【深紅の冠は誰が頭に】シエル・ζC・エトワール

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【名前】
シエル・ゼータキュグニー・エトワール
【爵位】
伯爵
【性別】
男
【年齢】
22歳
【身長】
176.3cm
【容姿】

秋庭式おとこのこ改さんより。画像と違うところも幾つかあります。

光の加減によっては白にも見える薄い水色の髪を肩の10cm下位まで伸ばし、ポニーテールにしている。(画像より水色です)
前髪は鼻より少し下までの長さ。
目はタンザナイトのような色をしていて、少しつり上がっている。
肌は白い。
休日や就寝時には髪をおろしている。
冷たい印象を持たれがち。
母似の容姿をしている。

【服装】
白いシャツに青のループタイ。灰色のベスト、紺に近い黒の燕尾服。
シンプルで柄が少ないが、上質な物を着ている。
普段は薄めの色の服を好んでおり、寒色系やパステルカラーの服をよく着ている。
普段着や寝間着にはゆったりとした白のローブを愛用している。

【性格】
見た目の冷たさとは違い、明るく社交的だが、貴族らしい腹黒さも持ち合わせている。
仕事が好きでワーカホリックの気がある。
悪ノリをしてからかう事などはあるが、違反などはしない。
明るい面を見れるのは親しい人だけで、社交界の場などでは見た目通りのクールな対応になる。
本当に親しい友人以外には敬語。
あまり親しくない人に馴れ馴れしくされるのが嫌い。
忠誠心が高く、主には忠犬のように慕うが、自身が認めてない相手などに無理やり従わさせられると酷く反抗する。
主と認めた相手には、たとえ平民であろうと、王族であろうと付き従う。
主の為ならば自らの手を汚したり、何かを利用することも厭わない。使えるものは何でも使う主義。
剣術や魔法よりも交渉などの方が得意。交遊関係が広く、様々な情報を持っている。
魔法の関係から鳥(特に白鳥)に好かれやすい。
両親は好きではないが大嫌いと言うほどでもない。一応育ててもらった恩や、家を継がないと言ったときに許してもらった事があるため。
両親が失脚するのは大きな改革が起きないとあり得ないと思っている。
親の不正を黙っているのに不正を嫌うのは違うと思って、自身の感情で不正や汚職を考えないようにしている。
幼少期に白鳥の状態で訓練をしていたときにのし掛かられた事から犬が苦手。
主の前だったら下手に逃げたり怯えたりはしないが、普段は徹底的に避けている。

【武術】
＊戦闘スタイル
主に軽めの片手剣を使い、手数や技術で勝負する。
筋力はそんなに無いため、力で押さえ込むのは苦手だが、ただ力任せに攻撃してくるだけなら逆に相手の力を利用して攻撃ができる。
鍛えはしたが、それでも軽い護衛になる程度でそこまで強くない。

＊ステータス
筋力:2
柔軟:2
技術:4
スピード:3
センス:2

【魔法】
＊内容
美しい白鳥の姿になれる。その姿だと首を絞められる以外で死なない。死なないだけである程度のダメージは有る。ただし攻撃手段も少ない。
白鳥の姿も翼を広げると2m以上あるため、狭い場所では不利。
他の白鳥との見分け方は目の色。変身しても目の色は変わらず青色をしている。
昔はあまり長時間変身できなかったが、今では１日5時間なら変身できる。空中でとけると落下死する可能性もあったため鍛えた。

＊ステータス
魔力:2
導力:4
魔力抵抗:2

【半生】
エトワール公爵家出身。
父のアルデバランはプライドが高く、厳格で厳しい人だった。この家を継いだことを誇りとして、今後も栄光ある家として残す事に心血を注いでいた。
母のダチュラは上級貴族の娘で、わがままな部分もあり、こちらもまた、プライドが高かった。だが、それを全面に出すと嫌われたり、蔑まれる可能性があるのをわかっていたため、猫をかぶって穏やかな人を演じていた。
そんな二人は、社交パーティーにて、ダチュラの猫かぶりをアルデバランが見破ったことで出会い、その後互いの家格も申し分なかったため、結婚した。
シエルはそんな二人の長男として産まれ、幼少期から嫡男として厳しく育てられた。
エトワール家は公爵家の中でもプライドの高い方の家で、そのため産まれた子供は順番や性別関係なく厳しくしつけられた。
だが勉強等をすること事態は楽しかったため、それに問題はなかった。そして、仕事をするのも楽しかったため、よく使用人を手伝っていた。
シエルはよく、母のお茶会などに連れていかれていたため、両親は子供を愛していると有名だった。
が、その実両親は自身が称賛を得るために、子供達を愛して、将来のためにしつけている様に見せていただけだった。
愛していないわけではなかったが、それの何倍に自身のプライドのために育てていた。
12を過ぎたある時、エトワール家の不正の書類をみてしまった。
といっても、父はこの家が潰されないように明らかな汚職はせず、公爵家という立場を利用して他の貴族の汚職の証拠をおさえ、見逃すことで他の貴族から利益を得ていた。所謂賄賂だ。
どれも不正だと追及できぬようになっており、例え自分が証拠として持っていったところでどうにもなら無いだろうとわかった。
そして、自分はこのまま家を継ぐのが本当に最良なのかと疑問を持つようになった。
そして、14歳の時に騎士団や武官、文官、従者たちと交流をする機会があり、これこそが自分にあった仕事だとだと確信する。
それから二年間考えた末にやはり自分は領主にはなりたくないと思い、父に直談判。その後正式に弟に家を継ぐ権利を譲った。
そしてとある執事に師事をし、従者となった。騎士団や文官ではなく従者になった理由はこっちの方が自分に合ってると思ったため。

【好き/得意】
仕事、主、鳥/交渉、情報収集

【嫌い/苦手】
馴れ馴れしい人、公爵家を継がなかったからと言って見下す人、主の悪口/犬、家族

【話し方】

「なぜ家を継がなかったかですか？そうですね、当主となるより、こちらの方が私に合っていると思ったからですかね。実際、今私は毎日充実した日々を過ごさせていただいています」

「貴方様が望むのであれば、私は何でもいたしましょう。どうぞなんなりとお申し付けください」

「この件であれば、ここはどうでしょう？近年豊作も続いておりますし、物資も豊富です。交渉するのであればこれを引き合いに出せば相手は食いつくはずです」

「面白い事をおっしゃいますね。私は従者ではありますが、爵位は一応伯爵です。こちらが主の取引相手だからと下手に出れば。思い上がるのも大概にしてください」

「はぁ私はやらないぞ。楽しいのはわかるがほどほどにしておけ」

「本当にそいつ(犬)を近付けるな！笑ってないでやめろ！」

【備考】
公爵家当主になれるはずだったのに、それを自ら棒にふって従者になったため、周りの貴族からは変わり者と思われている。
弟が二人に妹が一人おり、そのうちの次男に家を継ぐ権利を譲っている。
兄弟仲はとくに仲良くも険悪でもないが、少し苦手意識を持っている。

【関係】
何でも募集してます！

バティスト・ユメル(馬碌様)

シエルの認めた唯一無二の主であり、バティストにとって妾のような存在になっている(一応シエルが左)。
一目会った時から使えたいと思い、バティストから声をかけられて契約を持ちかけられた時は喜んでその契約をうけた。本心としてはそんな契約がなくとも仕えるのにと思いつつ主のためと思って契約を受け入れている。
壁があることを少し寂しく思っているが、我慢して貴方が言ってくれれば何でもするしなんでも捧げられるのだから、いつかは本心から話して欲しいと思っている。
普段は身の回りの世話もしており、他の仕事中に絡まれても主優先なのでちゃんと構うが仕事もしっかりする。
たまに白鳥の姿で抱きつかれている。

「バティスト様！そろそろ起きてください。さすがにこれ以上寝ていられるとお体に障ります」

「っと、バティスト様。今は別の仕事をしていたのですが何か御用ですか？それでしたらなんなりとお申し付けください」

「私はバティスト様の従者です。それは契約がなくとも変わりません。貴方様の望むことが、私の望むことです。貴方様が仰るなら、自害でもなんでもいたしましょう。だって私は、わざわざ公爵になれる機会を棒に振って従者になった”変わり者”ですよ？」

【製作者】テンガイユリ

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