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夢小説に挑戦してみたくて書いた初作品です。

「 」の空白は人によって違うかなと思ったので、そのままにしています!
一目惚れだった。

彼の走りが、私の人生を変えたんだ。
今日も会えるはずのない彼のことを考えている。


放課後、図書室の窓を少し開けてみると、気持ちの良い風と共に車輪の音が聞こえる。私はこの時間が大好きだ。
そこには彼の姿はない。そんなことわかりきってるよ。
そう思うと目から雫がこぼれ落ちてくるんだ。

" 会 い た い "

「…なァ」
揺れたカーテンの隙間から、彼の声が聞こえた。
こんなところにいるはずないのに…
どうしてここにいるの。 「あら、き、た?」
目から雫がポロポロこぼれ落ちて止まない。

「               」
そう言って風と共に居なくなってしまった。
代わりに小さなジュース缶だけが残されていて。
そこには bepsi の文字。夢じゃなかったんだ。

「会いに来てくれたんだね、ありがとう…」
彼女は沢山泣いた後、優しい笑顔で図書室をあとにした。

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作成日時:2023年7月18日 18時

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