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「らくだい魔女と死者のトランプ」 みんな〜元気〜？あたし、フウカ！今学校へ向かってるんだけど途中で変なトランプをみつけたの！それをもって学校へむかっているのっ！でもなんかこのトランプから暗いオーラが・・・・？ 「うっわぁ〜！ちっこく〜！」 あたしは大きな声でそう叫んだするとパティ先生が！・・・っと思ったんだけどなぜかいない・・・？不思議に思ってカリンに聞いてみると・・・ 「あら？フウカちゃん来てたのぉ？あのねぇ、今日はパティ先生が来なくて一日自主勉だってよぉ。」 それを聞いたあたしの目はキラキラと輝いていた（？）あ、それよりカリンにアレ見せなくっちゃ！「ねーねー！カリンっ、このトランプ・・・」 あたしが言いかけたその時― 「あっれ〜？フウカもそれもってんのか〜？」 と、カイののらりくらりとした声が聞こえ、次に― 「オレもそれ持ってるぞ。来る時に拾った。」「実は私もなのぉ」 とどこからやってきたのか知らないがチトセとカリンもあたしと同じものを持っていた。 「えぇ〜！？これなんなのぉ〜？」 あたし達はいつのまにか廊下にいた。するとカイが・・・ 「あ、この裏なんか書いてあるぞ？」 よく見るとそこには�爐海離肇薀鵐廚鮟Δ辰燭△覆燭和臺儕燭琉�い人だ。だから僕が死の国へ連れて行ってあげよう・・・″それを見たあたし達は少し焦り気味に・・・ 「な、死の国ってなんだよ。オレらどーなるんだよ？」とか、 「し、死の国ぃ〜！？怖〜い」 でもなぜかカイはじっとトランプを見つめていた。それを見たチトセが・・・ 「おい、お前このビニョーな空気の中でよく落ち着いていられるなっ!?」 チトセが少しおこり気味にそう言ってもなぜかカイはずっと無視をしている。そして― 「このトランプ、オイラ拾ったことある。確か４、５歳の時に・・・」 カイがそうい終える前に、ゴオオオォォォと近くで激しい音がした。それと同時に、 �爐い筺膳�たちはほんとぅに運が悪いね。さぁ、死の国をさまよって来てごらん。きっとなにか見えるはずだから・・・”と今にも心が奪われそうなくらい闇のかかった声が廊下に響き渡った。それと一緒にあたし達は真っ暗な闇の中へと引きずり込まれていく。（く、苦しい・・・） 『フーカ、フーカ起きろ』遠くで聞き覚えのある声がする・・・ 「うぅ〜・・・」あたしが起き上がろうとしたその途端、ガリっ！何かが顔を引っ掻いた。モーレツに痛い！あたしが大きく目を開けるとそこにはほとんど闇色の世界が広がっていた。 「何、これ・・・」 あたしが絶叫してそう言うと、 「やっと気づいたのかぁ？お前このまま目が覚めなかったらどうなることか・・・」 カイがそういったのも無視（？）してあたしはずっと闇色の世界を見つめていた。すると 「おいっ！命の恩人に無視するとはなんだよぉ？バカバカバカ〜」 カイが頬をふくらませてそう言った。あたしはあることに気づいた。 「あ、あれ？チトセとカリンは？どこ・・・いっちゃったの？」 あたしは眉をひそめてそう言った。なんかすごく怖い。恐ろしい。あたしがそんな事ばかり考えていると・・・ガリっ！もう一度何かに引っ掻かれた。 「ちょっと！なにすんのよ？毎回毎回同じ手で起こすのはやめてよねっ！？」 あたしは怒ってカイをにらみつけた。でもカイは・・・ 「そんなことばかり考えるな。ここは死の世界、そんなことばかり考えていればいつかは悪魔に心を乗っ取られちまうぞ」 カイは珍しく真剣な顔をしてあたしにはっきりと言った。よく見るとカイの周りに黒い変なものがうようよ飛んでいる。あたしは思わず、 「ちょ、あんたそれどうしたのっ！？だ、大丈夫？」 あたしがそう言って黒いものをおいはらうとカイは、 「あぁ、それさわんなよ。殺されるかもしんないから。」 といった。ますます怖くなった。あたしがブルブルと震えていると、カイが 「心配するんじゃない。大丈夫だ、きっと。ちーくんもカリンも見つかるさ。それまでの辛抱だから。」 カイはそう言うと目を細めて遠くを見つめて、 「ほら、もう見つかった。あとは向こう岸に行けばいいだけだよ。」 あたしは「ホント！？」と言って、 「じゃ、じゃあすぐに行こう！二人も困ってるだろうし！」 カイは「あたし前だ」というようにうなずいて立ち上がった。 「よぉっしー！全力で行くぞ〜！」 数分後・・・ 「あ、、あれ？もうついちゃった！で、カイ、カリン達はどこにいるの！？」 あたしが落ち着かない様子で言うとカイは、目を閉じて、 「ん・・・、そこの森のなかだ！早く行かないと手遅れになる！」 手遅れ・・・？よくわかんないけど早く行かなきゃ！・・・あ！ 「カリン〜っ！！！！」 あたしは目に大粒の涙を浮かべてカリンに飛びついた。カリンも嬉しそうに、 「わぁ！ほんとぅにフウカちゃん！？よかったぁ〜！」 一方カイとチトセはまだ真剣な顔をしている。あたしはちょっぴり怖いから・・・ 「ね、ねぇ、何でそんな顔してるの？ほら、抱きつきなよ！」 とあたしが言うと二人共無視して、「カイ、ホントにできんのか？」とか「オイラに任せときなよ」といっている。あたしとカリンは不思議そうに二人を見つめる。そして― 「時の門番よ！」 チトセがときの術を使い、カイがどこで覚えたのやら呪文を唱えその先に光の空間ができた！ 「よし！成功したぞ！やるな、カイ。」「フフン、オイラを舐めてもらっちゃあ困るな」 とにかく、この真っ暗な世界から抜け出せるってわけ！？やったー！ 「ほら、早く入れ！消えちまうぞ」 カイがいそいそとあたし達の背中を押した。 「フウカちゃんっ！起きてよぉ」 （・・・ん？あぁ、アタシたちあそこから出れたんだ！） 「かりん〜っ！」 するととなりでカイが 「ふわあぁあ〜」と大きなあくびをした。 チトセもそれを見て「ほんとお前はのろまだな〜」とか言っている。なんだかんだ言ってよかった。「フウカちゃん！早く教室に行こ！」 「うん！」あたしの声が静かな廊下に響きわたった。 おわりで〜す！どうでしたか？？ 感想あったらくださいな！リクエストもおkで〜す！それではまたお会いしましょう！✩ムンデ✩
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瑞飴瑠海(プロフ) - オリジナル作品ではないため、オリジナルフラグをお外しください。 (2015年12月30日 18時) (
レス) id: 1a7292f5da (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - すごくおもしろいです。 (2013年9月25日 19時) (レス) id: 9277dcaa79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬこ✩レンレン | 作成日時：2012年11月25日 1時
