【悪魔達の沈黙。】Margery・Orwell で作成

【名前】
Margery・Orwell (マージェリー・オーウェル)


【芸名/コードネーム】

　Madonna　(マドンナ)

実はこのコードネームは、マージェリー自身が付けた物では無い。話術や演技に長けている自身がずっと舞台(この世界)に立っていられるように、という意味が込められているとマージェリーは思い込んでいる。

だが、実は単純に「M」が一緒だから、という理由で付けられただけで、別に特に深い意味は無い。強いていえばマドンナとか言っとけば何とかなるだろ、的な感じ。


【性別】
女性


【年齢】
28歳


【役職】
WEIRDO　研究員　(情報通)


【身長】
158cm


【体重】
50kg


【容姿】
　平均的な身長、体重。本人曰く、もう少し体重減らしたいし、身長も伸ばしたいのだとか。身長体重についてとやかく言われると、必ず「ストレスだから！」と言い訳する。

赤銅色の髪色に、紫紺色の瞳。
髪型はサイドアップスタイルで、睫毛は長め。自身でも瞳の色は気に入っているらしい。多少化粧をしており、真紅色の口紅が特徴的。


【私服】
　ワインレッドのアワーグラス・ドレスの上に、何故か白衣。特に寒い日は白衣を羽織っており、ほぼ、感覚的にはカーディガンと変わらないと思われる。

靴は黒色のハイヒールで、このコーデは絶対に変わらない。一応お洒落にも気を使っているのか、左腕に翡翠色の大きめブレスレット、銀のインデックスリング。右腕には腕時計。


【性格】
　一見ミステリアスで何考えてるか分からない変人、のように見えるが、実は悪戯好きだったり、人に頼られることが大好きだったり子供っぽい28歳。人を頼るのは苦手。

話術と演技力に関しては最高レベル。昔は男女関係なく、酒を飲ませて情報を吐かせ、その情報をもとに人間を探し、また情報を吐かせ、という変なゲームを行っていた程。

その為、人間の情報管理の甘さは良く知っている。基本的に自身は、全ての言動に注意を払っているため、時折疲れて、ひとりで部屋に閉じ籠ったりする時も。

今では外に出るのも大変なため、主に親しい人間より情報を仕入れている。外に出ていなくても話術は健在らしく、BIZARREのこともそこで知ったが、あえて見逃している、とか。

勿論、自身が所属するWEIRDOについての情報も集めており、ある意味爆弾のようなもの。だがしかし、演技力で無害な花を偽るので、結構面倒な人物かもしれない。


【専攻】
　心理学

正直なところ、あまり役には立っていないらしい。但し、情報集めの時に極稀に役立つ時もあるんだとか。


【好きなもの/得意】
人形、煙草、ワイン、スリル　/　駆け引き


【嫌いなもの/苦手】
退屈、スリルの無いこと　/　情報を喋らない人


【趣味/特技】
読書　/　演技、情報集め


【ボイス】
「私の名前は、Margery・Orwell。あ、勿論、Madonnaって呼んでくれたって構わないわよ？　って、そんな困った顔しないの。兎に角、以後、宜しくね」

「演技って、愛されるってね、本当に私をエクスタシーな気分にさせてくれるの！　こんな甘美な物、私は手放すことなんて出来ないわ」

「リリアに、アデーラ、それにアシュリー。皆私の、大切な人形(研究成果)。あとは自我さえ埋め込めれば、彼女達は“完璧”な人形になる。ふふ、楽しみだわ」

「どうだったかしら、私の情報集め。コツはどれだけ相手の懐に飛び込めるか、よ。見事でしょ？　惚れてくれたって良いのよ＿＿なぁんてね」


【過去】
　両親を事故で生まれた時に亡くし、以降ずっと親戚の家で過ごしていた。親戚は残念ながら忙しく、マージェリーの遊び相手はいつもフランス人形。そこから、人形が大好きになった。

勿論、親戚達には勉強を教える時間も無かった為、本を読んだり近所の人間から教わるようになる。理解力は早かったが、近所の人間もだんだん教えることに飽きるように。

　そんな彼等をやる気にさせるため、マージェリーは演技力や話術を身につけるようになり、近所からは人気者になるように。愛されることの素晴らしさに気付いた彼女。(ここらで口癖が最高にエクスタシー、になった)

だが、大きくなるにつれ、本当に自身に“教えたい”と思っている人間が居ないことに気付く。何故なら、自身の周りに残っていたのは、身体や自身の人気目当ての人間だけだったから。

　そこから、マージェリーは人間を利用して利用して利用しまくった。蹴落とし、裏切り、情報を操って、また最高にエクスタシーな舞台へ立てるように。だがしかし、結局その舞台へ立つことは出来なかった。

結局、その人間利用にも飽きてきた頃に、とある人間から声が掛かりWEIRDOの研究員となる。


【関係】
　マージェリーをWEIRDOに引き込んでくれた人間など、様々な関係募集中です！　Laurenceより声を掛けさせて頂く場合もあるかもしれません。


Crom=Azide・Actinoid　(マシュマロ少佐様)

　マージェリーが可愛がっている研究員のひとり。クロムが何かを悩んでいると思えば、背中をバシバシ叩きながら聞いてあげるように、気に掛けてはいる。なんだかんだ忘れられない。

クロムがヘルのことを今でも考えていることを知っているため、冷たく当たってくるクロムに対して怒ることはせず、面白がりながらも受け止めようとしてあげる。

「あら、クロム。良い所に来たわね。ちょっとこの資料手伝ってくれない？　ご褒美は…そうね、最近有名なチョコレート菓子が手に入ったんだけど、それでどうかしら」

「私を『マドンナ』だなんて、随分他人行儀じゃない。＿＿それで、今日は何があったのよ。まさかこの演技の天才、マドンナ様を誤魔化せるとは思ってないでしょう」

「あの子はちょっと不安定だけど、なんだかんだ良い子よ。あとちょっと大人で現実的なら私の好みに入るかな…って、流石に冗談。あの子は良い意味で、弟みたいな存在ね」


・

Flann・Ray・Whiteley　(餅ラムネ様)

　簡単に言えば飲み仲間。マージェリーとしては、飲みながら余計なことを言ってしまわないかと内心ひやひやしているが、彼の話術には何時も、ついつい引き込まれてしまう。

相手をしていて退屈しない人間。今ではそんなスリルでさえ楽しんでいる。いざ断ち切ろうとしても、なかなか断ち切れない関係。

「おっと、良い時に見つけたわ、フラン！　ちょっと飲みましょうよ。…仕事？　仕方ないわね。資料、貸してみて頂戴。私がやれるとこは変わったげる。」

「ね、私、酔って変なこと口走ってないわよね？＿＿べ、つに、気になることなんてないけど。女は少しくらい秘密があるほうが、暴きたくなるでしょ？」

「フランは色々と面白いわ。彼の話術には、悔しいけれど私も魅力を感じるし。お金を払っても良いくらい。適度にスリルも感じさせてくれるし、まあ、良い飲み仲間よ」


・


アゼル・オーウェン＝ロイド　(けいた様)

　普段は悪戯を仕掛けながら、マージェリーはアゼルが情報を落とさないか狙っているが、アゼルは全く情報を落としてくれず、顔には出さないが内心物凄く悔しがっている。

そのため、アゼルの腕を認めているからか、時々倒れてないか確認しにきたり、甘いものを差し入れにきたりする。兄妹のようで姉弟のような、不思議な関係。

「ね、アゼル、会議の結果どうだったのよ。良いじゃない、少しくらい教えてくれたって。…魂胆を誤魔化さないのか、って？　しょうがないじゃない、あなた、口固いんだもの！」

「ちょっと、顔色が酷いわよ？　何やってるの、馬鹿ね、早く寝なさい。代わりに出来ることは私が何とかするから！　大丈夫。＿＿マドンナ様を舐めるんじゃないわよ」

「アゼルは、悔しいけど腕が立つわね。悔しいけど！　でも頑張りすぎて倒れそうになるって辺りは、まだまだ人間だなぁ、って思える。いざってなったら、助けるわ」


・


Carol Fiorenza=Ashley ( SQUARE 様 )

　脳が震えるようなスリルを求め人間遊びをしていた時代に、マージェリーをWEIRDOへと誘ってくれた張本人。自身を良く理解している相手であり、それでいて自身も彼女を理解しているつもり。

そのため何処か親友のような関係でもあり、時折一瞬に出掛けてはどれが似合うだのあれが良いだのと言い合っては遊んでいる。

「遊びに行きましょうよ、キャロル。洋服に合うネックレスを選びたいのよね。お勧めのブランドとかある？　良いじゃない、ちょっとくらい貴女の美の秘訣を聞いたって」

「貴女がWEIRDO(此処)に誘ってくれて、私、本当に嬉しかったのよ。だってあのまま遊んでたら、退屈で死んじゃうとこだったわ！　ありがとね」

「キャロル？　私の素敵なお友達、ってところ。珍しく裏も表も無いわ。ただ彼女は私の良き理解者で、私をこの世界に誘ってくれた“トリックスター”、だったりするだけ」


【備考】
　フランス人形が大好きで、自身も作る。
情報を簡単に吐く人間とは違い、全てを“完璧”にこなす人形を作るのが個人的な夢。マージェリーの研究室には人形がかなり並んでいる。

硝子を好み、食器などは硝子製の物を良く使う。理由は割れる瞬間まで楽しませてくれるから、だとか。その食器と人形を除き、研究室にはほぼ物が無い。旅行などでも物は少ない方。


【無断使用】
　派生作品につきまして、殺しさえしなければ、基本、どんな立場や作品に使って頂いて問題ありません。許可も不必要となります。是非、使って頂ければ幸いです！


【作者名】
Laurence