【遊戯王】遊戯くんとの一日

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こんにちは～(*^_^*)

デュエルリンクスでイベントの遊戯くん(天使)に萌え殺されているRegiです

初の遊戯王二次創作小説なので温かい目で見てください♪

☆結果リスト★

劇場版遊戯くんとの午前7時

DM遊戯くんとの午後1時

東映版遊戯くんとの午後3時

闇遊戯との午後7時

魔王様との午前0時

…と以上になっております♪どの遊戯が一番よかったとかコメントくれると嬉しいです！

他の作品で名前を入れてから見た方がおすすめです(笑)

ATMも入れるべきか迷ってる…(＞_＜)

5種類の結果パターン

今日の遊戯くんはセクシーなの？キュートなの？それとも…？ - 2024年5月7日

カーテンの隙間から零れる光に目を覚ました。

YOUはかすかなキッチンからの匂いを感じ、階段を下りた。

「おはよう。もう、おねぼうさんだね」

朝食の用意をしていた遊戯が言った。

甘い食欲をそそる匂いは遊戯の作ったオムレツだった。

テーブルの上にはこんがりと焼けたトーストもある。

遊戯が朝ごはんを作ってくれていた。

「おはよう遊戯。早いね、それに朝ごはんまで」

目の前のオムレツを見つめながらYOUは椅子に座った。

すると、YOUの向かい側に座りながら、遊戯が言った。

「昨日随分遅くまで起きてたみたいだから、疲れてるだろうなと思って」

そう言うと、心配そうにYOUを見つめた。

「あまり無理はしないでほしいな…」

聞きながらも、YOUの目線はオムレツから離れない。

「うん、できたら…ね」

ﾋｮｲｯ

「！？」

突然、YOUの視界からオムレツが消えた。

目線を上げると遊戯がそれを片手に持ち上げていた。

「僕の話が終わるまでオムレツはだめだよっ」

怒るのに慣れていないようで、今にもぷんぷんという効果音が付きそうだ。

「とにかく！手伝えるようなことは、僕にも言ってほしいんだ！そろそろ大人だから…た、頼りにされたいんだ」

真剣な眼差しに今までの遊戯との違いが表れていた。

(もう一人の遊戯が帰ってから、一人の人間として頼りがいのある大人になっている。

少しずつだけどこの変化に私はついていけるのかな)

「…うん。無理しないように、するね」

そう言うと遊戯はうなずいて、オムレツをYOUの目の前に置いた。

「ありがとう…じゃあ、いただきます」

両手を合わせてからそっと一口分を口に運ぶ。

(おいしい…ふわふわだ、すごい…)

遊戯がYOUの満足な表情を見て恥ずかしそうに口を開いた。

「これ、実はずっと練習してたんだ」

「え…」

「君のそういう、喜んでる顔が見たくて…」

顔を伏せたかと思うと、遊戯は急に立ち上がった。

「あっそろそろ僕行かなきゃ！」

バッグを持って、そそくさとリビングから出ていった。

玄関で靴を整える音が聞こえる。

「い、行てきまーす！！」

(は、はやい…)

突然のことで唖然としていると、視界の端にお弁当があることに気が付いた。

「待って！！忘れ物！！」

焦りながら追いかけていると、昔の遊戯の後ろ姿を見ているようで少しほっとした。

(私も遊戯のことを支えたいな)

そう思い、遊戯を追いかけた。