芥川さんと一緒｡【文豪ストレイドッグス】

6種類の結果パターン

本日の芥川さん｡ - 2024年5月6日

ドレスアップ｡


***

『…え｡』

｢と云うことだ｡宜しく頼むよ､YOUくん｡｣

『え､あ､はい､了解しました｡』





その日の私は首領に呼び出された｡

何用か?と､走り出したことがきっかけ｡



…またエリス嬢の服についてだろう､と考えていた私を殴りたい｡

いざ首領の部屋に入ると､芥川も居たのだ｡



『え…な､何故此処に芥川が…?』



思わず疑問も飛び出すのだが…

どうやら呼び出した内容は､芥川に女装させてほしいとのことであった。

何故私｡解せぬ。



***
『はい､此処座って｡』

｢あ､嗚呼…｣




ぎこちなく座る芥川は何だか何時もとは違い､新鮮だ｡


『面白いねぇ､首領も｡

今回抹殺する相手が女好き…なら､君が女装すれば問題ない｡だなんてさ｡』


｢い､云うな…｡｣



と､会話を進めながらウィッグを被せる｡


『…芥川って女子?』

｢何を云っている｡遂にお前も頭が可笑しくなったか｡｣

『いやいや､だって凄く似合ってるよ?』



黒髪ロングのウィッグ｡悔しいが､とても似合っているのだ｡




『まぁ良いや､ドレスドレス…



…黒のマーメイドドレスかな｡よし､此れだ｡此れしかない｡』←



｢どうせならば僕を殺してくれっ…!｣


『ふっふっふ…逃げられないぞ､芥川!覚悟しろっ!』



私は芥川に飛びかかった｡




***


『…本当に芥川?綺麗すぎてわからない｡』

｢う､煩い…｡｣



サラリとした髪｡

身体のラインがよく見えるマーメイドドレス｡


ほんのり赤く染まった頬…



『…ひぐっちゃんに送っとこ｡』

｢其れだけは辞めろ､其れをしたら僕がお前を殺す｡｣

『きゃー､物騒ー。
でも残念｡もう送りましたー｡』

｢羅生門っ!｣

『ぎゃああっ!』





※任務は無事終えたそうです｡



.





.






.

おまけ｡

ひぐっちゃん
...
[YOU先輩!有り難う御座いますっ!!家宝にしますね!]




『返信早いな､この子…恋する乙女で良いじゃん｡』


思わず背中を押してあげたくなるな｡







『…まぁ､彼奴もモテるもんなんだねぇ｡』



ちょっぴり羨ましい｡

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