ブルロキャラと、お風呂に入りませんか？【ブルーロック】

8種類の結果パターン

今日一緒にお風呂に入るのは･･･。 - 2024年5月13日

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御影 玲王


「なあ、凪が今日さ、」

･･･最近、私の彼氏は口を開けば凪くんのことばかり。
そこで私は御影くんを家に招き、とある計画を実行することにした。

「ねぇ御影くん、一緒にお風呂入ろ。」

「はっ！？」と困惑する御影くんの腕を引っ張り、強制連行する。御影くんが入ったら私が後から入るからと言えば、御影くんは割とすんなり頷いてくれた。

そうして、私もお風呂場へ入る。
そこには色気の凄い御影くんの姿があって、この時点で心臓を抑えたくなったが平気な振りで先へ進む。
そう、この計画は一緒にお風呂に入って思考を私に向けようという物だ。

既に体を洗い終わったらしい御影くんは先に浴槽へ入ってしまった。私もさっと体を洗い、立ち上がる。

「お、終わった？結構浴槽狭いし密着しないと入れねぇけど。」

･･･確かに御曹司の彼にとってこの浴槽は狭いだろうか。

そんなことを考えつつぽすっと御影くんの腕に包まれる。しかし、いざやってみると結構恥ずかしい。

「最近さ」

そんなことを考えていれば、御影くんがふと口を開いた。

「なんか怒ってる？」

そんな言葉。御影くんは私の嫉妬に気付いていなかったらしい。

「怒るよそりゃ！最近御影くん凪くんについてしか話さないんだもん。なんで気付かないの！」

ぎゅう、と彼の体を抱き締める力を強くする。はっと息を呑む音が聞こえた気がした。

「はー、俺の彼女かわい。」

「な、私は本気なんだけど！」

むっとして言えば、御影くんは私の耳の横で囁く。

「･･･逆にさ、俺がお前を嫉妬させるために態とやってるとは気付かなかったのかよ？」

「ひぅ･･･！？え！？」

その言葉に思わず横へ顔を向ける。何時もの彼からは想像出来ないような甘い顔が、視界に映った。

「馬鹿YOU。お前こそ俺だけ見てろっつの。」

また耳元で囁かれる。低い声が鼓膜を震わせ、思わず間抜けな声が出てしまった。

うるさい心臓を宥めていれば、今度はかぷりと耳を噛まれる。

「あうぁ！？」

「お前から誘ってきた訳だし、俺は好きにしていいってことだよな？」

そう言われ、ちゅ、と耳にキスを落とされる。彼を止める私の声は虚しく呑まれていった。

「俺から離れんなよ。」

甘く囁かれ、もう私は大人しくされるがままになるしかなかった。そのまま抱き締める力を強くされる。
･･･耳が弱いの、完全にバレた。


「(最近他の男とよく話してるから気を引くためにやったとか絶対言えねぇ･･･。)」


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