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?「こんにちわ。此処は話本屋(ハナシホンヤ)で御座います…ここは"色"の御話を取り扱っております……
まず1つ……青き鬼の御話。
2つ…黄色い天使の御話。
3つ………緑のオバケの御話。
4つ……紅の炎の御話。
5つ………紺色の魔物の御話。
それでは御話を始めましょう…………嗚呼、そうそう……
ですが注意することが………………御話を読み過ぎてはいけませんよ………危険な事が起こってしまいますから。」

そう言う紫の髪で男物の浴衣を着る人に、
1つの本を渡される。

?「さぁ、御話の始まり、始まり……………」

6種類の結果パターン

さぁ、御話が始まります… - 2024年5月5日

…奇麗。
皆が言う悪魔の炎は、私にとって世界で1番奇麗なものだった。どんな花より、どんなお皿より、どんな花火より、この炎の方が奇麗だと思った。

ru「…!アッ、ごめ、んなさ」

…?何故怯えているのだろう。顔を覆う様にして手で防御している。きっと町の人がこの悪魔と呼ばれる子を叩いてきたからだろう。そう思うと私は無償に苛ついた。炎が出せるからなんだ。この炎が…近付く者を燃やし尽くすからなんだ。だからみんなは悪魔と呼んでいる。きっとこの少年は出したくて出している訳じゃないんだろう。…きっと。 私は何故か赤い髪の少年を抱きしめた。数秒経つと、少年は目から大きな雫を溢して、抱きしめてくれた。


あれから少し経ったが、私達は仲良くなれていた。炎を見せてくれたりした。少年の名前はレウクラウドというらしい。炎だけじゃなくて、その紅い瞳も、紅い髪の毛も、その笑顔さえ奇麗だな、と見惚れていた。


町で、レウを✕すという事になった。私は早く、早くレウの所に行かなきゃ、早く知らせなきゃ、早く逃さなきゃ。それしか考えなかった。

YOU「ハァ、ッハァ、…レウ!何処?レウー!」
ru「バァッ!俺は此処だよ!」

そう言って脅かして来る彼はいつもと同じ笑顔。でも、今はそれどころじゃない。ざっくりと事情を説明した。伝えたあと、彼の顔をみると……絶望の顔をしていた。膝から崩れ落ち、紅い瞳から、ボロボロと水が出てく。でも、彼はすぐに立ち上がって言った。

ru「…はは、行かないと。」


そう言って町の方へ1人、カツン、カツンと靴が音を立てて向かって行く。待って!と追おうとするが、レウは炎を出して私を行かせまいとする。待って、待ってレウ、レウ!
最後に、私の方を向いて


奇麗な笑顔を見せた。







?「さぁ、此処で御話は終了で御座います。それでは……またお会いできる事を願っています。」

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クロノサルラカ - ま、マジかよ………!!!!最後、まさかの、え、あの方、え、ま???……!?二度見しました。神様主様主様ありがとうございます……!! (8月17日 20時) (レス) id: da800b43cb (このIDを非表示/違反報告)
ふる - 推しに殺されるのなら本望だな…おもしろかったです。 (2023年1月30日 21時) (レス) id: 238e97c08c (このIDを非表示/違反報告)
みなもち - 全部よめたぁぁぁ!!!本当に面白くて毎日読んじゃいます!!個人的にはレウさんの御話が一番好きです!出来れば次の御話とかも読みたいです!素敵な作品ありがとうございます! (2022年12月25日 0時) (レス) id: 84fbc0a830 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:矢遥弓化 | 作成日時:2021年12月27日 21時

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