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咲妃「味噌汁、魚、ご飯…よし、準備完了♪…さて、お父さんと瑠衣が起きてくるまで待とう」
拓夢「ふぁぁ…おはよう」
咲妃「あら、おはよう。あなた、寝ぐせが酷いよ」
拓夢「そうか？…顔洗ってくる」
咲妃「はーい」
瑠衣「おはよう、お母さん」
咲妃「瑠衣、おはよう。よく眠れた？」
瑠衣「んーまあまあかな。顔洗ってくる」
咲妃「はーい」
テーブルにて。
咲妃「瑠衣、その魚何か分かる？」
瑠衣「え、えっと…サバ？」
咲妃「正解！サバは頭が良くなるのよ」
瑠衣「ふーん。勉強のことは良いでしょ、今日は休みなんだから」
咲妃「そうだけど、ちゃんと勉強しなさいよ？」
瑠衣「あーもううるさいなぁ。分かってるから！」
拓夢「瑠衣もそう言ってるんだから信じてあげようよ、母さん」
咲妃「全く…瑠衣には甘やかすのね。私には厳しいくせに」
拓夢「そんな事ないだろう？母さんにも甘やかしてやってるだろ？」
咲妃「甘やかしてやってるって何よ、その言い方…」
瑠衣「もう2人ともやめてよ、うるさい」
咲妃「…ごめんなさい」
拓夢「ごめんよ、瑠衣」
咲妃「あ、こら瑠衣！ご飯中にスマホ触ったらダメでしょう！何回言ったら分かるの！」
瑠衣「…はぁい。てかお父さんを見てよ」
咲妃「…お父さん！ご飯中に新聞読むのやめてって言ってるじゃない！」
拓夢「別にいいだろう？ご飯食べながら新聞読むの楽しいし、やめられないんだよ」
咲妃「はぁ…瑠衣！スマホばっかりやってたらダメよ！ちゃんと勉強もしないと！」
拓夢「母さん、そんなに怒るなよ。瑠衣だって頑張ってるんだから、なぁ？瑠衣？」
瑠衣「そうだよ、ちゃんと勉強してる。テスト近づいてきたし」
咲妃「…なら良いけど」
拓夢「良い子だ、瑠衣♪ あ、今日父さんとどこか出かけようか？」
瑠衣「友達と遊ぶことになったから無理」
拓夢「え、友達と？…とうとう、反抗期が来てしまったか…父さんと昔のように遊んでくれなくなったんだなぁ…悲しいよ父さんは」
瑠衣「そんなの昔でしょ、今は違うんだよ」
拓夢「そうか…」
咲妃「いいじゃない、反抗期ってことは大人になってる証拠なんだから。成長してる証よ」
拓夢「うぅ…そうだな…そう思うと嬉しいよ父さん…」
瑠衣「どっちなんだよ…。…ごちそうさま、準備してくる」
咲妃「あ、瑠衣、ちゃんと片付けなさい」
瑠衣「ちっ…はいはい、やればいいんでしょやれば」
拓夢「良い子だねぇ本当に」
咲妃「私が言わないとしないのに、どこが良い子なのよ…」
拓夢「良い子だよ、瑠衣は僕達2人の宝物なんだから」
咲妃「…そうね」
拓夢「さて、僕はどうしよう。瑠衣には振られたし、特にすることないんだよなぁ…」
咲妃「瑠衣は友達と遊ぶみたいだし、今日は私たち2人で楽しむってのはどう？」
拓夢「あ、それいい！そうしよう！何をしようか、バドミントン？それともバスケ？」
咲妃「それもいいけれど、私は散歩がしたいわ、あの頃のように」
拓夢「…そっか、分かった。じゃあ今日は散歩しよう。よし、ちょっとまってて、着替えてくる」
咲妃「待ってるわ」
瑠衣「お母さん、行ってきます。遊ぶだけだから遅くならないと思う」
咲妃「分かった、気をつけてね。帰ってきたら勉強よ」
瑠衣「あーもう！分かってるから言わないで！…行ってきます！！」
拓夢「母さん、着替えてきたよ。行こうか」
咲妃「ええ、どんな楽しみがあるのかワクワクするわ」
拓夢「僕も。さぁ、お手を」
咲妃「やだ、恥ずかしいわ。…はい」
拓夢「ふふ、可愛い奥さんだ。行ってきます♪」
咲妃「行ってきます」
拓夢「ふぁぁ…おはよう」
咲妃「あら、おはよう。あなた、寝ぐせが酷いよ」
拓夢「そうか？…顔洗ってくる」
咲妃「はーい」
瑠衣「おはよう、お母さん」
咲妃「瑠衣、おはよう。よく眠れた？」
瑠衣「んーまあまあかな。顔洗ってくる」
咲妃「はーい」
テーブルにて。
咲妃「瑠衣、その魚何か分かる？」
瑠衣「え、えっと…サバ？」
咲妃「正解！サバは頭が良くなるのよ」
瑠衣「ふーん。勉強のことは良いでしょ、今日は休みなんだから」
咲妃「そうだけど、ちゃんと勉強しなさいよ？」
瑠衣「あーもううるさいなぁ。分かってるから！」
拓夢「瑠衣もそう言ってるんだから信じてあげようよ、母さん」
咲妃「全く…瑠衣には甘やかすのね。私には厳しいくせに」
拓夢「そんな事ないだろう？母さんにも甘やかしてやってるだろ？」
咲妃「甘やかしてやってるって何よ、その言い方…」
瑠衣「もう2人ともやめてよ、うるさい」
咲妃「…ごめんなさい」
拓夢「ごめんよ、瑠衣」
咲妃「あ、こら瑠衣！ご飯中にスマホ触ったらダメでしょう！何回言ったら分かるの！」
瑠衣「…はぁい。てかお父さんを見てよ」
咲妃「…お父さん！ご飯中に新聞読むのやめてって言ってるじゃない！」
拓夢「別にいいだろう？ご飯食べながら新聞読むの楽しいし、やめられないんだよ」
咲妃「はぁ…瑠衣！スマホばっかりやってたらダメよ！ちゃんと勉強もしないと！」
拓夢「母さん、そんなに怒るなよ。瑠衣だって頑張ってるんだから、なぁ？瑠衣？」
瑠衣「そうだよ、ちゃんと勉強してる。テスト近づいてきたし」
咲妃「…なら良いけど」
拓夢「良い子だ、瑠衣♪ あ、今日父さんとどこか出かけようか？」
瑠衣「友達と遊ぶことになったから無理」
拓夢「え、友達と？…とうとう、反抗期が来てしまったか…父さんと昔のように遊んでくれなくなったんだなぁ…悲しいよ父さんは」
瑠衣「そんなの昔でしょ、今は違うんだよ」
拓夢「そうか…」
咲妃「いいじゃない、反抗期ってことは大人になってる証拠なんだから。成長してる証よ」
拓夢「うぅ…そうだな…そう思うと嬉しいよ父さん…」
瑠衣「どっちなんだよ…。…ごちそうさま、準備してくる」
咲妃「あ、瑠衣、ちゃんと片付けなさい」
瑠衣「ちっ…はいはい、やればいいんでしょやれば」
拓夢「良い子だねぇ本当に」
咲妃「私が言わないとしないのに、どこが良い子なのよ…」
拓夢「良い子だよ、瑠衣は僕達2人の宝物なんだから」
咲妃「…そうね」
拓夢「さて、僕はどうしよう。瑠衣には振られたし、特にすることないんだよなぁ…」
咲妃「瑠衣は友達と遊ぶみたいだし、今日は私たち2人で楽しむってのはどう？」
拓夢「あ、それいい！そうしよう！何をしようか、バドミントン？それともバスケ？」
咲妃「それもいいけれど、私は散歩がしたいわ、あの頃のように」
拓夢「…そっか、分かった。じゃあ今日は散歩しよう。よし、ちょっとまってて、着替えてくる」
咲妃「待ってるわ」
瑠衣「お母さん、行ってきます。遊ぶだけだから遅くならないと思う」
咲妃「分かった、気をつけてね。帰ってきたら勉強よ」
瑠衣「あーもう！分かってるから言わないで！…行ってきます！！」
拓夢「母さん、着替えてきたよ。行こうか」
咲妃「ええ、どんな楽しみがあるのかワクワクするわ」
拓夢「僕も。さぁ、お手を」
咲妃「やだ、恥ずかしいわ。…はい」
拓夢「ふふ、可愛い奥さんだ。行ってきます♪」
咲妃「行ってきます」
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作者名：玄野みつき | 作成日時：2021年2月20日 22時
