【応募企画】20人の勇者達【応募中】で作成

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こちらは【応募企画】20人の勇者達のテンプレートです。
許可が出たら作成してください。

【名前】サニティア

【性別】女

【年齢】200歳

【役職】魔女

【魔法】重力を操る

【容姿】灰紫がかった白い腰まである切り揃えられた髪と長めの睫毛、光が当たると橄欖石色に輝く石榴色の瞳。宇宙色の短いマントを羽織っていて、下はダボダボのワンピース。チャームの通してある皮紐が巻き付けられたフワフワのブーツを履いている。帽子は最近見つけたお気に入り。

【特殊設定】アースアイ

【性格】物腰穏やかだが腹黒い。喜怒哀楽の哀怒が欠落している。感情を露わにするのは過去を断片的に思い出した時と魔女といるとき。あとは好きなこと(スイーツを食べたり魔法薬を作ったり)している時のみで他には針の先程の興味も無い。表だけ取り繕って無感情そのもので他者に接する。
あとナチュラルに口が悪い。また、人々を「居やしない神なんかを信じる頭の悪い可哀想な生き物」と捉えていて、残念なおつむからの解放と哀れな人生からの救済として人を殺める。また、本人はそれを心から楽しんでいる。

【武器】三日月と薔薇をあしらった大鎌
切ったものにかかる重力を操れる。
でも基本は能力と拳。パワー系ロリゴリラ

【その他】
一人称:わたし
二人称:キミ

【サンプルボイス】
「こんにちわぁ！今夜は月が綺麗だねぇ！」(初登場)
「ちょっと？ヴァルさァーん？わたしのアトリエからまた本取りましたぁ？マジで圧縮しますよぉ？」
対人間「ええー⁈ほんとに神様なんて信じてるの？わぁ～！君たちってほんっとーにカワイソウなんだね！頭が悪いからそんなもの信じてるんでしょ？わかるよぉ！だからわたしが助けてあげる！」
「…ほんと、なんで救ってあげようとしてるのに抵抗するかなぁ…そういうのホント嫌い。さっさと潰れて」
【過去】(とある少女の昔話)
あるところに、かなり裕福な村がありました。その村の人々はかなり裕福でしたが、少しばかり頭が悪く、何かあれば「神様」が「いけにえ」を欲していると騒いでは選ばれた者を殺して供物として広場に腐るまで晒したり、餓死するまで山のお堂に閉じ込めるといった愚かなことを繰り返していました。
そんな村に、2人の少女がいました。
一人は×××といい、×××は病弱で、おまけに身体中に痛々しい痣があったので父母からも気味悪がられ、「疫病神」と恐れられて村人から忌み嫌われていました。
もう一人は、サニティアといい、腕っ節が強く、少々強気な女の子でしたが、父母の本当の子供ではないので「ぎゃくたい」されていて、日に日に痣が増えていました。
そんな2人は、お互いに助け合って生きていました。×××はすぐに手を出すサニティアに「人々に優しくしなさい。怒ったり、泣いたりしては周りの人まで不幸になってしまうよ？人に優しくした分だけ、自分にも返ってくるから」と教えてきました。サニティアは、どうして酷いことをする奴らに「優しく」しなきゃいけないのか分かりませんでした。でも、大好きな×××との約束なので、破らずにちゃあんと守っていました。
そんなある日、村は酷い疫病に見舞われました。腕の良い医者は皆逃げてしまいました。
頭の足りない村人達は、「×××は病魔で、村に疫病を招き入れた悪魔なので、殺すべきだ。そうすれば神の祝福を得られ、我らの村は安泰だ」とふれ回りました。サニティアは、そんな村人達を止めようと父母に知らせようとしました。父母ならばを娘の話を聞いてくれるかも知れないというひとかけらの希望を持って。
しかし、現実は違いました。父母はもうその事を知っていて、「あんな気味の悪い疫病神を厄介払いできる機会ができてよかった」とほくそ笑んでいます。父母はそのまま本物の娘ではないサニティアも殺してしまおうとこちらへ向かってきます。
此処にいては2人とも助からない。
そう思ったサニティアは、足の悪い×××を背負って山へ逃げようと村を走り抜けようとしました。
その時、2人の横で泣いている少年が目に入りました。サニティアは無視しようと言いましたが、×××は
「泣いている子には優しくしないと。坊や、どうして泣いているのかしら」と、サニティアの背中からおりて少年に声をかけます。
×××の掌が泣いている少年の頬に触れようとしたその瞬間…
×××の喉から真っ赤な飛沫が弾けました
少年の手にはよく磨かれた銀の短剣が刀身を真っ赤に染めて握られています。
少年は村人に「悪魔を殺せば君は英雄である」と唆されていたのです。
その時、少女は分からなくなりました。
「優しく」した×××は殺された
「優しく」したから殺された
「優しく」すれば返ってくるって言っていた
「優しく」した×××の命はもう返らない
「優しく」なんてできない
でも「優しく」するのが×××との約束だった。
怒ってはいけない。泣いてはいけない。憎んではいけない。恨んではいけない。今溢れそうなこの気持ちは持っていてはいけない。ならばこんなものは捨ててしまえ。

その時、少女の感情は音を立てて壊れてしまいました。

ガラガラと音を立てて崩れていく情緒の中で、少女の頭に一つの事が思い浮かびました

そうだ！村人は頭が悪いから物の善悪が分からなくてこんな事をしたんだ！わからないなら仕方ないはず！ほんとうに愚かだ！神も悪魔もいないのに！空っぽなおつむだとそんな事も理解できないんだね！カワイソウに
だから「優しい」わたしが教えてあげる！そんなものは存在しない。いくら祈っても助からない。馬鹿な君たちにもわかるようにその身を持って教えてあげる。その何の意味もない体ともオサラバさせてあげるの！

少女は穴の開いた感情でまともな判断ができなくなってしまったのでしょうか、それとも少女は判断することを諦めてしまったのでしょうか。今となっては彼女自身も思い出せません

そして少女は、一夜にして村を全滅させました。【救済】の2文字のもとに。
それは少女が8歳の時の出来事でした。

もう魔女となった少女は、こんな100年以上も昔のことなんて、覚えてすらいないでしょう

(補足)
×××の母→男遊びに狂った売女。×××の先天性の梅毒の原因。×××を生かしておくのは「地主が自身の娘を殺した」という事が自身の地位を危うくする為、自らの地位のために死なない程度に生かしていた。
×××の父→酒と薬とギャンブルに溺れたDV夫。絵に描いたようなゴミ屑だが地主であったため、金だけは湯水のように入ってきた。だが、そのほとんどを自身の酒代や薬代と母の遊ぶ金に当てていたため、×××はその日の食事すら取れるか取れないかだった。
×××→体に先天性梅毒のための痣が沢山ある。
とても夢見がちで、幼い頃に読んだ童話の内容を信じていた。サニティアは姉妹ではないけれど、サニティアを本物の妹のように扱っていた。魔法使いではない。サニティアの4歳上。
村人→良くも悪くも信心深い。まあただの馬鹿なんだけれど。魔法使いを蔑視する傾向の村。
また、全員サニティアに惨たらしい殺され方をされた。
サニティアの母→ヒステリックを起こしてはサニティアを殴ったり蹴ったりする。ろくでなしの癖に身分だけは高いのでプライドが異常に高く、半村八分状態。
サニティアの父→マッドサイエンティストまっしぐらのいかれた医者。何度もサニティアを実験台にしようとしてはサニティアに逃げられていた。また、疫病が流行った際、サニティアを置いて母と真っ先に逃げ出した。
サニティア→サニティアの父母が酔った勢いで引き取られた。元々は表情豊かで、素直な良い子だったが、大切なものを理不尽な奪われ方をして狂ってしまった。時々にこの出来事を断片的に思い出しては壊れたはずの悲しみと怒りが蘇りかけて情緒が不安定になる

(サニティアの言う「神様」とは、魔女に力を与えた神様では無く、人間達の信仰する「自分達にとって都合の良い空想上の偶像」である。
サニティアは、神様はその偶像よりも自分勝手で気分屋であると思っている)

【関係】
フレイヤ→親友(だと思ってる)。歪んだ性格似てて大好き(一緒にお菓子作るのが好きだったりする)
ヴァルチェ→親友で悪友。盗んだ物返せよ^ ^(アトリエに来てくれるのが実は嬉しかったりする)

【製作者】
阿闍梨