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小|中|大|本当に短いお話です。
主人公の一人称は「私」ですが、性別は決まっておりませんので、全て読者様の推察でどうぞ。
感想などはコメント欄でお願い致します。
Twitter→@Why__psychopath
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主人公の一人称は「私」ですが、性別は決まっておりませんので、全て読者様の推察でどうぞ。
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こんなもの、いっその事ドブ川にでも捨てられれば良かったものを。
どうにも投げ捨てるには惜しい様に思えて、ふと手を止めた。
コレを投げたからと言って、あのことが変わるわけでもなし、投げるだけ損になるならば、いっその事金にでも変えてしまえば、楽なのに。
コレを金に対価交換出来るほど思い出が詰まってない訳でもない。
つまり、この手に収まったソレは私の手から、頭から離れてはくれないのだ。
私はそっと苦笑いをした。
なんだ、何かと理由を付けてコレを手放さないのは、結局、私があの人を好きだった事を表すことに変わりはないのである。
私は、また
一歩、また一歩、足を我が家へと向けた。
その足取りは、ここに来る前よりも軽かったように思える。
先程までの私の心を表すような曇天に、似合わないほど、私の心は晴れ晴れとしていたのだ。
どうにも投げ捨てるには惜しい様に思えて、ふと手を止めた。
コレを投げたからと言って、あのことが変わるわけでもなし、投げるだけ損になるならば、いっその事金にでも変えてしまえば、楽なのに。
コレを金に対価交換出来るほど思い出が詰まってない訳でもない。
つまり、この手に収まったソレは私の手から、頭から離れてはくれないのだ。
私はそっと苦笑いをした。
なんだ、何かと理由を付けてコレを手放さないのは、結局、私があの人を好きだった事を表すことに変わりはないのである。
私は、また
一歩、また一歩、足を我が家へと向けた。
その足取りは、ここに来る前よりも軽かったように思える。
先程までの私の心を表すような曇天に、似合わないほど、私の心は晴れ晴れとしていたのだ。
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作者名:無自覚サイコパス | 作成日時:2018年11月11日 20時