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俺は、12歳のガキです。

だから、まだ死 ぬことがよくわかりません

そんななか、俺の初恋である従姉妹が

病気で亡くなりました。
俺は、まだガキで"死"にたいしての怖さとか

よくわからなかった。

だけど、最近分かった気がする

俺の従姉妹は、4年前ぐらいから

病気で入院退院を繰り返していた

名古屋に住んでいて

病気でも冬休みや夏休みは俺の住んでいる所に必ずきていた。

けど、二年前くらいからパタリと来なくなってしまった

従姉妹は、二人姉弟で弟は俺の一個下でこっちに行きたいと毎日言っていたそうだけど

姉の体調があまりよくなかったみたいだった

でもずっと帰って来なかった従姉妹が

今年の夏少しだけ帰って来た、髪の毛はなくて
室内でもずっと帽子だった
体も、痩せ細ってて

俺は、アイツに何処か行きたいとことかないの?と聞くと

小さな声で『イオン』と言いました

じゃあ、行こう!次の日皆で行こうってなってたんだけど調子が悪いのでえんきになった

俺は、夏どーして来たのかよくわからないでいた

病院で治療してた方が良いんじゃないのかと
思った。

でも、あんまりアイツが嬉しそうにするから
そんなのどーでも良いと思った

外にも出れないのでせめてもとアイツが大好きな映画、
クレヨンしんちゃんのうんこくさいの野望と言う面白い映画を俺と従姉妹兄弟で見た

それが、俺と従姉妹の最後の思いでだった

8/26深夜太陽のように優しかったアイツが亡くなった

それを知ったのは27日の朝だった
突然起こされて母が小さくかすれそうな声で

『空ちゃんが亡くなったって』と

言いました。

俺は、理解できずにいた
ほんとに?と聴くと母は無言で頷きました

その瞬間俺の眼から暖かいものが溢れだした
聴けば、あの時もう余命3週間と宣告されていた
そうだった。

夏に帰って来たのは、アイツがどーしても
俺達に最後に会いに来たかったからだそうだった

夜中には、死を前にして怖かったのか
一人で泣いていたらしい

さんずの川は、亡くなった人にたいしての涙で
できているらしいから
俺は、泣いた一杯アイツがさんずの川を渡れるように。

このホームページに書いて初めてアイツが死 んだ事を実感した

皆さんは、死にたいと思うこと有りますよね?
でも、人間って凄いんですよ?
親の体から無事に出て来てこれたこと
何兆分の一なんだって

それに今日は昨日死 んだ人達が必死に生きたかった
明日なんだから。

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作者名:鬼龍 x他1人 | 作成日時:2016年8月27日 11時

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