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漸く状況が少し呑み込め始めたところで、僕は机の下から取り出した超堅固金庫に命の源そのものである駄菓子を詰め込み始めた。

──ここはじきに、駄菓子(・・・)が無事(・・・)ではいら(・・・・)れない事態(・・・・・)に陥る。

ーーー
初文スト作品は夢小説ではありません←
映画が最高すぎたので波に乗ってしまおうと思いまして。

いま文字数多分たくさん書けないので、超超短編です。色々乏しいこれを膨らませてくれる神様とか居たらコメントで教えてください。誰か。

*超×100短編
*硬め文章
*らんぽさん一人称
*少ない文章の九割九分九厘捏造
*低評価…べつにいいです。受け入れます。だって自分が満足してない。

それではどうぞ!

ーーー
202.10.20
公開設定の変更などを行いました。内容に変化はありません。
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国木田が一連の流れを説明し終わった。社長を見る。

状況が少し呑み込め始めたところで、僕は机の下から取り出した超堅固金庫に命の源そのものである駄菓子を詰め込み始めた。

____ここはじきに、駄菓子が無事ではいられない事態(・・・・・・・・・・・・・・・)に陥る。



僕だって未だ全てが解った訳じゃあ無い。今の時点で下手な助言をしても誰かの思惑を崩すのが関の山だ。……例えば太宰とか。

社長は(かつ)て、僕にひとつだけ嘘を()いた。──ほんとうはそれが方便だって解っていた。ただ、社長の優しさが嬉しくて、僕はずっと社長に追いてきている。

これからのことで僕等異能力非所持者が何処へ行くのかは知らないが、結局は全て社長と社員達に期待を掛けるしかないのが歯痒い。僕は金庫の鍵を掛けた。



***



「___僕が此処に戻ったって事は、……」
霧の晴れた街を見下ろして、散らかり放題の事務所を背に金庫の鍵を開けて駄菓子を頬張る。

「否、蚊帳の外って云うのは解ってたけどさぁ……」
凄くつまらない。それでもそんなことより、事態が終息して社長が、皆が無事であることが有り難かった。「お帰り」と云うのが今から楽しみだ。口元が緩むのを感じた。



ーーー


或る役人はこの件を「三人の異星人がお互いを見に来た」と表現した。
然し、覚えて居て欲しい。少なくとももうひとり、蚊帳の外に異星人が居た事を。





「もうひとりの異星人」fin.

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しぇるふぃあ。 - 部久さん» コメントありがとうございます!霧が出ている間は私の乏しい想像力を超えた事態が起きているはず…!非異能力者で安心して書けるのは春野さんあたりでしょうかね…? 乱歩さん視点もまた修正しますのでそのときはまたよろしくですm(_ _)m (2019年3月14日 11時) (レス) id: a3aac3bf63 (このIDを非表示/違反報告)
部久(プロフ) - 乱歩さん側の視線も良いですね!霧が出ている時の非異能者側の話もっと描いて欲しいです! (2018年5月27日 23時) (レス) id: 44b6b1ba74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しぇるふぃあ。 | 作成日時:2018年4月28日 18時

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