逃げましょう！夢主さんっ！あなたはヘタキャラ達に愛されすぎています！！【ヘタリア】

25種類の結果パターン

あなたの本日の占い結果です - 2024年5月9日

今日は《プロイセン》です。

どうやら夢主ちゃんはプロイセンと結婚してしまったようです。

新婚半年なのにギルベルトは会社で残業ばかり・・・




PM１１時


カチャ・・・
あ、帰ってきた！！


「ただいま、YOU。遅くなってごめんな。」

「遅いよー、ギル！」

「ホントに悪りぃ/// 俺ら新婚なのによ・・・。
　でもこうやって何時に帰ってもお前が出迎えてくれるっていうのは
　やっぱいいぜー！ どんなに仕事が辛くても明日も頑張ろうって思えるんだぜ！ｹｾｯ 」



「そっか、ギル、いつもお疲れ様！
　人知れず頑張ってるギルのこと、私は大好きなんだよ///？」

「・・・嬉しすぎるぜ。YOU！！
　俺様、明日も頑張っちゃうぜー！！！ (ｽﾞﾋﾞｯ！)」



「やだ、ギル泣いてるの？」


「泣いてなんか・・ｽﾞﾋﾞｯ・・・ないぜ！ 」



バレバレの強がりと共に、ギルは、私の最愛の夫は、私の胸の中に倒れ込んできた。


私はギルの銀髪をワシャワシャと掻き回す。


そしてネクタイを緩めて、ワイシャツのボタンを２つだけ外す。


「ギル、泣かないで？ 疲れてるんだね？
　とりあえず、お風呂に入ったらどうかな？ それからお酒でも開けようか。」


「おう、そうだな、ヴェストがくれたいいビールが２本あるからな、
　風呂上がりにそいつを開けよう。」


涙目のまま彼はうなずく。そしてニヨッと笑うとシャワールームに向かった。





「ふぃーっ、いい風呂だったぜー！ おーいYOU！」

「あ、ビールね？」

「いや、そうじゃないんだ。ちょっと来てくれ。」






「今日はもう、ビールは、いいぜ。」

「え〜！？ そうなの？」



「その代わり、もう寝よう。 はやく寝室に行こう。///」


そう言ってギルは「グイッ」と私の腕を力強く引っ張った。


「あ、ちょっ！」




ベッドにて。


「なあ、俺って昔、バカなヤツだったよな？ 一人が楽しい、なんて強がっててさ。ｹｾｯ」

「うん、今でもだけどねｗ
　変なとこで律儀だしね、一人でいろいろ抱え込んじゃうとことかね？ｗ」



クチュッ・・・ム・・ンムッッ・・チュッ。




「ッハァ・・・ッ・・・・苦しいよ、ギル。」


今更だけど、ギルってキスがすごくヘタだよなーと気づく。



ギルのごつごつした男らしい手が私の両頬を挟み込む。


そして彼はまっすぐ私の目を見て言う。



「YOU、大好きだぜ。 世界一、愛してる。」


今度は私が涙をこぼす番だった。

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