俺とイレーナとズルゾロフとショケイスキー

俺はズルゾロフと
ショケイスキーの両親を殺した
そして残ったのは
イレーナとショケイスキーだ
イレーナは俺をかばって
監獄に入ってそして殺された
俺は
【また会おうぜ】と言った
ショケイスキーに会いに行った
ショケイスキーは看守になっていた
あのときは
まだ幼かった
でも２０代になっていた
ショケイスキーは
俺のことを忘れていたはずだ
うしろから
拘束すれば
わからないはず
俺はショケイスキーが
おとした写真をみて
俺が殺したショケイスキーの
両親だとわかった
ショケイスキーは
俺がこの写真おとしただろ?
覚えてるか?お前の両親を殺した
と言わなければ
わからなかったはずだ。
ショケイスキーは
俺の足を蹴った
だが俺は
【なぁ時間あいてる?】と言ったあと
ショケイスキーを気絶させた
ショケイスキーは
数十秒後目をあけた
ショケイスキーは
拘束されてると思った
俺はショケイスキーが
幼かったとき言った
【今のお前じゃ俺を殺せない
お前が大人になったとき俺を探してくれこの街のどこかにいると…。】
1回目は殺されそうになり
2回目は俺を殺しにきた
3回目も…
俺は3回目のとき決意した
俺はお前の両親と
ズルゾロフを殺した
なら生きていた
お前に殺されたいと…。
俺は持っていたナイフで
1回目は眼帯をしている
右目をナイフでなぞって
腕に突き刺し
2回目はショケイスキーが
俺を殺そうと
右脇腹を刺した
だが俺は効かなかった
俺はショケイスキーに言った
【やるなら心臓を狙えと…。】
そして3回目ショケイスキーは
ナイフで俺の脇腹を刺した
俺は痛みに耐えながら言った
【イレーナ…
死ぬかも…
だ…か…ら…その…鞄…
お前に…やるから…
イレーナを…たすけてあげてほしい…】
そしてショケイスキーは
【わかった】と言った
俺は【ありが…と…】
そして俺は
脇腹から大量出血と
俺はショケイスキーに
殺されるまえに
下腹部を縦にさいた
そしたら
なかから
臓器が出てきた
もとにもどすために
やったのに
泣いてしまうショケイスキー
【俺に殺されてほしかったんだろ?
なぁおきてよ!】
だがショケイスキーの
顔を見たまま
２０代の男は死んだ
【ごめんなさい…ごめんなさい】
とあやまりながら
ショケイスキーは
男の目に手をあて
目を閉じさせた
ズルゾロフは
ショケイスキーの兄
イレーナは妹
そして２０代の男は
よっしーの父親だった
残酷で
虚無感を感じたショケイスキー
ショケイスキーは
監獄にもどった
そして新しい
囚人が入ってきた
それはよっしーだった
よっしーは
ショケイスキーのことを
気にしてくれた
そしていつしか
ショケイスキーのことを
好きになっていた。
よっしーとショケイスキーは
美術館に行ったり
ワインを飲んだりしていた
ショケイスキーは
気づかないみたいだか
よっしーは気づいた
ショケイスキーが
しゃべりはじめて
ずーっとショケイスキーの
うしろにいるからだ
姿は見えてないが
よっしーは父親が
ショケイスキーの
うしろにいるため
ショケイスキーに言った
【私席外すね】
【え…ちょっと…なんで…】
【んーなんでかな?
ショケイスキーが
しゃべりはじめてから
ずーっとうしろにいるんだよね】
【いやいやちょっとまって…】
【だいじょうぶ
姿はみえてないから】
【私席外すね
夜景がきれい】
【仕方ないな…】
(でもほんとに
うしろにいるなら笑える)
またあのときのように
二人きりになれるから
よっしーが言ってた
二人の男にからまれたとき
俺は回し蹴りをした
よっしーは微動だにせず
男に膝蹴りをした
【なんでどこで?】
【実の父親に
教えてもらった
母親は占い師で
父親は殺人鬼】だって
ショケイスキーの
両親を殺したのは
よっしーの実の父親
【よっしー】
【ん?】
【よっしーの
実の母親と
父親のなまえって】
【実の父親のなまえは
アレクセイ
母親のなまえは
イレーナ】