D機関のみなさんと音楽弾いてみた。

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原作、公式設定ガン無視です(｀・ω・´)

それでもいいならどぞ！

5種類の結果パターン

貴方のパートナーは…… - 2024年5月10日

小田切くん×トランペット(弾かない)

貴｢意外ね。小田切くんがトランペットなんて。｣

小｢一時期、軍楽隊に所属していた頃があったんだ。それで、同期に手ほどきして貰った。｣

貴｢へえー｣

小田切くんとの会話は正直長く続かない。

寡黙で、滅多に笑わず、はっきりいって苦手である。彼にどう接していいのかわからない。

貴｢ねえ、小田切くん｣

小｢なんだ｣

そういうと私は、小田切くんのネクタイをこちら側に引き、顔を近づけた。

彼は稀にしか見せない狼狽の表情を見せて、目を逸らそうとした。

我ながら、なかなか恥ずかしい。

でも、こういう時は大胆にやっていかなくちゃ。

小田切くんとの距離は遠のいていくばかりだから。

小｢どうしたんだ……？｣

貴｢ねえ、小田切くん。

私にもっと興味持ってよ｣

小｢すまない。そういうつもりじゃ……｣

心底申し訳なさそうな顔をするので、少し気の毒に思えてきてしまう。

小｢俺は、このD機関にいる時、自分自身を見失いがちなんだ。

化物たちに毎日接していると、自分自身も本当に化物になれるのか、これからの未来はどうなるのか、そればかり考えてしまう。

俺の個性を殺して、彼らに混じる。それが辛くて仕方ないんだ。｣

ここまで、彼が喋ったことはあっただろうか。

ここまで、彼は思いを伝えたことはあっただろうか。

小｢本当にすまない、YOU。

だが忘れないでくれ。

こうやって、本心を明かしているのは、お前を愛しているからなんだ。

お前が愛おしくて仕方ないんだ。｣

そういうと、彼の腕が私を優しく包んだ。

小｢音楽を通じて、お前とだけは本心で心を通わせたい。｣

貴｢……馬鹿ね。

最初から、そう言ってくれたら、もっと前から貴方のことを愛していたのに。｣

そう言うと私はニコリとして彼の背中に腕をまわしかえした。

貴｢それよりも、今は練習でしょ？｣

小｢ああ……よろしくな、YOU｣

貴｢うん……//｣