評価されるとデレていくp神【d!】

「あっそろそろ　お昼ご飯取ってくるよ　良い子で待っててね」




そういうと口に温かい感触が当たる





『せ……先生？』






「これ、したら良い子にできる？」





『で、で、出来るに決まってますよ』




マスク越しでも分かるような悪戯な笑みにまた惑わされる
頭を冷やすために手をパタパタして数分したら先生が忙しない様子で帰ってきた




『どうしたんですか？先生』





「いや別に、うちの可愛い可愛いYOUちゃんが心配でさぁ？」






『ばっ　そんなもう私大学生ですよ　多分』





「実際学籍はないじゃん？」





『ま、まあそうですが』





「じゃあ食べよう」




今日はサラダが食器の上になかった
少し焦った　サラダ以外はここ最近口に入れたことが無かった





「大丈夫？今日はね、魚を食べてみようと思ったんだ」





『でも……魚……味薄い』





「そこは安心して、先生がちょっくら味見しながら良い感じに味付けしてきたから」





『……ありがとうございます』





魚を1口分箸で取る




『いただきます』






ちょうど良い味だけれどやっぱりサラダとは違って違和感があるし嫌悪感もある




「無理だったら無理しなくても大丈夫だよ」





背中をさすってもらう
でも……その期待に応えたくて思い切って飲み込む




胃に異物が入って吐き出しそうになるけども我慢する






「大丈夫……？プレッシャーだったよね」






『大丈夫……だと思います　飲み込めました』





「なら良かった進歩だよ　魚食べられたらもうなんでも食べれる」





本当にそうだなの？とは思いながらもうんと頷いておく






「じゃあご褒美のキスする？」




『えっ』






答えるまもなくベットに優しく倒される
キスと言っても甘ったるくて安心を持ってくるものだった





「顔真っ赤　ちょっとこれ以上したら俺もYOUちゃんに何しでかすか分かんないし」




『何するんですか』





「俺しか……見えないようにするよ」