3.11-私達は忘れない-

六年前。　　　私達の元に突如やって来た大地震、東日本大震災｡



その地震と、津波等により、たくさんの人々が亡くなられました。10000人以上。行方不明者はまだ2000名ほどいるとのこと。


人々は、あのとき、何を思ったでしょう。


私はその時小学2年生でした。
帰りの会の最中、突如大きな揺れが起こりました。
しばらく揺れが収まらず机のしたに隠れ、友達と
「怖いね...」
とはなしていたのを覚えています。
目の前にあった花瓶がガシャンと音を立てて割れました。

先生方に指示され校庭にでたとき、私達はびくびくしていました。
このような大地震等、生まれてはじめてでした。


私達のところでは、怖かったー。それだけでした。
まだ小学2年生の私は、少なくともそれだけでした。

家に帰りテレビを見ると。
東日本大震災の光景。大津波｡叫ぶ人々。
鮮明に私の残っています。

私達のところは被害がなかったために、その日が過ぎるとすぐに忘れてしまいました。



ですが｡毎年3.11が来ると思い出します。地震が奪っていった人々の命を。
生まれてすぐの命を、人生を一瞬で奪い去った地震を。
そしてそのつど考えてしまうのです。
「わたしになにができるのか。」
わかりません。

被災地にいってもちっぽけなわたしのちからではなにもできません。
励まそうとしても、同情しているのではないか。そう言われるのが怖いのです

だから募金。それしか私にはできません。





皆さん｡
被災地の方々がどれ程辛いかを知っていますか?
私の親戚が熊本地震で被害を受けました。
母から聞いたときは驚きと悲しみだけ。　
東日本大震災も、おなじ。
私達がどれだけ裕福に暮らしているのか。
いまだに家がなく仮設住宅にすむひともいます。



被災地の人々は、今も尚復興の準備です。

彼らに私達ができることはなんですか?
小さなことでもいいのです。
何かできることを探してください。


六年｡あっという間のようで長かった。



震災で亡くなった方々が生きようとした私達が生きている今。


その今を一生懸命にいきることも又、１つの支援になるといいと、私は思います。