不登校、学校に行けない貴女へ

学校に行けないー気持ち、わかります。
私も同じだったから。

私は初め週に2、3回休み初めました。
その状態が一ヶ月ほど続きました。
休む度に友達は大丈夫？と聞いてくれました。でも、それさえもプレッシャーに感じました。つぎに一週間休みました。
一日学校へいってはまた一週間やすむ。これを３回繰り返しました。

この繰り返した一週間は辛かった。
周りからはサボりだと思われてるんじゃないかという負い目があって学校に行けませんでした。
制服を着て、学校の門までくぐっても涙が出てきて、とにかく教室という空間が怖かった。
とてもとても怖かった。
家に戻っても学校へ行ってないという罪悪感や授業についていけなくなるという負い目からイライラして、布団に潜って泣いてました。
でもどうして学校に行けないか分からなかった。どうしても学校に行けなかった。

私はいじめられていた訳でも無かったし、勉強も普通でした。
心配してくれる友達もたくさんいました。
もちろん、母親ともぶつかりましたが、母親も私の話を聞こうとしてくれました。
でも私はそれさえも鬱陶しく感じました。
不登校になるんじゃないかという恐怖が一番大きかったです。
その次に私は怠けているという自己嫌悪が辛かったです。

でもどうして私がこんな状態を抜け出せたかと言うと、特にないんです。
修学旅行まで学校に行くようにする、と決めて学校に行くようにしたんです。それだけです。
でも、それだけが出来るようになるまでにはたくさん時間がかかりました。たくさん支えが必要でした。たまたま私はそれで行けるようになったんです。学校へ行けるようになるまでにかかる時間も労力も人それぞれだと思います。きっと今、これを読んでいる貴女は本当に辛いと思います。自分以外の全てから否定されているようなそんな気持ちになってしまっているかも知れません
。私は友達がいました。母親がいました。父親がいました。でももしかしたらこれを読んでいる貴女は一人ぼっちで不安や恐怖と戦っているのかもしれない。学校でも一人でいて、親からも責められているのかもしれない。でも、忘れないで下さい。たまたまネットで繋がっただけの顔も名前もしらない画面越しの私だけど少しでも貴女に楽になって欲しいと思って書いてます。少しでも貴女の気持ちを分かりたい、力になりたいと思ってこんな長ったらしい文章を書く奴だっているんです。私も本当に辛かったから。何度もネットの言葉に助けられたから。頑張れなんて言わないし、言えません。でももう少し気楽に人生考えて見てください。生きてるだけでいいと私は思います。課題とかテストとか勉強とかとりあえず後回しでいいんです。それは元気になったらいつでもできるから。でも疲れてしまった心をまた元気にするのは今しかできないから、今は休んでいいんです。世の中は優等生を好むかもしれないけど、とりあえずほっといて、学校に行けないのは貴女だけじゃないので。時間がなんとかしてくれます。貴女は怠けている訳でも、サボっているわけでもありません。心が少しオーバーヒートして、疲れてしまったんです。だからあまり気負いせずに、休んでください。どうしても考えて過ぎてしまうときは趣味に没頭したり、面白い動画をみたり、なんとなく音楽を聞いたりして気をそらして考えないようにしたらいいかなと思います。自分や現実と向き合っていることだけが正しいわけじゃないんです。こんな下手くそな文章でも1mmでも私の気持ちが伝わっていれば嬉しいです。貴女は否定なんてされてません。ちゃんと貴女の力になろうとしている味方もいます。その一人は私です。貴女は一人じゃない。