【undertale】I "Love" you

17種類の結果パターン

＊あなたはLoveで満たされた - 2024年5月9日

『あ、あの……大丈夫ですか？』

「だ、大丈夫だ！全然痛くないぞ！！俺様強いから…っ！」

『(いやめっちゃ半泣きなんだけど！？)』



私達の出会いは、とある雨の日のことだった。

怪我をしているモンスター…長身のスケルトン、Papyrusさんを治療した私は彼とすぐ打ち解けた。元々彼が友好的で、純粋で下心のない人だったからか、ただ私の警戒心が薄すぎるだけだったのか。

ともかく、私達はそれからとても仲の良い友達となったのだ。






それ、なのに。



「YOU〜！」

『ちょ、Papyrus！待っ…ち、ちかいって…』

「にぇ〜？いいだろ別に、おれさまYOUのことだーいすきだからな！」

『ひゃあ…！』



ぎゅーぎゅーと私を抱き締めて離さない、赤い顔のPapyrus。何故こうなったのか……。
夜にさしかかる頃に、軽快にインターホンを鳴らすPapyrusが来た。とりあえず私が訪問者を迎えるために扉開ければ飛びかかられ、今に至るというわけだ。

彼からは何故かお酒の匂いがして、あ、これSansさんかな…？といつもニヒルな彼の兄弟を思い出す。それすら機敏に察知され、抱き締める力が強くなったのだが。ぐえ…く、苦しい。



「YOU、ダメだぞ俺様以外のこと考えたら」

『Papyrus……？え、えと…』

「お前は俺様のこと、ただの友達だと思っているんだろうけどな…」




ぼそりと囁かれた、耳にするりと入り込んできた甘い…あまり聞くことのないPapyrusの低い掠れた声と思いがけない台詞に、私は固まった。い、色気が…！！




隠された下心

『(…「俺様はYOUを愛してるんだぞ」……かぁ)』
「YOU〜好きだぞ〜…むにゃむにゃ」
『下心、あったんだね…これからどんな顔をすればいいんだろ……』


＿＿
目覚めたら全く覚えないといい。

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