【実況者】今夜も眠れない【日替わり】

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＿夜、2人で同じベッドに沈む。

「おやすみ」と言って夢を見るのはまだまだ先の話で。

彼は今日も、そう簡単には寝かせてくれない。

実況者さんとの、とある一夜のお話です。
初めての日替わりでございます。
お時間があれば暇潰しにでも読んでってくださいな。

※実況者本人様とは関係ありません。
※ぴんくです。結構ぴんくです。ごめんなさい。

◎彼氏になる実況者様◎
・キヨ
・フジ
・レトルト
・アブ
・牛沢
・ヒラ
・こーすけ
・えおえお
・わいわい
・殿堂入り記念シークレット１
・殿堂入り記念シークレット２New!!(4/2)

☆殿堂入りありがとうございます！！
☆登場する実況者様のリクエスト等は一応意見として受け取らせていただきます。
☆シチュエーションのリクエストは大歓迎です！！！
☆作者の名前を『あしゅ』から『はやちる』に変えました！！

新しい小説できました…↓↓
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/4ae6759aad1/

11種類の結果パターン

今日は誰と夢を見る？ - 2024年5月8日

Today's partner is Usizawa…

「ただいまー…」
『おかえり！！』
「うぉっ！？」
時刻は夜中の1時。夕飯の準備をしている時に届いた彼からのメッセージは、社長に飲み会誘われたから帰りが遅くなる、先に寝てていいよ。という一方的なものだった。会社内では上司から好印象を持たれている彼は断ることが出来なかったのだろう。
とは言っても、実際に1人だと何だか落ち着かなくて、寝るにも寝られなかった。だから結局彼が帰ってくるまで起きて待っていたのだ。

「お、起きてたのか？」
『なんか寝られなくて』
「そっかそっか、俺と一緒じゃないと寝れないんだよなーYOUちゃんは」
違う！と否定してもなぜか嬉しそうな彼に、はいはい、と頭を軽く撫でられて簡単に流されてしまった。

「さっさと風呂入ってくるわ」
『はーい』
適当にテレビの電源を入れて、彼があがってくるのを待つ。さっきまでぱっちりしていた目も、重たくなってきた瞼によって閉じてしまう。なんだかんだ言って安心したのかもしれない。

「…ったく、寝れないんじゃなかったのかよ」
『あ、あれ…？』
いつの間にか自分の隣に座っていた彼はスマホをいじっていた。時計を見ればあれから30分も寝ていたようで。

『ごめん、起こしてくれればよかったのに』
「YOUだって俺のこと待っててくれただろ」
優しく微笑む彼を改めてやっぱり好きだ、と思う。その瞳を見つめていれば、いつの間にかすぐそこには綺麗な顔があって。

『ん、』
それが長いのか短いのかもよく分からない、触れるだけのキス。

「ベッド行こ？」
手を引かれて寝室に向かった。自然と離れた手は、ベッドに入ってから再び繋がれる。

「まさかYOUがこんな時間まで起きて待っててくれてたとはな」
『うっしーと一緒に寝たかったんだもん』
「…何でそんな可愛いこと言うんだよ」
薄暗いなかで、彼が揺れるのがわかった。

『ぁ、っ…』
彼の髪が当たってくすぐったい、なんて思っていた直後に首元にチクリとした痛みが伝わってきた。その跡をゆっくり舐められてまた甘い声が出る。

「もう夜遅いから早く寝かせてあげようと思ってたのに」
『え？』
「全部、お前が悪い」
瞬間、少し荒々しいキスをされて酸素を奪われる。腰のあたりを探っていた手は服の中に入ってきて。
あぁ、また彼のエンジンをかけてしまった。しかし自分でもそれを期待していたのかもしれない。
明日はきっと、寝不足。

☆★☆★☆
うっしーの笑い方が個人的に好きです。