【グ□注意】○○しないと出られない部屋【となりの坂田。】

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はじめましてかこんにちは!
綾月花/アユラミです。

題名どおり○○しないと出られない部屋です。
グ□注意です。なんか、もう……うん。

胸糞注意。

ご本人様とは関係ありません。

ご本人様のアンチ、ヘイトではありません。

以上のことを踏まえた上で読んでくださいますようお願い申し上げます。

私が目覚めると、なぜか真っ白な部屋にいた。
隣には、彼氏の坂田明があぐらをかいて座っていた。

とりあえず、明に声をかけてみる。

「明、これどういうことかわかる?」
「ううん。わからない」
「そっか……」
「でもあそこにある紙、変な事が書かれてるんだ」
「紙?」

明が指さした場所には、一枚紙が貼り付けてあった。
私はそれを見に立って歩く。
……?　なんか歩きづらいような……。
違和感を感じつつ、私は紙を読んだ。

紙にはこう書かれていた。

『指を合計23個差し出さないと出られません。この紙の下にあるであろうボックスに、指を入れてください』

指を、23個、差し出す?
下を見ると、確かにボックスがあった。オルゴール程の小さめなボックス。
そのボックスの真横には、肉切りバサミとカッター、そしてノコギリが置いてある。これらで切れ、ということだろう。

私は慌てて明の方を見る。
彼は穏やかに笑みを浮かべている。いつもテンションが高い彼にしては、不気味なほどに。

「あ、きら。これって……」
「紙、最後まで読んだ?　まわりもちゃんと見た?」
「え……?」

紙を改めて読み返す。最後には、

『尚、上記の行為は、80分以内に実行してください』

次にまわりを見る。

「……え」

紙のあるところとは真逆の場所に、デジタルで[00:28:49]とタイマーが動いていた。

「もう、30分切って、?　紙には80分てッ、!」
「もうタイマーは付けてた。俺が」

バッと明を見る。
先程と笑みは変わっていない。

明は、下を指さした。

「足、見た?　指はちゃんと付いてる?」

足の指……?
私は急いで、靴を脱いで足の指を確認する。
指は……

「あっ、ああああ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!?」

結論から言えば、無かった
今まで感じなかったというのに、急に痛みを感じる。
悶え、苦しむ。

「これで10。残り13個の内10個は、」

明は言いながら私に近づく。
やめて、来ないで

「君の手の指」

後ろ手に隠し持っていたのであろう。包丁を明は手にしている。
包丁を持っていないもう片方の手で、私の片腕を押さえる。

「あ、ああ゛……、あ」
「ごめんな」

明は包丁を振り上げる

ダンッ

感覚が、なくなる

いや、痛みがすぐにやってきた

「ああああああああああッッ!!!!!!」

力いっぱい叫ぶ
喉が枯れるほど叫ぶ

明は

「うるさいなぁ……。そんな動かんといて?　切りづらいやん」

なに、いってるの

明はまだ指のある腕を押さえる。

「ぁ、あっ、やめ」
「黙れ」

ダンッ

「ああああああ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!!!」

叫びすぎて息継ぎがよくできない

息を吸うとともに、痛みもやってくる

「これで20。残り3つは、」

明は自分の指の先っぽを、ちょぴっとだけ切った。

「うわ痛ぁ」

彼は自分のゆびの欠片と、私のゆびをボックスの中にいれる
そんな、かけらくらいで開くわけが

ガチャ

「う、そ」
「……」

タイマーを見ると、[00:05:04]と映されている
それ以上はうごかない

明が扉のもとへむかう
ガチャリ
扉がひらく

「じゃあね」
「まっ」

ガシャン
扉がしめられた

上手くたてない
たてても指がないとあけられない

おいてかれた

まっているのは、

死?

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