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ただの小学生が書いた小説なので誤字などがある場合がありますがそこは何卒ご了承下さい。(小説を投稿する場所が違うかもしれません。)
自分は生まれつき名前がなかったんだ。



それは自分にもわからない。
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見知らぬ人に手を引かれた。思わずびっくりしたが、抵抗する隙もなかったのに……手に持っていたナイフを一生懸命に振り回した途端に腕を掴まれ、赤い家に連れて行かれたんだ。そこで意識が途絶え、でもうっすらと女の人の声が聞こえたんだ。その人の声は温かいような母親のようなものだった。女の子の声が聞こえてくる。「名前は?」「ごめんね、名前はないんだ。」そう言うと女の子は微かな声で「私はね、あなたの妹なんだよ。」自分の記憶では妹などいなかったはずだ。「自分には両親がいない、みんな、みんな、消えていったんだ。」女の子は「……?…」と混乱している様子。気味が悪くなってきたのでその家から出ようとしたら…まるで幽霊のように自分の後をついてくるのだ。女の子は「ねえねえ、私」と言ってきたので「なに?」と聞き返し、すると「アタシ、あんたの悪い心から生まれたんだよ。ねえ、ねえ?」と。
心の中で「悪い心を持った自分なんか到底持ちたくない。殺してやる、殺してやる。」と念のように唱えた。今すぐに手に持っているナイフで殺してやろう。ナイフを青空に向けて振った。自分にとってはこれが初めてで最後の「人殺し」なのだ。さあ、このナイフを思いっきり下げる!!それだけなのだ。


本当に殺してしまった。罪悪感に苛まれる。夕焼けの空、カラスの鳴き声、苦悶の顔で死んでいった自分の悪い心。全て、全てがトラウマなのだ。「時間が解決してくれるといいな。」周りに人が集まってくる。「人殺しめ」

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作者名:ちまちまという謎のウイルス | 作成日時:2021年9月10日 10時

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