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九龍城砦。正史であれば1993年時点で解体され、見る影もなくなっているはずの無管理地帯。

そう、正史であれば。

2023年。

九龍城砦は、あった。

それはもうピンピンしていた。

中華飯店を営むマフィアが街を統治していたり、中型犬くらいあって突然自己発火する虫がブンブン飛び回っていたりもするが、それでも巨大スラムはあった。

東洋の魔窟は生きている。

13階(くらい)建の激ヤバ集合住宅は、今日も元気に息衝きまくっている。燃ゆる虫を払い、どこぞの警官を払い、頭上の飛行機にはしゃぎながら。

ここは九龍城砦。ヤバい虫とヤバい人たちが暮らす、最低最悪のキング・オブ・スラム。

退っ引きならない君も、そんなことない君も、ここで生きるなら腹を括ることだ。

その先にあるのは、存外美しい日常なのだから。


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ハロー! 貴様ら 花殻エンターテインメンツです

最近、選考やHO形式の企画が流行ってますよね。
かく言う私も運営したり参加したりしてます。超エキサイティングで楽しいですが、そろそろ昔(※10年近く前)みたいに緩くてガサツな企画がやりたくなってきました。

そう言う企画です。テーマは九龍!スラム!マフィア!超能力!! 貴様ら、行くぞ!!


【クラブ・ジャオズの有り触れた昼餐】


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11/3
【祝】本編できた!
これや 待ってるヨォン^_^



10/26
雑多板を建てました! 現在主催が一人でキャラ練りをしてCSから逃避しています。参加等検討中の方は是非ご利用ください!
こちら

10/28
乗せ忘れてた用語【九龍酒家】を追加しました。ぶっちゃけ見なくてもヨシ!


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【世界観・企画概要】

時は2023年。本来であれば30年ほど前に解体されているはずの九龍城砦が、色々あってまだ残っている世界線。現実の謂れと変わらず「東洋の魔窟」として機能し続けている九龍城砦だが、ひとつ超常問題を抱えていた。

そう、怪蟲(かいちゅう)の存在である。

怪蟲は九龍周辺での環境汚染や違法研究によって誕生した糞の副産物で、自己発火したり、鼓膜が破れるほどデカい声で鳴いたりする。しかも体積が、いわゆる「原本」の5倍ほどある。
5倍と言うのは結構で、例えばそこら辺のトンボなら、ざっと50センチくらいになると言うことだ。
50センチと言ったらデカめの芝犬くらいなので、「結構」として然るべきだろう。

しかし。

そんな怪蟲を駆除し、九龍城砦の平和を守る者たちがいた。

彼らこそが「クラブ・ジャオズ」。九龍城砦の自治警備団だ。怪蟲駆除のみならず、スラム全体を統括し、治安維持にも努めている。要するに彼らは九龍城砦の元締めだった。

と言うか、ざっくり言えばマフィアだった。

首領の「ワン・イェン」は傷まみれのアル中で、余所者をバンバン撃ち殺すモノホンだ。

だけど、飯屋をやっている。

クラブ・ジャオズは大衆食堂「九龍酒家」を営み、日々を過ごしている。

これと言ってショバ代を取るわけでもなければ、住民の臓器を勝手に売るわけでもない。来る日も来る日も怪蟲を殺し、よそから乗り込んでくる売人や警察(要するにシマ荒らし)も殺し、城砦内のヤバい薬や法治国家であれば犯罪とされる事象の流れを管理する。悩みがあれば聞いてくれるし、開業の手伝いもしてくれる。城砦住民にとって、クラブ・ジャオズはマフィアで飯屋で何でも屋さんだった。

そう、彼らは正真正銘の「統治者」なのだ。誰も文句は言えなかった。

事実、クラブ・ジャオズの支配下に置かれた九龍城砦は平和だった。ここ10年くらい、彼らは餃子の会を名乗ってスラムを締め上げている。お陰様で、九龍城砦はすっかり安泰だ。ここは東洋の魔窟なのに。そんなこと、あってはいけないのに……。なんかヤバい虫もいるし……。


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【募集要項】

前提として、九龍城砦内に住む人間のみを募集します。詳細は以下になります。


【クラブ・ジャオズ】

九龍城砦のちょうど真ん中らへんの雑居ビルを丸ごと拠点にしている半グレ集団、もしくはチャイニーズ・マフィアのなり損ない。首領、及び龍頭の「ワン・イェン」がロシアらへんで悪さをしていた過去があり、その形式を引きずっているだけとも言える。発足は10年ほど前とされているが、前身組織を含めると20年近くあり続けており、住民にとっては親しみ深い存在である。

主な活動内容は「治安管理」「怪蟲駆除」「飲食店経営」であり、その他にも「住民のお悩み相談」「ライフライン業者の手配(水道管とか)」「住居改築の確認と承諾」なども行っている。役所のない九龍城砦において、クラブ・ジャオズは行政のような役割も担っている。

クラブ・ジャオズの構成員たちは品種改良され、食べてもギリ大丈夫になった「食用怪蟲」を呑み、超常的な能力を手にしていることが多い。突然燃えたり、爆音を出したり。

なぜか?

駆除対象が突然燃えたり爆音出したりするからである。ヤバい虫にはヤバい人間で対抗しようと言うわけだろう(クラブ・ジャオズにはお抱えの生物研究者がおり、食用怪蟲は彼が開発したらしい。研究者も勿論城砦住民だ)。

クラブ・ジャオズはいつでも構成員を募集している。入会方法はただ一つ、首領に直談判すること。構成員に気に入られて入会と言うのもよくある話だが、結局首領との面談は避けられない。

首領と酌み交わすことに成功し(彼女はアルコール中毒だ)、晴れて構成員となった場合は、真っ先に怪蟲を呑むか否かを選ぶことになる。

怪蟲を呑めば能力持ちとして戦闘駆除要員に回され、呑まなければ事務や食堂の経営に回される。全てを掛け持ちしているイカれ野郎もいると言えばいるが。

大丈夫。クラブ・ジャオズに籍を置いているなら将来は安泰だ。仕事をすれば金がもらえるし、仕事は絶えない。衣食住も保証される。そう、クラブ・ジャオズに籍を置いているうちは。


【賛同住民】(さんどうじゅうみん)

九龍城砦に住まい、クラブ・ジャオズの傘下にある住民たち。不義理さえなければ例え異国の流れ者であっても受け入れてくれるクラブ・ジャオズは住民たちの拠り所であり、実に9割以上が賛同住民であるとされる。

具体的にはクラブ・ジャオズと世帯主が書類契約を交わし、「互いに助け合い、尊厳を無碍にせず、城砦住民として誇りを持つ」と言う誓いを立てた者たちを指す。みかじめ料とかが取られるわけではなく、むしろ九龍酒家の優待スタンプカードが貰える。来店するとスタンプが1個貯まり、20個集めたら一食無料になる、と言うお得なもの。でも「金がない、腹が減ってる」と言えばタダ飯食わせてくれるのであんまり意味ないかも。


【管轄外住民】(かんかつがいじゅうみん)

九龍城砦に住んでいながら、クラブ・ジャオズに反発する住民たち。稀に存在する。大抵が九龍地区に住み続けている一族だったり、異国人に抵抗感があったりで、とにかくクラブ・ジャオズと契約せず、守られることを拒否しているようだ。怪蟲駆除の依頼もできないため、近年はなかなか生きづらい状態になっている。


以上。事前、特殊枠は無し。


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【用語】


【怪蟲】(かいちゅう)

ここ5年くらいで異常発生しているヤバい虫。通常の5倍程度の大きさで、自己発火したり、爆音を出したり、音速で飛んだり、人を食ったりする。過度な環境汚染や違法研究から生まれたとされるが、まだ九龍地区外では発生が確認されていない。基本的にいるだけで害なので、発見され次第クラブ・ジャオズが駆除に向かっている。能力には個体差があり、動きも予測できないことから、蟲を呑んでいない場合は対処が難しいとされている。


【食用怪蟲】(しょくようかいちゅう)

ある生物研究者が研究に研究を重ね、品種をいじりにいじった末に出来た最悪の食材。原寸に戻されてる他、どの個体も完全に無毒化されているため、本当に食用が可能。
これを食べると怪蟲よろしくヤバい能力を手に入れることができる。
クラブ・ジャオズの外には決して流通しない代物であるため、現在怪蟲由来の能力を持っているのはクラブ・ジャオズの戦闘駆除要員のみである。


【ワン・イェン】

クラブ・ジャオズの首領、または龍頭と呼ばれる女性。若く……と言うか幼く見えるが40を過ぎており、重度のアルコール中毒。際どいドレスにジャケットを羽織り、サイズの合っていないブーツを履いているなど服装に存在感がある。
基本的に温厚だが、「舐められている」と感じたらすぐ射殺する。元々は余所者で、ロシア系の犯罪組織出身らしい。ワン・イェンと言う名前は人からもらった。九龍城砦と住民たちを愛しており、存続に命を賭している、一城の王のような女。


【九龍酒家】(ガウロンジュージャー・くーろんしゅか)

クラブ・ジャオズの経営する大衆食堂。拠点ビルの一階をぶち抜きにして構えている。厨師(いわゆるコック)から服務員(いわゆるウェイトレス)まで全ての従業員がクラブ・ジャオズの人間。制服とかはない。店員のエプロンは着用任意だが、つけることをお勧めする。
点心は勿論、小菜・麺・炒飯、焼味など酒家の名に相応しく手広いメニュー展開が特徴で、広東料理をベースにいわゆる「中華」は大抵ある。当然酒もある。店内は広く、九龍城砦内にしては清潔。朝の10時くらいから夜10時くらいまでは営業しているので、早めのランチから遅めのディナーまでなんでもどうぞ。


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【参加に於ける前提事項・規則】


【前提事項】

・当企画はマルチエンディングを予定しております。本編の執筆等はありません。

・公式にイベントを起こすこともしません。人が集まったらたまに「こんな話題で盛り上がってみないか?」みたいな話題をお出しするかもしれないくらいです。

・この企画はとにかくラフに遊びたい主催が起こしたラフ極まりない地獄物件です。ゴリゴリ魂を削って選考を勝ち上がる企画とは訳が違います。緩く楽しくがモットーであることをご理解ください。


【不可能事項】

・非ログインユーザーの参加
・版権キャラクターの流用
・人外、あまりにファンタジーすぎるキャラクターの作成(例:ケモ耳、エルフ、魔法使いなど)
・ピクルー等イラストメーカーの使用、AIイラストの掲載
・その他モラルに反する言動


【可能事項】

・それ以外全部


【具体的には】

・3L
・ラフなCS
・現実にはあり得ないカラーリング
・オッドアイなど特殊な容姿
・双子や兄弟設定
・病弱、欠損設定
・武器の携帯
・うちうち、交流無しのキャラクター
・派生作品の作成
・他企画からのキャラクター流用



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【企画の目的】

・九龍城砦と言うロマン溢れるスラムで楽しく生活するキャラを作ろう!

・超能力を使って暴れよう!

・蟲を殺そう!

・九龍城砦は治外法権なので殴り合ったりヤバい薬やったりできる! しよう!

・交流したりしなかったりしよう!


【主催のモットー】

・とにかく楽に楽しくやりたい。CSの提出催促したくない。

・片手間で参加できる適当な企画もあってよくね?


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長い!! 色々書きましたがとにかく楽に九龍企画をやりたかったと言うわけ。CSが書けたら本編公開します!

みんな来てねー^_^

花殻(エ)

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作者名:花殻エンターテイメンツ | 作成日時:2023年10月25日 20時

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