【鬼滅の刃】ご都合血鬼術にかかったキメツ男子

18種類の結果パターン

今日ご都合血鬼術にかかるのは？ - 2024年5月10日

ラッキースケベ 煉獄杏寿郎

ーーー

｢うむ！そういう事だ！｣


いや、そんなにハッキリと言われても困るが…。

元気に返事する煉獄さんと私との間は、部屋一つ分距離が空いている。


｢それは…とても困りましたね｣


炎柱ーーー煉獄さんは、昨夜の任務にて鬼の血鬼術に掛かってしまったのだ。

その名も、ラッキースケベの術。
詳しい説明は省くが、これのせいで煉獄さんは、

道行く水柱様に倒れ込んでしまい彼の尻を揉んでしまったり、湯浴み中の風柱様の裸を目撃してしまったりしている訳である。

今のところ被害が男性だけですんでいるのが不幸中の幸いだ。
これがもし女性であったら、煉獄さんはお縄につくことになってしまうところであった。


｢じゃあ、煉獄さんには二三日お部屋のみで生活してもらいますね｣

｢ふむ、それが妥当だな｣

｢はい。厠や風呂へは行ってもかまいませんが、極力お一人でお過ごしになられるようお願いします｣

｢それは断る！！｣


な、なんでだ…。別に、無理なお願いはしていなかったと思うけれど。

煉獄さんは立ち上がり、私の方に歩いてきた。


｢君と一緒にいられないのは嫌だ｣

｢な、何を仰っているのです｣

｢君も俺と部屋に居てくれ。｣


それでは、ラッキースケベが起こってしまう。煉獄さんを隔離する意味があまりない。

煉獄さんが私の前まで来ると、あの血鬼術の力がはたらいた。

彼が、つるっと畳に滑ってしまったのだ。


｢きゃっ｣

｢わっ｣


目を開けると、一面に煉獄さんのしたり顔。ら、ラッキースケベを使いこなさないでくださいっ！

右手は顔のすぐ近く。左手は私の胸を掴んでいて、足は私の股に当たっている。

煉獄さんが身動ぎすると、触れている股や胸から快感が伝わって、恥ずかしさに顔がかっと赤くなった。


｢どさくさに紛れて君にこんなイタズラができるなんて、まさにラッキー、幸運だ｣

｢や、辞めてください…だから離れようと｣

｢いいや！俺は離れない。周りに迷惑をかけないように外を出歩かないし女中や世話係りにも近づかない。しかし、君は別だ｣


煉獄さんが掴んだままでいた私の胸をふにゅっと軽く揉んだ。な、何をして…。瞬間、私にはびりりと快感の電流が駆け抜けた。


｢ひゃっ……や、やめ｣

｢ふふ。可愛い反応だな｣


この後の三日間を思うと、苦労が絶えないなあ。焦る脳内でそんなことを考えた。

ーーー

｢評価とコメント、頼むぞ！｣

この作品には18種類の結果があります

お気に入り登録で明日違う結果をチェックできます

占いを作る｜感想を書く
他の作品を探す

ブログに結果貼り付け：