喫茶店のホール・キッチンスタッフ募集

【世界観、時代設定】
時は2100年。絶妙に発展した日本が舞台です。ホログラムディスプレイが浸透した程度には発展しましたが、空を飛ぶ車はいません。電気自動車はもっとポピュラーな存在になっています。
そんな、なんてことない未来の現代に、突然降って沸いたファンタジーじみた存在。それが「アルカナ」です。以下、アルカナについての説明です。


【アルカナについて】
アルカナは遥か昔、紀元前からあったと言われる上位存在です。どんな高度な文明もアルカナの顕現によって滅んだとされ、都市伝説や陰謀論のような扱いを受けています。しかし、権力者たちや一部の考古学者、科学者たちによってその存在が真であることが証明されており、アルカナの顕現を確認した場合は即座に適合者(後述)の捜索と収集をし、マイナーアルカナ、ひいてはエレメンター(後述)の殲滅をすることが暗黙の了解となっています。

アルカナは一定の間隔でその姿を現しているようですが、いかんせんその「間隔」が長すぎるせいで、一体どれほどの周期なのか、何かの法則性があるのかなどは定かではありません。

ただ、顕現の始まりは「世界」のカードであり、全てのアルカナは「世界」のカードを中心に現れるとされています。今回世界のカードは長野県のある民家で発見されており、現時点では全てのカードが日本国土内に顕現しているようです。そのため、今回のアルカナ殲滅戦は日本だけの問題となっており、世界規模での対応はありません。「アルカナ緊急対策本部」が組まれ、基本は警察と適合者で対処することになっています。

アルカナは時代に合わせて形を変え、現在はウェイト版タロットカードの姿をしています。不滅の存在で、形を失ってもエネルギーとして地に帰り、長い時を経て再び顕現します。

アルカナには「メジャー」と「マイナー」があり、メジャーアルカナは22枚、マイナーアルカナは56枚存在していると言われています。中でもメジャーに属するアルカナは強大なエネルギーを持っているとされ、その力を人間に付与する特性があります。エネルギーを与えられた人間を「適合者」と呼びます。この特性は、アルカナが持つ大きなエネルギーが入れ物(現代ではカード)を内側から壊さないためにあるものとされ、マイナーアルカナも似たような特性を持ちます。

しかしマイナーアルカナは力が及ばず、人間のような高度な思考能力、理性を持つ生き物にはエネルギーを付与できません。代わりに本能で行動する動植物の自我を破壊し、自らが乗っ取ることで事なきを得ています。乗っ取られた動植物は「憑依体」や「依代」と呼ばれ、自我を取り戻すことは二度とありません。マイナーアルカナの持つエネルギーが尽きるまで生き、その後は死に絶えるだけです。

アルカナには意志があるとされ、それを裏付けるように「一部の適合者はアルカナに人格を蝕まれている」と言う結果が出ています。また、マイナーアルカナは自我を壊し、己と挿げ替えることで憑依体を操っています。マイナーアルカナは自分の上位存在であるメジャーアルカナを無条件で憎んでおり、それもまた、意志の存在をまことしやかに主張しています。

尚、マイナーアルカナとエレメンターの殲滅に成功し次第、メジャーアルカナは「還す」ためにカードごと焼き捨てられる予定であるとされています。


【メジャーアルカナとその適合者について】
本企画の募集枠となります。

22枚のカードと、それに選ばれた人間を指します。対応、適合するカードは先天的に決定しており、覆ることはありません。
自身の持つべきカードと出会った瞬間から、適合者は人間離れした身体能力とそれぞれカードに由来した特殊能力を手に入れます。
また、適合者が現れるとカードはその力を適合者の肉体に預け、一時的にただの紙切れとなります。ただし、カードが失われるとエネルギーも霧消してしまうため、カードそのものこそ厳重に保管する必要があります。
適合者はマイナーとエレメンターの殲滅に協力することを国から強制されます。拒否した場合は安全面の配慮、また次の適合者の輩出のため、死刑となります。尚、戦闘時のみ銃刀法が緩和され、国から支給された武器を持つことが許可されています。
カードが消滅すると適合者は能力を失うように、適合者が死亡するとカードも消滅します。その後、普段よりも短いスパンで再度顕現し、新たな適合者を求めるとされています。

アルカナのもたらす能力についてはこちらをご確認ください。


【アリエについて】
こちらも募集枠になります。重要な存在になるため、CSは承認制とします。
メジャーアルカナに含まれる5枚のカードを指します。とりわけ能力が高いとされるカードとその適合者のことで、星〜世界までがアリエに含まれます。
アリエの適合者はカードに人格を蝕まれる代わりに、一際強い能力を得ることができるようです。


【“敵”としてのマイナーアルカナについて】
憑依体を得たマイナーアルカナは、メジャーアルカナを壊すことだけを目的に暴れるようになります。破壊衝動を止めることはできず、たとえどんなに穏やかな気性でもアルカナの適合者を見ると必ず攻撃してしまいます。一方でなるべく理性的でいようとするものもあり、人語を話す、コミュニケーションを測るなどの行動と取るケースも散見されています。憑依体は全て有機物で、面影を残しているため大元の特定は容易いです。
ごく稀に、不完全ながら人間を乗っ取っているものの存在しています。
また、エレメンターと言う下位存在を生産し、けしかけてくる場合もあります。


【エレメンターについて】
マイナーアルカナが憑依体を乗っ取る際、収まり切らずに溢れてしまうエネルギーがあります。これが具現化し、クリーチャーとなったものが「エレメンター」です。
エレメンターはマイナーアルカナの持つ属性に帰属します。それぞれ「ワンド(火)」「ソード(風)」「ディスク(地)」「カップ(水)」と呼ばれ、マイナーアルカナが存在する限り発生し続けます。
自我や高度な知能はなく、命あるものに敵意を持つだけの存在です。特にアルカナの適合者に対しては、激しい破壊衝動を抱いています。


【“ツーオラクル”と言う相互関係について】
メジャーアルカナ同士にのみ発生する、特殊な相互関係です。相性不和間の発生も確認されたようですが、依然としてスムーズな成立は難しいようです。エレメント的な相性の悪さが、信頼関係の構築を阻むとされています。相性不和間でのツーオラクルが成立した場合は、成立相手に対する相性不和が無効化されます。その他のカードとの関係は変わりません。
お互いに揺るぎない信頼が芽生え、終生の恋よりも深い愛情で結ばれるとされます。
尚、カードの消滅に伴って関係や相互感情も自然と解消されます。



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その他用語

【ジャックポット】
世界の適合者が店番をしている喫茶店です。野晒しのジャックポットが目印で、稼働しているダーツやスロットがあります。座ってもいいものの、当たり音が鳴るだけで払い出しはありません。店そのものが国の持ち物です。
地下空間があり、国が発見したカードの安置所になっています。メジャーアルカナ適合者の溜まり場としても機能しており、大人数で行動する際の拠点でもあるようです。

【鈴鹿滝次郎】(すずか・たきじろう)
世界のカードの適合者です。二十代後半の女性であるようです。

【西東塩飽】(にしあずま・しわく)
対策本部の実働要員兼、事実上の最高権力者です。二十代後半の男性で、警察庁の刑事局に属しています。階級は警部です。

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【募集形態】
今回は全部で21枠、内「アリエ」と言う特殊枠を4枠を設ける予定です(世界のカードは公式キャラクターです)。

そのため、1ユーザーが作成できるキャラクター数は2人までとします。

尚、アリエは重要な枠になるためCSの内容によっては参加をお断りする「承認制」を取らせていただきます。
また、アリエに限り、企画始動から一週間は応募期間とし、その間に参加希望者が二人以上いらっしゃった場合は選考とする予定です。

その他一般の適合者は通常通り先行順となりますが、同日に参加希望者が二人以上いる場合のみ、これも選考とします。

要するに、

アリエ→CSの内容によっては参加不可。企画始動から一週間は応募期間。
その他一般→基本は早い者勝ちだが、同じ日に同じ枠を希望した人がいたら選考。

となります。

選考の結果、希望するアルカナが使用不可となった場合は企画撤退、もしくは別の枠にて再参加(CS、キャラクターの使い回し可能)等の対応をお願いすることになります。ご留意ください。


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長スギィ！　わかんないことあったら直接聞いて　答えるから