女子にかけられた呪い【呪術廻戦】

5種類の結果パターン

あなたの本日の占い結果です - 2024年5月8日

今日は顔面兵器の最強です(
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『ごめんね、悟…』

五「いーのいーの！こういう時ほど休んでおかないと！」

五「今日は大人しく僕に頼って。」

『…ありがとう』


女の子の日2日目。

私の世界線が漫画なら、きっと何かしらの効果音が付いていそうな感じの腹の痛みに心をズタズタにされる。

互いに呪術師で多忙なため、休日の被りなんてごくほんの一握りで、

今日はその一握りの中の1日だったのに…。


『っ…』


きゅうっ、と腹が痛む。

思わず手を強く握って、耐えようとする。


五「あーあー、そんなに強く握らないで。YOUの皮膚、薄いんだからすぐ血出ちゃうよ。」

五「握るなら僕の手握りな？」


と言われ、両手を悟の大きな手で包まれる。


五「あはは、すっぽりじゃん！てか冷たいね。あったまるまでこうしててあげる」


そうして手をぎゅっと握られた。


『…あったまったら、やめちゃうの？』

五「…そんな可愛いこと言わないでよ…喰べたくなっちゃう」

『やーだ。食べたら絶交ね』


談笑を交わしていたらいつの間にか悟の膝の上で、優しく腰とお腹を体温で温めてくれていた。


五「…これが毎月、かぁ。女の子って思ってたよりも大変なんだね。」


代わってあげられたらなぁ、なんて呟きながら、お腹をトントンしてくれる。


『血、うつっちゃったらごめんね』

五「YOUの血なら本望かなっ」ｷﾗｯ

『通常運転だね』

五「好きな女の子の血なら嫌がる男はいないと思うけどなぁ〜」

『実際どうなんだろーね』


そんなことないでしょ、と心でツッコミを入れた。

いくら彼女のものだからといえど、他人の血が得意ではない男性だっているだろうし、中には自分の血が付くのですら嫌、と言う人もいるだろう。

呪術師という職業柄、血が付くなんて日常茶飯事で。

そんなことで嫌がっていたら、この仕事できないのはわかっているし、特級術師となれば尚更だ。

任務先の人間の血、呪霊、時には呪詛師の血だって場合もあるだろう。

でも、悟なりの優しさと気遣いが、私はとても嬉しかった。


『…悟、』

五「ん？」

『ありがと、ね』

五「いーよいーよ、これくらい。今度またデートしようね」


そう笑って、頭を撫でられる。

少し痛みが和らいだ気がして、思わず笑みが溢れた。

どうやら私は、世界で一番素敵な彼氏を持ったようだ。

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