あれから4年の月日が流れましたね。
当時小学4年生だった私は、東日本大震災の事の重大さを理解できていませんでした。
マグニチュード。
震度。
そんな普段聞き慣れない単語の羅列に戸惑いを感じていた程度でした。
しかし時間が経つにつれ、ようやく重大さに気づき、自分に何か出来る事はないかと探していました。
小学5年生の時、私たちの学級では自分たちが育てたお米を『希望米』という品名で、福島県の学校に手紙を添えて送りました。
私の住んでいる高知県では、今南海トラフ巨大地震という危機の直面しています。
近い将来、予想では30年以内に起こるとされている巨大地震。
そんな高知県高知市では最大15m、黒潮町では最大36mの津波が想定されています。
また30の都府県で死者32万人。
その7割が津波被害によるものとされています。
くる事が分かっていても、いつくるかが分からない。
私たちは日々、そんな恐怖と闘っています。
もしかしたら明日起こるかもしれない。
もしかしたら今すぐ起こるかもしれない。
見えない恐怖と闘うのは辛いです。
終わりの見えない恐怖との闘い。
それでも私たちは前を向いて歩いていかなければなりません。
「過去」という言葉がありますね。
過去は大事だと思います。
でもそれより大事なのは「忘れる」だと思います。
私たちは今を生きています。
それも1分1秒も無駄に出来ない今をです。
過去に捕らわれて悲しみに暮れる自分。
亡くなった方の思いも背負って前を向いて歩いている自分。
皆さんはどちらの『自分』になりたいですか?
始まりがあるから終わりがある。
終わりがあるから始まりがある。
皆さん過去に捕らわれないで下さい。
しかし震災が起きた事は忘れてはいけません。
たまに思い出して下さい。
亡くなった方との思い出を共有して下さい。
その人の生きていた証を忘れないで下さい。
それが皆さんの生きる糧となる事を思っています。
そして東北地方の復興が進むことを心からお祈りします。
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かくうさえる(プロフ) - 私は当時、小3でした。私は東京の、埋め立て地に住んでいて、すぐ近くに東京湾があり、目の前に運河があります。首都直下地震の場合、ここは絶対に最大震度になります。学校に頼らず、自分達で安全地帯を見つけて置くのが一番だと思います。 (2015年9月12日 18時) (レス) id: 53a62f9577 (このIDを非表示/違反報告)
折原洸己(プロフ) - もちろん、どの災害という災害は恐ろしいものですがね。 (2015年3月15日 15時) (レス) id: da3a37fec9 (このIDを非表示/違反報告)
折原洸己(プロフ) - きっと、作者様は巨大地震が予測されていることがとても恐ろしいことなのだと思いますが、東日本大震災ではそのような予測は一切ありませんでした。私は東北地方にすんでいるのですが、一番恐ろしいのは何も予測されていない災害だと思います。 (2015年3月14日 23時) (レス) id: da3a37fec9 (このIDを非表示/違反報告)
闇夜(プロフ) - 私は当時小2でした…。今は中1なんですが、関東地方に住んでいてあのとき体験した怖い思いは今も記憶に残っています。 (2015年3月13日 19時) (レス) id: d7c0f58272 (このIDを非表示/違反報告)
昂穂 - 私も小学6年生時代、NEWSを見て、驚きました。とても悲しいですね。頑張ろう!日本! (2015年3月12日 11時) (レス) id: d66aed1ac5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ごん | 作成日時:2015年3月12日 7時