【東方project】 デート？ ただのお出かけ？

15種類の結果パターン

今日も誰かがあなたの家に勝手に入ってくる - 2024年5月7日

部屋でいつも通り、椅子に座って本を読んでいると……

ガチャッとドアの開く音ともに、

？「入りますね。」

と、言う声が聞こえた。

立ち上がって急いで玄関に向かうと……

「椛！」

椛「すみません、突然来ちゃって……。」

申し訳なさそうに笑う椛。

「どうしたの？」

椛「実はですね、迷いの竹林の案内をして欲しいんです。」

「……迷いの竹林？」

それだったら……

「もこたんの方が良いと思うよ？」

案内できるっちゃできるけど……

椛「えっと、その……それは、そうなんですけど……。」

突然慌て出す椛。

どうしたんだ……？

椛「と、とにかく！ 暇なら案内をお願いします！」

凄い必死にお願いされる。

「……まぁ、いいよ。」

椛「有り難うございます！」

椛の表情が一気に明るくなった。

椛「では、行きましょう！」



迷いの竹林に到着。

「で、何で突然案内をして欲しいと？」

歩きながら、椛に質問する。

椛「今日休日なので、あまり来たことのないココに来てみようと思って……。」

「なるほどね。」



しばらく歩き回っていると、もこたんに会った。



「あ、もこたん！」

妹「ん？ 珍しいな。」

「……どうした椛。」

椛の顔が、不機嫌な顔になった。

椛「……いえ、別に。」

プイッとそっぽを向く椛。

何なんだ一体。

妹「今日はどうしたんだ？」

「椛に案内をしてあげてるの。」

妹「そうか。お前に限ってないと思うが、迷うなよ。」

そう言って、もこたんは去って行った。

「椛、行こうか。」

椛「……はい。」

ブスッとした顔で、椛は歩き出した。



帰り道にて

「いつまでその顔なのさ。」

もこたんに会った後から、椛はずっと不機嫌な顔をしていた。

「何？ もこたんに不満でも会ったの？」

椛「それです！」

……え？

椛「その、もこたんって言う呼び方が不満なんです！」

前の方を歩いていた椛が振り返った。

椛「……何て言うか、妹紅さんと親しげなのが……嫌なんです！」

……嫉妬か。……可愛いぞコイツ。

「じゃ……もみっちって呼ぼうか？」

そう言うと椛は赤い顔になり、

椛「………はい。」

と、小さく頷いた。

椛「……また……。」

「ん？」

下を向いていた椛が顔を上げた。

椛「デート、しましょうね？」

………笑顔と犬耳最高だな。





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と、いう訳で、今日はデートでした。 おめでとう！

椛「今度、私の家に来て下さいね！」

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