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るんるんるのん♪

これはホムペではなく

作者の勝手なお話です!

できれば感想くれたらなぁ|ू•ω•)チラッ
「痛っ」

隣から聞こえる美結の声

隣を見ると背中を抑えてる美結。

傍にはさっき私にも当たった黄色いサッカーボール

サッカーボールをけってる男子は私を狙ってずっとけっていた

だからもしかしたら、はずれて美結に当たったのかもしれない

そこにその男子……裕翔が来た

「あっごめんwwわざとじゃないからww」

その言い方や言葉一つ一つにカチンときてしまう

そしてつい口走ってしまった。

「わざとでしょ!辞めてよ!」

けど裕翔も負けじと言い返してくる

「そもそもそこに座ってるのが悪いです〜ww」

その言い方ひとつにまたもやカチンとしてしまう

「私を狙ってさっきからけってるの知ってるんだから!いい加減にしてよ!」

しばらくの言い合い

さすがに言いすぎたかも……と、理性が戻ってきはじめた頃裕翔が、余計な一言を言った。

「(ボソッ)黒糖パンが」

小さく言ったつもりなのだろうが、聞こえてる。

黒糖パン。それは私にとって禁断の言葉のひとつ

自分でも理解している。

生まれつき肌が黒いことなんて

それで何度もからかわれたこともある

何度も悪口を言われて

日本語を喋っても相手にされない外国人扱いなんて当たり前

だけど私にとっては母と同じ色で生まれつきのことで

変えたくても変えられなくて

そんなことを言わないでと何度も言う理由にもなっていた。

苦しくても認めて貰えず

私に「大丈夫?」と声をかけてくる小学校の頃の同級生さえもうざく邪魔に見えてくる

怒りをこらえて深呼吸をしてみる

しかし怒りは溢れる

悲しみも溢れる

つらさも溢れる

だけど、1番は寂しさだった

私は障害者で、色が黒くて、

人の気持ちを考えることも出来なくて

そんな自分自身と、みんなの間にはいつも壁がたってて

乗り越えようと思い上を見るとずっと伸び続けている壁

回り道しようと壁に沿っていくら動いても伸び続けている壁

私が普通になることなんて許されなくて

みんなと同じになることなんて許されなくて

自分の感情さえもコントロールすることが難しくて

どうすればこの感情を抑えられる?

いくら考えても出てこない

その時に誰かが

「あ、ミカンの皮だww」

笑いながらそう言って、私のバックに入ってたさっきまで食べてたミカンの皮を取り出す

その瞬間隣にいた子がそれを投げる

みんなでそれを見て笑ってて

私の中には今まで感じたこともないような不思議な感情が顔を出した

それは悲しみでもなく

寂しさでもなく

楽しさでもなく

怒りでもない

私には理解できない感情

けれど心がゆっくりとその感情に占領されていってて、

それは危険だと頭の自分が言う

危険

それを感じ取ると急いで占領されないように、そう思ったのに……

「あ、こいつ肌だけじゃなくて脳みそまで黒くなっちゃったのか〜wwかわいそ〜ww」

それを聞くと周りの人は笑い出す

その瞬間よくわからない感情に心が占領された感覚があった

あっ……

思った時には遅くて

目のふちには涙が溜まり始めて、

声は枯れ始めてて

頭の中の何かがプツンッと切れる音が聞こえた気がした

思ったことを全て言いかけて、

でもいっちゃだめだとおもって

よくわからない感情に占領されている心を少しずつコントロールして

それさえも労働作業で、

不安と

焦りが入り交じってようやくよくわからない感情から心を奪い返して

気がつくと目からは涙が出てて

瞬きしてなくてもポロッポロッと零れていく

そしたら、裕翔が、

「こいつ目からうんこだしてるぞ〜ww」

やめて…

「うんこじゃなくてそういう時は鼻水っていうんだよ〜ww」

やめて…やめて…

「でもこいつの場合はうんこだろww」

やめてよ

なんで人が泣いているのに笑えるの?

なんで楽しむの?

おかしいよ?

考えてるあいだも裕翔達はずっと私のことで笑ってる

「おかしいよ」

「は?ww」

「人が傷ついてるの見て笑うなんておかしいよ?」

精一杯の声を出して

枯れかけてて涙声になってる声を絞り出して

私が言った一言

苦しい

悲しい

辛い

やめて欲しい

嫌な気持ちになる

考えて欲しい

色んな感情がまた混じって

すると心が黒くなる

いや、黒に近ずいてくる

絵の具のように

少しずつだけどたしかに

黒に近ずいていて

その事さえ恐怖に感じた

裕翔は、私の真似をし始めた

「おかしいよぉ〜ww」

それを見て周りも笑う

美結は、私と違って強く、裕翔を睨みつけている

裕翔を見ているとさらに心が黒に近ずいて行く

やだ

やだやだ

やだやだやだ

やめて欲しい

笑わないで欲しい

苦しい

悲しい

辛い

怒りたい

どんなに心で叫んでも

裕翔に届くことなんてなくて

届いたとしても辞めてはくれないだろう

でも、苦しいまんま

涙は溢れ続けて

止めなきゃって分かってるのに

分かってるのに…

ずっとこぼれ続ける

その時に美結が小さく一言言った

「バカなの?」

隣にいたからこそ聞き取れた言葉で

他のみんなは聞こえていない

私は一刻も早く帰りたくて

「ごめん帰る」

そう素っ気なく涙声で言うと、

自転車に乗って風を受けて

はしる

はしる

はしる

風に当たっていると

心は水で薄めた絵の具のように

少しずつ洗われていくようで

落ち着いて

涙を服の袖で拭いて←汚いなんて思わないでね!?

顔を笑顔にして

ガチャ

「ただいま(ニコッ)」

辛くてもまた気持ちを偽る


そんな私はある意味の小悪魔



(*´o`)•*¨*•.¸¸♪

えっとね、、、


何が描きたかったのかと言うと


これほぼ実話です


この主人公は私です


この美結は、リア友です(偽名だよ!?)


裕翔(こいつも多分偽名)は、私の悪口を言う男子です


苦しいって思いを書いてみました


みんなに伝わりますよーに(∩。•o•。)っ☆.。.:*・

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作者名:るのん | 作成日時:2019年11月15日 23時

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