私の過去の話

私がいじめを受け始めたのは、小学校高学年の頃からです。
ここでは文字数的に少ししか書けませんが、いじめはいまもつづいています。

きっかけがなんだったのかはわかりません。急に無視され始めました。
ですが、初めのうちは気になりませんでした。もともと1人でいることが多く、親友と呼べるような友達が2人いたので。

成績は良い方でしたが、鈍臭いタイプでした。読書は好きでしたが、夢中になるとそれ以外に対して無関心になってしまうので、あまりしないようにしていました。

出来るだけ周りには優しくするようにしていました。

だんだんとそれは酷くなり、グループでの話し合いの時ですら、なにも口をきかなくなりました。おまけに、陰口を叩かれるようになりました。

先生に言われて手伝えば、「媚を売っている」。テストでいじめのリーダーよりも点を取れば「カンニングをしている」。有る事無い事言いふらし、そのせいでいじめのグループに入っていない子からも無視されました。

それはまだ良い方だったのです。体育の時間、ペアができないのは当たり前。私とペアになった人は可哀想、と言われました。失敗したら全て私のせいになりましたし、掃除の時間には机が蹴られて残っていたり、机の中の教科書や筆箱は中身が床に散らばっていました。

私にも少しは原因はあったと思います。あまり人と関わりたいと思わなかったですし、そのせいで話し方も下手だったかもしれません。運動は苦手で、けれども足を引っ張るほどではありません。ボールは怖いですが、いじめられてボールをぶつけられたりしたからです。

これが、四年生の頃の話です。
五年生になると、初めの方で話した親友のうち、1人との関係が悪くなりました。クラスが離れたことが大きいと思いますが、その子の元々の性格も原因だと思います。

その子は本性を隠すタイプで、表向きには優等生でした。けれども、自分にされた嫌なことはずっと覚えていますし、こっちが友達だと思っていても、相手がこちらを友達だと思っていたかどうかは怪しいです。

その子は、もう1人の私の親友を取って、それからは私に全く関わらなくなりました。話しかけても冷たい態度ですし、こちらを避けているように感じます。

そして、いじめも酷くなりました。机に「処分品」と書かれた紙を貼り付けて外に出したり、机にゴミが入っていたり。図工の絵の具の時間の時には、色水をかけられたりもしました。
先生はなにもしませんでした。おとなってあてにならないんだ、と思ったのを覚えています。私から訴えても、「何かの勘違いじゃないかな、自分から話しかけてごらん」。先生の目の前で色水をかけられているので、先生が気づいていないということはないと思います。

狭い学校でしたから、その内学年は1人の女の子の支配下状態になりました。その子は、いじめのリーダーの子でした。
無視されている子は私の他にもいましたが、私の場合はそれ以上で、無視されている子からも無視されました。後でわかったのですが、私に話しかけるといじめられたようです。

最後まで私に話しかけてくれた女の子は、「ぶりっ子」と呼ばれていました。ですが、その子は暗くなり、以前とは性格が変わってしまいました。それからは、もう誰とも話さずに過ごしてきました。

二学期ごろからは、いじめの中心になっていた子達が、私に話しかけてくるようになりました。ただ、状況が改善したわけではなく、嫌がらせで話しかけてくるだけでした。

「〇〇って誰々が好きなんでしょ？」って言った後に、その男子のところに行って、大きな声で「〇〇が君のこと好きだって！きもいやつ同士でお似合いだね！」と叫んびました。そして周りは同調するように笑いました。
恥ずかしというより、怒りが先に湧いてきました。

死ね、と言われて中指をたてられたり、ゴミだと言われて箒で叩かれたり。
けれども、学校を休もうとは思いませんでした。きもいきもい言われましたし、自分が学校に行くことで少しの嫌がらせになれば、と思ったのです。そして、学校に行くからには笑顔で行きました。

このころから、私は冷めてきました。いじめてくるやつらを、内心で低脳だと見下し、人を信じなくなりました。そして、ネットに逃げました。学校にも、家にも居場所がなかったのです。
親は私に全く興味がありませんでした。いい成績をとろうが悪い成績を取ろうが、なにも反応しませんでした。

家での話はここで話すべきではありませんね。
これ以上、家のことは話さないことにします。習い事もしていましたが、厳しいところだったため、友達なんてできませんでした。

これが、五年生のころの話です。
六年生のときは、いじめはそのまま続き、私はどんどん曲がって行きました。

なにをするにも冷めていて、ときどき生き物を殺したくなるようになりました。さすがに、生き物を殺さないだけの良心は持っていましたが、その代わりに自傷行為をし始めました。

左腕を切りつけたり、縄で自分の首を絞めたり。痛くも辛くもありませんでした。
人間を信じることはありませんでした。信じたところで裏切られるとわかっていました。

これが、私の過去です。
気持ち悪いと思いましたか？
これがなんなんだと思いましたか？

私が言いたいのは、２つです。
占いツクールで、いじめっ子を倒そう、とか、ぶりっ子やナルシスト、厨二病やオタクを倒そう、などという検定をつくる方。


いじめっ子はそんな簡単に倒せません。
それから、その色々な方々を差別する投稿が、いじめを残らせているのです。私は自分で自分が嫌いです。私のような人をこれ以上作らないために、もうそのようなことはやめてください。

人気が出るから？そんなこと知りません。確かに、人気が欲しくて必死に努力している方もいるでしょう。けれども、その作品を見て傷つく方がいることも考えてくださいね。
私の友達の子も、ぶりっ子と言われていましたが、私によく話しかけてくれるような子でしたよ。

それから、いじめている人。自覚はないと思いますし、これを読んでもいないと思いますが、もし読んでいるのだとしたら。
いじめなんてやめてください。
軽い気持ちかもしれない。歯止めがつかなくなったのかもしれない。あなた達も大変なのかもしれない。でも、いじめは犯罪なのですよ？

私は自分のことが終わっていないので、人の相談に乗ったりはできません。
ごめんなさい。

言いたいことはそれだけです。
ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。
これを機会に、いじめについて考えてくだされば嬉しいです。

偉そうにすみませんでした。

長文、失礼しました。