いつも月夜にマーマレード【企画用キャラ】

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いつも月夜に米の飯

↑こちらの作品のキャラになります。

〔名前〕ジェイムズ・ティプトリー・Jr.(ジュニア)

〔性別〕男

〔年齢〕29歳

〔性格〕真面目ではあるが、自分の考えを曲げてしまいやすい。国木田のように、誰も傷つけまいと考えている。
差別は絶対に許さない。
意外と可愛いもの好きだが、女みたいだと云われると怒る。

〔口調〕米国出身だが、流暢な日本語で話す。仲間内で話すときも英語は殆ど使わない。
「～だ」等、断定的な言い方が多い。
一人称は私。二人称は君、貴方、他場面に応じて使い分け。
話し始めるときによく「ふむ…」とか云いがち。

〔短所〕優柔不断なところがある。
自分のやりたいことと異能の提示する最適解の乖離が大きな原因。かもしれない。

〔容姿〕金髪ロン毛。遠目から見ると性別が判らない。
眼つきが鋭い。
しばしば、どこか諦めたような表情になる。

〔身長／体重〕
182㎝/75㎏

〔服装〕
全身黒で統一したスーツスタイル。

〔会話サンプル〕

「やあ、私はジェイムズ・ティプトリー・Jr.だ。……さて、君を殺したくはないが、こうするしか無いようだな」

「君は、冷たい方程式を知っているか？」

「そうだな、君がそう云うならばそうするか。よし、作戦変更だ」

「おい、男がサンリオ好きで何が悪いんだ？貴様は時代遅れの堅物だな！」

「……なあ、私の事を“アリス”と呼ぶのは止めてくれ。お願いだ」

〔異能力〕『たった一つの冴えたやりかた』
…概要
その状況における「最善の一手」が分かる。
ジェイムズにのみ聞こえる声が、冴えたやり方を示してくれる。
あくまでも社会全体から見た最善の一手であり、ジェイムズ自身の感情は一切反映されない。

＿＿短編小説『たったひとつの冴えたやりかた(The Only Neat Thing to Do)』

〔そのほか〕
米国の異能組織に所属していたが、ある事情により組織を抜け、姿と名前を変えて日本にやって来た。
「アリス・ブラッドリー」という女性の名前を出されると不機嫌になる。

組織にいた頃、建造物倒壊事故から異能を用いて仲間の救助に成功した。
異能の示した「冴えたやり方」は、貧民街の人間を犠牲にするものだった。
彼は今もなおそのことを悔いている。

好きなもの　天文学、マーマレード、かわいいマスコット(特にサンリオのもの)
嫌いなもの　男女差別、二者択一

元になった小説家さんのちょっとした情報
「ジェイムズ・ティプトリー・Jr.」というのはペンネーム。
本名「アリス・ブラッドリー」
女性ですが、男性としてSFを多く書いています。

〔関係〕

与謝野晶子
女性であるが故の苦労をしている彼女に、なんとなく共感できる部分がある。
「……この国も、女性は息苦しい思いをしているのか」

泉鏡花
ゲームセンターにて、うさぎのぬいぐるみをあげたことで仲良くなった。
男一人では入りづらい店に二人で行っては、ストラップなどを買ってあげている。
「鏡花、少し待ってくれ。はむ選びはもう少し時間がかかる」

梶井基次郎
宇宙や人の死について、遠慮なく話せる相手。
ただ、双方云いたいことを云い合うだけで、会話が成立しているかは定かではない。
「うむ……人も天体もいずれ死ぬ。『死』に意味はあると思うか？」

銀
二人ともオフの時に偶々出会った。
世間話をする程度だが、深入りはしないほうが良いと異能に警告される。
「おや、髪型を変えたのか？」

エドガー・アラン・ポオ
米国に居た頃の友人。
ポォの書いた小説を読むも、異能ですぐに脱出できてしまう。
「……推理遊戯においては、異能を使うのは冴えたやりかたとは云えないな」

H・G・ウェルズ
ジェイムズの旧友。
彼女の知識量や頭の回転の速さに憧れている。
「はぁ、私も君の様に、自らの手で冴えたやり方を見つけ出したいものだ」

ヤーコプ・グリム
同じ組織の仲間である彼女と友人になりたいと思っている。
だが、ジェイムズの異能はヤーコプを殺せと囁いてくる。それ故になかなか距離は縮まらない。
「……ヤーコプ……彼女が居なくなれば傷つく者は減る……私は……私はどうすれば……」

萩原朔太郎
相手の死期を知る能力を持つ朔太郎だが、ジェイムズは何故か見る度に死期が変わるらしい。
互いに、不思議な奴だと思っている。
「おや、朔太郎。……すまない、君とどう接したらいいのか、私にはよく分からないんだ」

ルイス・キャロル
彼女を傷つけてはならないと異能が囁きかけてくる。ヤーコプは殺そうとする素振りを見せるくせに、何故自分は守るのかとルイスに聞かれるが、ジェイムズ本人も、自分で納得いく答えを持っていない。
「ああ、ルイス……世界の最適解とは一体何だろうか……？私が彼らを見殺しにしたことも、君を傷つけまいとするのも、それが最適解であるからなのか……？」

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