※雨限定から、天気すべてに変更致しました。雨の話は残してあります※｢雨って、なんか泣けてきちゃって｣
｢太陽だって、月だって、晴れてなきゃ見えないから｣
｢俺、もっと君の顔みたいかも｣
｢雪のように、人って消えてくんだよな｣
＿＿＿＿4人の男の子ととある女の子のお話。
＊ＳＴＯＲＹ
□Rain： 駒沢 浩人 ( 切 )
□Rain： 藤谷 慶太朗 ( 微甘 )
□Rain： 石城 結真 ( 甘 )
□Rain： 江川 直樹 ( 切 )
□Rain：石城 結真 ２ ( 切 )
□Rain： 駒沢 浩人 ２ ( 甘 )
6種類の結果パターン
｢ あーしたてんきになーれ ｣ - 2024年5月2日
今日は 江川直樹 さん。
＊＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＊
．
俺の友人は変わっている。
これは皆が言っていることだった。
友人の名は、瀬戸YOU。
天候が大好きで、その中でも雨が好きだとか。
よく｢あーめあーめふーれふーれかあさんがー｣なんて歌っていた。
そんな彼女は、よくこう言っていた。
｢さとみちゃん、今日は晴れだったー｣
と、人を天気で表していた。
いつも聞くたび、なんだか不思議な気持ちになった。
俺は今、そんな彼女と教室で二人きりだった。
彼女はやはり、空を見ていた。
そんな彼女は、俺に声をかけてきた。
｢ねぇ、直樹くん、直樹くんは今日の天気みたいだよね｣
そう、いつもの笑顔で言った。
今日の天気は、曇り。今にも雨が降りそうだった。
｢何それ？俺がいつも暗いみたいだね？｣
｢うぅん？違うよ？｣
ニコニコしながら否定をする瀬戸さん。正直ムカついた。
｢だったら何？馬鹿にしてんの？｣
思わず彼女の肩を掴んでしまう。
｢馬鹿にしたことないよ？言っていいのかなぁ｣
｢何？悪いこと？いいよ、言えよ｣
｢必死になってる時に言うのは良くない。落ち着いてよ｣
彼女に宥められ、我にかえる。
｢……ごめん｣
俺が手を離すと、彼女は笑ったまま、静かに話した。
｢私は、今日の天気をあることを隠してることって考えてるの。隠してることっていうのはね、｣
ふっと笑う瀬戸さん。
そこで俺はほとんど気付いた。
そして彼女は言った。
｢涙だよ｣
それを聞いたとき、俺の目から何か熱いものが溢れた。
俺の感情をうつすかのように、外に雨が振りだした。
｢あ……、その、｣
｢泣いていいの。ずっと直樹くんのこと気になってたの。なんか、辛そうだなって。だから、今は泣きたいだけ泣いて？｣
そして、彼女は俺を抱き締めた。
俺のすすり泣く声は、雨音に紛れていった。
．
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こっぺぇぱん。 - 江川さんのもらい泣きしました(大泣) この感じの小説好きです！これからもがんばってください！ (2017年10月7日 23時) (
レス) id: 541f3b0c33 (このIDを非表示/違反報告)
しいちゃん - 石城さんの優しさが、傷ついた私の心に響きました(*￣0￣)/ 石城さんって、本当にや…優しいんですね。いつもありがとね('◇')ゞ (2016年10月13日 20時) (レス) id: 0e4649e391 (このIDを非表示/違反報告)
しいちゃん - 藍さん、こちらこそ今後ともよろしくお願いします('◇')ゞ今日は石城さんとの甘な話でした。子猫ちゃんをかばうために、突然私を抱きしめた石城さんに、不覚にも私ときめいてしまいました(n*´ω`*n)石城さんがやるから、いいんですよ！！ (2016年10月8日 21時) (レス) id: 0e4649e391 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - しいちゃんさん» ありがとうございます！とても嬉しいです...！今後とも、よろしくお願いします！ (2016年10月8日 20時) (携帯から) (レス) id: 207d3838b7 (このIDを非表示/違反報告)
しいちゃん - 駒沢浩人さんとの、甘な話めちゃくちゃよかったですv(￣Д￣)v ｲｴｲ駒沢さんと気が合うなんて、うらやましいな〜憧れちゃいますよね(*￣0￣)/ オゥッ!! (2016年10月7日 21時) (レス) id: 0e4649e391 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍 | 作成日時：2015年6月14日 22時
