【双星の陰陽師】鸕宮天馬・考察

双星の陰陽師は10巻から島編に突入しましたね。
個人的には、コーデリアちゃんが可愛くて嬉しいです(*´꒳`*)

さて、本題に入ります。♯36「はじまりの場所、幽玄の彼方」では、様々な謎や曖昧になっていた部分が解き明かされましたね。
千年前の京都の出来事。
謎の少女の正体。
禍野が存在する理由。
禍野を作り出した人物。
陰陽師の目的。
ケガレの目的。 etc…
多くの謎が解けてスッキリしたぜ！って人もいると思います。自分もそうです。
で、こんな風に謎が解けたら新たな謎が生まれませんか？
"何故、鸕宮天馬はこの事実を知っている?"
安倍晴明が女である事が分かった時に「島の陰陽師でも一部の者にしか知らされてねぇ」と言っていました。
その一部に天馬が入っているのかもしれません。
しかし、それでも映像が余りにも鮮明過ぎます。
何故、千年前に禍野の闇に消えた筈の安倍晴明の姿を天馬は知っている？
ここで、２つの予想が出来ます。
まず１つ目。天馬の呪護者が宿主(天馬)に今迄に宿っていた人達の記憶を持たせる 又は、千年前からの記憶(記録？)を持たせる力を持っている。
まぁ、呪文や霊符を使わなくても呪装出来るようなすごい呪力ですからね。妥当と言えば妥当でしょう。
次に２つ目。貴人を受け継いだら共に初代から先代までの貴人の記憶も受け継ぐ 又は、千年前からの(貴人の)記憶を受け継ぐ。
こちらの方が可能性が濃いと思います。だって、その方が沢山の疑問が解決するし…

ではでは、その疑問の事について。
天馬はろくろが来るのをずっと待ってたと言っています。
これには、(双星の男が来ると聞いてから)待ってたというような解釈以外にも(安倍晴明の子(？)であるろくろが島に来て俺達(十二天将)を越え、共に安倍晴明を救う事を)待ってたというような解釈が出来ます。これで「ずっと」の意味が分かる気がします。
また、ろくろが安倍晴明を「お母さん…」と言った時に驚いたりしなかったのはその事を既に知っていたのだと考えられます。
つまり、何かしらの方法で安倍晴明の状態を把握出来ているのでしょう。
そして、天馬はろくろの事を「チビ助」と呼びます。ろくろよりチビなのに…。
では、何故そう呼ぶのか。ろくろが平均より小さいのもあるのでしょうが、もし天馬が本当に貴人の記憶を受け継いでいるとしたら安倍晴明に創り出された貴人からすれば安倍晴明の子(？)であるろくろは甥や近所の子供＝チビ助的存在に。
まぁ、人にあだ名をつけるのは趣味と言霊も関係しているでしょうね。

さて、ここからは斑鳩兄弟とコーデリアの事で少しビックリした事を。
＊くだらないです。斑鳩兄弟の方は43話ネタバレがあります。

斑鳩兄弟の兄・恵治兄さんが10歳の時に士門が斑鳩家宗家に引き取られました。士門は3歳の時に父親が禍野で戦死し、すぐに宗家に引き取られたと思います。
なので、士門と恵治兄さんは7歳差です。士門は現在18歳なので、恵治兄さんは25歳です。ちゃんとお酒は飲めますね。
そして、士門と小夜ちゃんは18歳と11歳です。7歳差です。
小夜ちゃんは恵治兄さんの実妹です。14歳差です。ここで１ビックリです。
さらに、士門と小夜ちゃんは7歳差なので、小夜ちゃんが産まれるより先に士門が宗家に引き取られているのです。個人的に２ビックリです。

コーデリアは士門が十二天将になる時には既に十二天将でした。個人的見解にすぎませんが、十二天将ってそこまでころころ変わらないと思うんです。そもそも、十二天将に選ばれる人は少ないと思います。多くて1年に1度くらいだと。
実際に士門が十二天将に選ばれてから繭良が十二天将(仮)になるまでの4年間は清弦さんが引退しましたが、メンバーは変わっていませんし。
そして、士門の前に十二天将に選ばれたのは憲剛さんです。大体5年以上前からコーデリアは十二天将です。現在21歳なので逆算するとざっと16歳以前から。かなりの才能の持ち主ではないですか？


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ここまでよく分からない考察を読んで頂き有難う御座いました。

＊矛盾点や疑問点がありましたら、コメント欄にて教えて頂けると嬉しいです。