ムシブギョー日替わり！【今日は誰に告白されるでしょうか】

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あなたの今日のお相手は…？ - 2024年4月26日

蟲奉行所にて、事件が起きた。月島君が何者かに斬られたという。

「月島君！」

私はすぐに見舞いに行った。幸い傷は浅かったが、まだお勤めに復帰は出来ないそうだ。

ひとまず安心した私は、色々と話をする事にした。

最近出た蟲の事とか、無涯さんがかっこいい！とか。月島君もとても楽しそう。

良かった。元気そう。私は、月島君の部屋を後にした。

〜・〜
数日後、同じ事件が起きた。今度は火鉢だった。

前と同じように見舞いに行くと、傷は少々深かったようで、起き上がれない状態だった。

本人は大丈夫だと言っていたけれど、どう見てもそんな状態ではない。

これからも、見舞いに行こう。

〜・〜
それからと言うもの、数日おきに人が斬られるという事件が起きるようになった。

それも、市中組の人達だけ。しかも、一度やられた人も、再度斬られる事もあった。

最初は月島君。次は火鉢。天間君、恋川さん、そして、小鳥さんまでもが……。

それに遭遇していないのは、無涯さんと私だけ。勿論私はやっていない。

だとしたら……ううん、無涯さんがそんな事する訳ない、よね？でも……。

「なーに怖い顔してんだよ。YOUちゃんらしくねえな」

不意に、後ろから声がした。声の主はすぐに分かった。……恋川さんだ。

「私は最低だ。大切な仲間を疑うなんてッ！」

背を向けたまま叫んだ。

「おら、元気出せよ。なんかあるなら聞くぜ？」

ぽん、と頭に乗せられた手は、とても暖かかった。

「……ありがとう」


と言う事で今、私は恋川さんの部屋にいる。

「YOUちゃんは誰が犯人だと思うんだ？」

「……無涯さん」

ホント情けない。無涯さんを疑うなんて……。

「無涯の旦那ぁ！？カカ、んな訳ねえだろ！」

「何で分かるの！？」

次に恋川さんが発した一言は、私を驚愕させるものだった。

「俺が事件の犯人だからだよ」

我が耳を疑った。彼の表情を見ると、先ほどの様に安心させる雰囲気はなく

気味悪く笑っている。

「他の奴らがお前と話してるとイライラするんだよ。
だからお前と話した奴を片っ端から斬ってった。無涯の旦那には流石に手は出せなかったけどな」

「何で、こんな事……」

「今言ったろ。俺はお前が好きなんだよ。
もし次に俺以外の奴らと話してたら……。
どうなるか分かんねえぜ？そいつ」

そう言った彼の目には、狂気が浮かんでいた。
〜・〜
恋川春菊さん(白夜様リク)

ヤンデレ

でした。

う〜ん……。ヤンデレ難しいなぁ……。

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