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こんにちは、漆原です。
漆原の小説作品は女性がなかなか出てきませんね。出てこないんです。それがなぜなのだろうかと思ったので僕なりに分析&解説してみました。かなりどうでもいいので読み流してください。
ご感想お待ちしております。
誤字脱字等ありましたら、お手数ですがコメント欄にて箇所を提示していただけると助かります。
漆原の活動状況をまとめております。何かご質問等ございましたらこちらまで。
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こんにちは、漆原です。漆原の小説作品は女性がなかなか出てきませんね。出てこないんです。それがなぜなのだろうかと思ったので僕なりに分析&解説してみました。かなりどうでもいいので読み流してください。
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僕実はタラシです。浮気性で目移りの早い、幸せな結婚ができそうにない男です。さらに軽くサディストです。はじめに暴露しておきますね。自らサディストと名乗る人は大抵ただの性格悪い人ですが、ご安心召されよ。僕はマゾヒストでもあります。
そんな僕ですから、本命の女性がたくさんいます。みんなそれぞれ良いところがあって、そういう個性が好きですし、みんな可愛い。しかし本命中の本命というものが僕にもあって、その子を前にするとかなり奥手になってしまうんです。この時マゾになります。さらに受け身です。
余談ですが、もしかすると、本命中の本命が一般で言うところの本命で、僕が本命と呼んでいる彼女たちは、一般で言う友達なのかもしれませんね。
小説というのは心情を割と吐露してしまう場ですから、本音や僕の奥手な部分が出てしまっている──と、そう思ったのがこの件に関しての一例。
二つ目に思ったのは、端的に難しいからじゃないかな、ということです。
何が。「恋愛小説を書くことが」です。
僕は拙いながらここに場所を借りて小説を書かせていただいていますが、小説を書く際にどうしても邪魔になってしまうものがあり、それが男女の壁です。
男性の考え方と女性の考え方はやはり少し違うという話を小耳に挟み、女性の心の中身を書きたいとき、僕はどう表現して良いのかわからなくなるのです。
やはりリアリティのあるものを書きたい。表現に最高はありませんから、常により良いものを目指さなくてはならない。と僕はこういう価値観を持っています。こういう時、女性でありたかったと思うことがあります。
「恋愛」というジャンルは即物的なあれを書けば良いだけではなく、感情や感覚などの心の機敏を描かなくてはなりません。ただでさえわからない女性を、恋愛という複雑な軸の上で語るのは、とても難しい。
次、三つ目。僕もしかして恋愛が苦手なんじゃないか、ということ。
恋愛が苦手とは一体どういうことでしょう？
僕には、「性別を捨ててしまいたい」と思っていた時期がありました。今でもたまにですが、そう思う時があります。おそらくこれは一般的でしょう。もちろん僕にも男性で良かったと思う時はありますし、先ほどのような状況に置かれたら、女性に生まれたかったと思うこともあります。
問題なのは、僕が「性別を捨ててしまいたい」と思ったことにあります。
僕は小説を書く際には両方の性別を持っていた方が書きやすいのではないかと思うこともあり、反対に性別がないほうが書きやすいだろうなと思うこともあります。
前者はもちろん恋愛小説を書くためです。男女の違いがよく出ているほうが恋愛小説の醍醐味が発揮しやすいためです。
後者の場合は二つあり、淡々とした物語が書きたい時、あと感情の起伏が面倒な時です。
恋愛には激しい感情がつきまといます。片思いの頃の一喜一憂に始まり、嫉妬、束縛、不満、喧嘩など、楽しい反面、辛い状況にも発展しやすい。何よりも僕は嫉妬という感情が大嫌いなんです。僕は気の小さい男なので、嫉妬すると思考が停止し、不安でたまらなくなります。常に臨戦態勢でいたい僕としては、嫉妬はくっそ邪魔と言っても過言ではない。
恋愛とは「特別」を作るということ。「特別」を作ればその反面、「それ以外」に分類される人がいますよね。僕はいくら自分が「特別」になれても、「それ以外」の人から嫉妬されると、優越感により世界が狭まるのを感じます。よって嫉妬はする側でもされる側でもメリットがない……少なくとも僕にはそう思えてしまうのです。
羨むのは良いんです。でも、何であいつだけ、とか、どうしてあいつなのか、とか、そういう自分のどろどろした部分をなるべく引き出したくない。周りに迷惑がかかります。ちょっとヤンデレなんです。というより、支配欲が強いのでしょう。自分に自信がない証拠です。
以上が、漆原なぜ恋愛小説を書けないのか、と考えてみた結果でした。
まとめると、女性が苦手で書けないわけではなくよくわからないだけ、あと嫉妬が嫌い、ということですね。
ですから、女性という名目で書くことは一応できます。また、女同士の日常はなんとなく書けるということ。友達として仲が良い男女も書けないことはありません。現に書いていますし。基本、友情や仲間意識というものは大好きです。
それでもあまり女性が登場しないのは、男性のほうがより身近で書きやすいから、僕の好きなジャンルであるミステリーや、謎解き系は男性のほうが個人的にシリアス感が出しやすいから、といったところでしょうか。
いかがでした？ 我ながらなかなか興味深い問いかけでした。また疑問に思ったことは自問自答してみたいと思います。最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
僕実はタラシです。浮気性で目移りの早い、幸せな結婚ができそうにない男です。さらに軽くサディストです。はじめに暴露しておきますね。自らサディストと名乗る人は大抵ただの性格悪い人ですが、ご安心召されよ。僕はマゾヒストでもあります。
そんな僕ですから、本命の女性がたくさんいます。みんなそれぞれ良いところがあって、そういう個性が好きですし、みんな可愛い。しかし本命中の本命というものが僕にもあって、その子を前にするとかなり奥手になってしまうんです。この時マゾになります。さらに受け身です。
余談ですが、もしかすると、本命中の本命が一般で言うところの本命で、僕が本命と呼んでいる彼女たちは、一般で言う友達なのかもしれませんね。
小説というのは心情を割と吐露してしまう場ですから、本音や僕の奥手な部分が出てしまっている──と、そう思ったのがこの件に関しての一例。
二つ目に思ったのは、端的に難しいからじゃないかな、ということです。
何が。「恋愛小説を書くことが」です。
僕は拙いながらここに場所を借りて小説を書かせていただいていますが、小説を書く際にどうしても邪魔になってしまうものがあり、それが男女の壁です。
男性の考え方と女性の考え方はやはり少し違うという話を小耳に挟み、女性の心の中身を書きたいとき、僕はどう表現して良いのかわからなくなるのです。
やはりリアリティのあるものを書きたい。表現に最高はありませんから、常により良いものを目指さなくてはならない。と僕はこういう価値観を持っています。こういう時、女性でありたかったと思うことがあります。
「恋愛」というジャンルは即物的なあれを書けば良いだけではなく、感情や感覚などの心の機敏を描かなくてはなりません。ただでさえわからない女性を、恋愛という複雑な軸の上で語るのは、とても難しい。
次、三つ目。僕もしかして恋愛が苦手なんじゃないか、ということ。
恋愛が苦手とは一体どういうことでしょう？
僕には、「性別を捨ててしまいたい」と思っていた時期がありました。今でもたまにですが、そう思う時があります。おそらくこれは一般的でしょう。もちろん僕にも男性で良かったと思う時はありますし、先ほどのような状況に置かれたら、女性に生まれたかったと思うこともあります。
問題なのは、僕が「性別を捨ててしまいたい」と思ったことにあります。
僕は小説を書く際には両方の性別を持っていた方が書きやすいのではないかと思うこともあり、反対に性別がないほうが書きやすいだろうなと思うこともあります。
前者はもちろん恋愛小説を書くためです。男女の違いがよく出ているほうが恋愛小説の醍醐味が発揮しやすいためです。
後者の場合は二つあり、淡々とした物語が書きたい時、あと感情の起伏が面倒な時です。
恋愛には激しい感情がつきまといます。片思いの頃の一喜一憂に始まり、嫉妬、束縛、不満、喧嘩など、楽しい反面、辛い状況にも発展しやすい。何よりも僕は嫉妬という感情が大嫌いなんです。僕は気の小さい男なので、嫉妬すると思考が停止し、不安でたまらなくなります。常に臨戦態勢でいたい僕としては、嫉妬はくっそ邪魔と言っても過言ではない。
恋愛とは「特別」を作るということ。「特別」を作ればその反面、「それ以外」に分類される人がいますよね。僕はいくら自分が「特別」になれても、「それ以外」の人から嫉妬されると、優越感により世界が狭まるのを感じます。よって嫉妬はする側でもされる側でもメリットがない……少なくとも僕にはそう思えてしまうのです。
羨むのは良いんです。でも、何であいつだけ、とか、どうしてあいつなのか、とか、そういう自分のどろどろした部分をなるべく引き出したくない。周りに迷惑がかかります。ちょっとヤンデレなんです。というより、支配欲が強いのでしょう。自分に自信がない証拠です。
以上が、漆原なぜ恋愛小説を書けないのか、と考えてみた結果でした。
まとめると、女性が苦手で書けないわけではなくよくわからないだけ、あと嫉妬が嫌い、ということですね。
ですから、女性という名目で書くことは一応できます。また、女同士の日常はなんとなく書けるということ。友達として仲が良い男女も書けないことはありません。現に書いていますし。基本、友情や仲間意識というものは大好きです。
それでもあまり女性が登場しないのは、男性のほうがより身近で書きやすいから、僕の好きなジャンルであるミステリーや、謎解き系は男性のほうが個人的にシリアス感が出しやすいから、といったところでしょうか。
いかがでした？ 我ながらなかなか興味深い問いかけでした。また疑問に思ったことは自問自答してみたいと思います。最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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設定タグ：漆原真 , オリジナル作品
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作者名：漆原 真 | 作成日時：2016年2月4日 17時
