醜さと美しさ

俺は、2年前からアムカをしています。


原因は家族、友達への不満。

ばれたくないけど、きずいてほしいという気持ちがありました。


始めは、家族への不満。
理不尽なことを言われ、その気持ちの行き場がないときに、初めてアムカをしました。

痛いという気持ちと同時に、気持ちいいという気持ちがありました。


このときから、行き場のない気持ちは、アムカで発散しています。



はじめの方は、１週間に一度、だんだん３日に一度、ひどいときは２日に一度のペースでやっていました。


その場にハサミやカッターがない場合はペンで同じ場所を内出血や腫れるまで何度も何度も殴っていました。


でも、こんな醜い俺を綺麗だと言ってくれた人がいました。

その人は、『君は、人間の醜さと人に迷惑をかけたくないという綺麗な心をもっている。』って言ってくれました。




何度もアムカをする俺にとって、初めて本当の俺を理解してくれたたった一人の人です。





この人のおかげでアムカの回数が減りつつあります。

まだ完全にやめられたわけではありませんが、心がだいぶ楽になりました。









アムカを始めた理由がしょうもないと思う人もいると思います。けれど、そのしょうもない理由で追い込まれてしまう人がいます。

人間は、人が思っている以上に弱く、醜く、美しい生き物です。

そんな尊い命を、簡単に投げ捨ててはいけません。

今を悩んでいる人も、いつか俺のように本当の自分をわかってくれる人に出会えると思います。なので、今を精一杯生きてください。ﾀﾋにたい、もう嫌だ、そんな事ばかり考えていたら、あなたのSOSに気づいてくれた人を突き放す事があります。

俺は、俺を救ってくれた人を一生守ろうと思いました。






今これを読んでくれているあなたは、どの道を進むのでしょうか。

人を追い詰める人間、人生を投げ捨てたい人間、それとも人を救う人間、どれに進むのかはあなた次第です。ですが、もし人を傷つけたら、それはあなたに返ってきます。

それだけは覚えていてください。


長文失礼しました。







玲央