君におとされて【鬼滅の刃】

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「なんで気付いてくれないの」

「鈍感にも程があるぞ、」

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鬼滅の刃のキャラクターに
おとされてみませんか？

▲▽▲▽▲▽

※ガッツリ夢物語
※口調.キャラ崩壊あり
※本当におちるかは保証しません
※荒らし.意味のない低評価はおやめ下さい

【この方々におとされます】

•竈門炭治郎
•我妻善逸
•時透無一郎
•栗花落カナヲ
•煉獄杏寿郎
•不死川実弥

↑ぼちぼち増やしていきますので少々お待ちください

※リクエスト等はまだ受け付けません

誤字脱字.ご感想はどんどんコメントお願いします。

作者のこだわりと言う名の付け足しコーナーはじめました

○12/16 【不死川実弥】さんのお話を追加&修正

6種類の結果パターン

今日は誰におとされる？ - 2024年5月13日

今日は【栗花落カナヲ】さんにおとされます
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『カナヲ〜！遊びに来たよ〜！』

屋敷の縁側にひとり、蝶と戯れている君に声をかけた。

彼女は私に気がつくと少し頬を緩めてはにかむ。

「あのねYOU、ここには病人が居るの。YOUの遊び場じゃないよ」

『それしのぶさんにも言われちゃったな！』

なら尚更静かにしてね、言葉には出さずともカナヲの圧がそう訴えてくる。

しのぶさんとそっくりだ。勿論良い意味で！

私はカナヲの隣に腰を下ろす。

「YOU、来てくれるのは嬉しいけどね、私なんかと…」

『やだなぁ、友達なんだから一緒に居たいって思うのは当たり前だよ！カナヲが嫌なら来ないけど、』

「…！嫌じゃないよ、嬉しい」

必死に首を横に振って、自分の気持ちを伝えてくれる。

はじめましての時と比べると大進歩だ。

めげずに話しかけた甲斐があったよ…一瞬ガッツポーズをするけど、ふとあの少年を思い出す。

彼は私よりも短期間でカナヲの心を動かした。

少しだけ、ずるいと思う。

私と居る時よりカナヲの表情が豊かなのだ。

『本当に？炭治郎より？』

「…いじわる」

君が頬を赤らめて、返事に困るから。

カナヲの友達(自称)第一号として、個人的に彼をちょっとだけ敵視している。

『カナヲにも好きな子が出来るなんて、嬉しいなあ』

君は、はにかむだけで何も答えない。

私はカナヲを応援したいと思うし、協力してあげたいとも思う。

幸せになってほしいと思うから、私は君の友達でいい。

友達のままでいい。

屋敷の中は騒がしいはずなのに、この辺りだけが静寂に包まれる。

ふとその中から勢いの良いあの少年の声がした。

『…私、かえるね』

居ても立っても居られなくなり私は立ち上がって、いつもより少し早足で歩き出した。

「、まってYOU！」

カナヲは急いで立ち上がり、普段より大きな声で呼び止める。

同時に羽織の袖を引っ張られているので私は足を止めざるを得ない。

「…あのねYOU、私ずっと言えなかったんだけど、」

いつの間にかカナヲは私の手を包んでいる。

あの時と逆だ。

「好き、」

たった一言なのにびっくりして言葉が出ない。

「この気持ちはYOUが初めてだよ」

君がそんなに真剣な瞳を向けるから

はにかむのは私の方だった。

…………
作者のこだわり(?)

「友達だから？」