目とは裏腹に脳筋だが、仲間想いな面も見せる。
本を読んだり活字を長時間読み続けると貧血を起こす為嫌い。
酒は匂いだけでも悪酔いしてしまう。ちなみに情緒不安定になる為笑い上戸にも泣き上戸にもなれる。キス魔にもなる。
すぐに喧嘩に乗ってしまい話術に乗せられてしまうチョロい性格をしていて、気を許した相手に対してはもはや家族の様な親密関係まで築いてしまうコミュ力お化け。
禪院家では真依や真希の様に雑用はさせられていないもののやはり精神的に疲れる様な厳しい境遇に居る。
名前呼びなど馴れ馴れしくされるのは苦手だが、苗字で呼ばれるのは死んでも御免な為仕方なしに周りには「棗」と呼ばせている。
痩せ我慢する癖があり取り敢えず四肢欠損していなければ大丈夫。と思ってるのは本人だけ。
呪術高専では乙骨に次ぐ問題児扱いされている。
本人がかなりの方向音痴でありすぐ道に迷うことと、若干不幸体質なのかすぐ事件に巻き込まれること。
そして昔は呪術師を何人も病院送りした過去がある為、白い制服にした経験が何度かあるが戦闘スタイルに合わず特別使用を五条直々に支給された。
本人呪力量は僅かであり、呪霊も視認することは出来ない。
しかし本人は「禪院家への復讐」の為筋トレを何度も何度も繰り返した結果、「天与呪縛のフィジカルギフテッド」の初期段階の強靭さを手に入れることに成功している。

【術式】

「特級過呪怨霊・白矢純佳」

20代後半の女性が棗への並々ならぬ執着の末、死亡後呪霊となり棗に被呪した。
呪いと化した現在の姿はまるで湯気の様にぼんやりしており、頭部と推測できる部分に白薔薇を指している。
棗の声だけを認識し、恐らく棗が生まれたての頃から取り憑いている為棗はコントロールを可能としている。しかし死刑対象とはならずとも重要監視対象となっている。
非常に落ち着いた気性をしているものの、伏黒恵や五条悟、禪院の人間を前にすると急激に凶暴化する。
たまにぼやぼやとしたか弱い声を発し、棗とは夜な夜な会話をしている模様。
祈本里香と同様驚異的な呪力量を誇り、術式を跳ね返す能力を所有している。
しかし棗は戦闘の際に白矢純佳を使うことを嫌っている。

【過去】

甚モブ表現、多大な捏造有

禪院家の子供として育った。
当主の嫡男として苦しいけど幸せに過ごしていた。
しかし俺は異常だった。
優しいお姉さんが居た。
体はふわふわしているけど、優しい声で俺の名前を呼んでくれる。
俺は幸せな子供だと、誰しもが認めていた。

筈だった。

びちゃ、と目の前で赤い血が散っている。
禪院家史上最悪の日、伏黒甚爾の逆襲の日に事件は起きた。
目の前で血が舞う、目を合わせてはいけないのに、逸らすことも出来なかった。
目の前の男、黒髪の強靭な男を見た瞬間、お姉さんは、純佳さんは泣き出した。とても、悲痛な声で。

『甚爾サマ…ゴメンナサイ。ゴメンナサイ…！』

純佳さんは泣いていた。
甚爾と呼ばれた男は酷く悲しそうに俺を見た。
そして、暫くしてその美しい顔から低く馨しい声が落ちた。

『お前、希か？』

のぞみ、のぞみ？違う。俺の名前は棗だ。
でもこの声が、顔が、仕草が他人ではないと裏付けてくる。
ふる、と頭を振るとその男は悲しそうに顔を歪めて、背を向けて去っていった。
俺はいつまでも、泣いてる純佳さんとその男の背中を交互に見ていた。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿

「嘘だ」

禪院甚爾は無理矢理俺の母親を襲い俺を産ませて、全ては茶番だった訳だ。
更に母親を利用し、母親はその男の為に俺を殺そうとまでした。
更にはどこぞでガキなんてこさえやがった。

俺は、実の両親に、禪院家に弄ばれる為に産まれたのだ。

全て、事実だった。

何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も！！！！

何度も、確かめた。

許さない、許せない。
術式を持たない俺が猿と扱われない理由は当主の嫡男という小さな権力の城を知らずの内に作られて居たからだ。

つまり、俺だけが真面目に喜劇を演じていたのだ。
せせら笑う声を歓声と勘違いしていたのだ。
俺だけが、皆からの愛を信じきっていたのだ。

許さない。

＿＿＿＿＿＿＿＿

「父上」
「どうした、棗」

＿＿＿＿＿＿＿＿

鍛錬をつけてください。
これは地獄の入口だった。
権力の壁に守られてる猿をいたぶるのにはいい機会だったわけで、俺は遊び半分で呪霊の群れに投げ込まれたことだってある。
瞼を一閃、裂かれた。
瞬間激昂したのは俺の中の純佳さんだった。
純佳さんは母親の様な存在だ、俺を捨てた母親より何百倍も優しい。
だから純佳さんの手は汚せない。
俺は、生きた人間に愛されていなかった。
1週間前は顔を殴られた。昨日は腹を蹴られた。今日は肩を貫かれた。

存在さえ、嘲笑われていた。

俺は禪院家に復讐する。

俺を認めてもらうまで。
肉体だけで、呪力がなくとも、天与呪縛が無くとも。
本当に俺を愛してもらうまで。

勝ってやる。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

禪院棗の出生記録。
棗が馬鹿正直に信じていた全ては、全て虚構だった。
本名は白矢希。名付け父親は禪院甚爾、母親は白矢純佳だった。
呪力を持たない禪院甚爾の嫌がらせとして、当時甚爾に恋焦がれていた侍女の純佳を使いお互いの了承なく無理矢理子供を産ませた。
子供が産まれた後甚爾は純佳の手助けで禪院家を抜け出し純佳は希と心中を図ろうとする。
しかし純佳は最後の最後で希だけでも助かる様に沢山の偽造をし、好成績を残し死んだことから禪院家当主の嫡男として生きる道を切り開いた。
その後禪院家への恨みと希への未練を残し特級呪霊化した。

【原作、創作キャラとの関係】

虎杖悠仁

虎杖⇔棗

荒んでた棗に懲りずに話し掛けてきたのがきっかけ。
初めて出会うタイプであり嫌いだったが、そのひたむきさに気付けば恋していた。
しかし恋を自覚するのには遅すぎた。
きっと報われずとも、死を持っても、棗は虎杖を思い続けるだろう。

「虎杖、お前の衛生観念はイカれてる。早急に筋トレをして腹を鍛えないといけない」

「虎杖、デートでその格好は辞めておけ。最悪にダサいぞ。お前はもっと派手な色のが似合う」

「虎杖に手を出すな。アイツの気性はお前らも知ってるだろ！！！悪いのは宿儺なんだから。おい、待てよ！」

伏黒恵

恵⇔棗

腹違いの弟であり棗の運命を歪めた原因でもある。
伏黒は棗の存在も知らなかったが、突っかかって来る度にイライラするようになっており、お互いケンカ友達の様な関係になっており、今では親友のような関係になっている。(実際に兄弟なのだが)
伏黒への憎しみは消えていないものの、姉想いなところは買っているらしい。

「恵、お前はいつもそうやって人を困らせていたな。だから筋トレは大事だとあれほど言ったんだ。いいか、お前の薄っぺらい腹の大部分は脂肪なんだぞ。おい聞いているのか。…俺のは筋肉だから良いんだよ！薄っぺらくない！」

「恵、お前は知っているか。お前の父親のことを。お前と俺の、圧倒的な価値の違いを。」

「恨んだ。顔を潰し、目をえぐり、喉に熱した鉄を流し込んで犬に食わせて殺す夢を何度も見た。でも今となっては唯一の、俺の肉親で、大切な弟なんだ。」

釘崎野薔薇

棗⇔釘崎

大親友であり不安定な棗を支えた精神的中枢となってくれた女性。
その精神力に後押しされたことは何度もあり、今では野薔薇無しでは確実に人生が終わっていたと語るまでの仲である。
所謂男女の仲よりは女同士の仲の方が近く、正直野薔薇に恋人が出来るのは祝福したいもののいたたまれない。
反対に野薔薇も棗を大変気に入っており、表には出さないものの棗に感謝は何度もしたことがあるらしい。
また、野薔薇ほどの拘りはないものの服の趣味が似ており、街中では姉妹に間違われることもある。

「釘崎、お前の細腕からなぜそんな攻撃が出来る？やはり筋トレなのか？！筋トレなのか？！！！！？」

「釘崎、お前はもっとこう…ドーンとしてパーンとした服の方が良い。俺が奢るから俺についてこい。お前史上かんっぺきにしてやる」

「お前が居なきゃ俺はここに居なかった。恵を殺して、それで五条に消されていただろう。
だからありがとう釘崎。お前は大親友だ。」

【備考】

・部屋の片付けが苦手
・白矢は直訳でホワイトアロー。ホワイトアローは白薔薇の一種。
・最近シュークリームにハマっているので料理に目覚めそう。
・最近野薔薇に絡み始めてから日焼け止めの価値を知った

【サンプルボイス】
一人称...俺
二人称...お前、苗字、名前
三人称...棗、棗くん

喜「すごく嬉しい！ありがとう。やっぱりお前は最高の人間だな！大好きだ！」

怒「いい加減にしてくれないか。俺だって怒る」

哀「うあああ〜〜！！！くやしいいい！！！！！」

楽「早く走れ！ファストパスなくなるぞ！！！！早く！！！お前の筋肉はどうなってるんだ！！！」

「伏黒甚爾も、伏黒恵も俺の幸せを奪ったんだ！！！！俺は間違ってない。間違ってない…！」

「虎杖、お前が死にそうになった時は俺が駆けつけてやる。
名前を呼べば、すぐにでもお前を守る。
死ぬなよ。」

「俺は！！！！普通の術師より遥かに弱い！！！！！ギリギリ倒せるのも3級だ！！！
だけど俺の母親代わりの純佳さんの手を血で汚す方が、もっと辛い…！」

【一言】

またまたまたまためんどくさい子を作りました…
好きなんです。めんどくさい子

【作者】
響@雫3318

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