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狂った時計を見ても、何も感じなくなったのは…。


あの少女の、嘘だらけの言葉に隠れている”真実„があったからだ…。



*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
二時間半も狂った時計を見ても、何も感じなくなった。

『狂った時計って、何だかミステリアスでしょ?』

いつかの少女がそう言った。


でも…。



少女の”真実„は、嘘だらけだ。
決して本当の”真実„は言わない。









でも、ひとつだけ言った、”嘘„か”本当„か分からない”真実„









『好き…。』

「えっ…。」

『貴方が、好きなの…。』

俺が返事に困っていると、


『好き[だった]の…。』

少女は、[過去形]の言葉を残して、去った。

その日から、俺は少女に会うことはなくなった…。



*…*…数年後…*…*

俺の友達が、家に遊びに来た。

「お邪魔しまーす。」

「どーぞ。」



「あれ?この時計、狂ってね?」

友達は俺の家のリビングにある狂った時計を見て、不思議そうに聞いた。





「あぁ、狂った時計って…。









何だかミステリアスだろ?」




*…*…*…*…*…*…*…*END…*…

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作者名:スイーツ女子 | 作成日時:2016年4月17日 15時

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